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ゲーム概要
プレイ人数 | 1〜4人 | プレイ時間 | 20〜分 |
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対象年齢 | 8歳〜 | 価格 | 4,180円 |
発売時期 | 2021春 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | Thomas Sing(トーマス・シング) | イラスト・DTP | Timo Grubing(ティモ・グルービング) |
ゲーム詳細
『ザ・キー:オークデールクラブ殺人事件』は、同日に発生したために真相が不確かな3つの殺人事件について、机の上に散らばるカードを各々が早取りすることで、記された断片的な目撃証言や証拠品を集め、誰がいつどこで何を凶器に使ったのか、どうやって逃げたか、の正しい組み合わせをできるだけ少ない手がかりで推理するゲームです。
2020年11月の発売当初より日本語版を発売し、各所で好評を博した人気のゲーム『ザ・キー』シリーズの推理する要素が増えて、より難易度がアップした第二弾です。
物語
かの有名なオークデール・ゴルフ・クラブで、恐ろしい殺人事件が3件立て続けに発生しました。幸い、3人の容疑者を取り押さえることができましたが、誰がどこでどの凶器を何時に用いたのか、そしてどのゴルフカートで逃走を図ったのかがわかりません。
机の上に散らばった目撃証言や、科捜研の現場検証により判明した数々の証拠を分析し、真相を解き明かしましょう。
ゲーム内容
「捜査開始!」の合図で、全員同時に、テーブルに散らばったたくさんのカードの中から、真相究明の手掛かりになりそうなものを探して1枚ずつ確保していきます。
「人物と凶器」「凶器と逃走手段」など、推理に役立ちそうな情報と関係性の傾向を確認した上で選びましょう。
選び取ったカードの表側には、「金髪の人物が毒で殺した」「赤いカートが使われたのは青いカートよりも前」などの断片的な情報が記されていて、自分の手元の推理ボードにマーカーで書き込んでいきます。それらを組み合わせることによって、真相究明の5要素〈犯人〉〈犯行時刻〉〈犯行現場〉〈凶器〉〈逃走手段〉の正しい組み合わせを導いていきます。
こうして、全員が「事件の真相を究明できたはず」と捜査を終えたら、解決ボードと鍵を使って答え合わせをし、正解だった人のうち、推理のために集めたカードの〈有益情報度合い〉の合計が一番少なかった、つまり、より少ない手掛かりで真相にたどりついた人が勝ちです。
難易度がグッと上がっているので、有益情報度合いが少ないカードだけでは真相にたどり着けないかもしれません。たくさんの情報を精査して、推理を進めましょう。
何度でも楽しめる推理ゲーム
事件を解決したらそれで終わりではありません。実は、鍵の色で示された9つの「異なる真相」が存在します。さらに、普通に1ゲームが終わったときの答えの要素の組み合わせなど、ほぼ覚えていられません。実質的に、鍵の色を変えながら、何度でもくり返して遊ぶことができるようになっているのです。
さらに、毎回、膨大にあるカードのうち、どのカードを集めてくるかの取捨選択は、推理状況に応じて異なります。捜査官としての〈評価得点〉を高めるため、どのカードを選ぶべきかの新鮮な悩ましさが楽しめます。
難易度:中級
この『ザ・キー:オークデールクラブ殺人事件』は、ザ・キーシリーズ第二弾です。第一弾である『ザ・キー:岸壁荘の盗難事件』より難易度がアップしています。
前作では、容疑者、盗難品、逃走手段の3つだった項目に1つ追加され、容疑者、凶器、犯行現場、逃走手段の4つの正しい組み合わせを導かねばなりません。さらに、容疑者の、ある地点での目撃時間から、クラブ内の地図を参考に逆算して犯行時刻を推測したりと、より多角的なアプローチで検証しなければならない証拠が増えています。
『ザ・キー:岸壁荘の盗難事件』で、捜査スキルを高めた優秀な捜査官でも、真相にたどり着くのは至難の技となることでしょう。
ここがおすすめ
全員一斉にカードを確保していくことで生まれる焦りの中、断片的な手掛かりによる論理的な推理を効率的に行なう難しさが楽しいゲームです。すでにそれまでの推理で判明している事実に関する、意味のない手掛かりカードを引いてしまったり、欲しいと思っていた傾向のカードがライバルにほとんど取られてしまって見つけられなかったり、推理系のゲームとしては異例の、全員でわいわいと楽しめる賑やかさも魅力です。
中級、といえども難易度は大幅にアップしており、推理に自信がある人向けになっています。
短時間でじっくり遊べる推理好きの大人向けとして超おすすめのゲームです。
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