たなごころ @bg_tanagokoro
みんなのごみ
¥8,000
私のごみもあなたのごみも、一度捨てれば「みんなのごみ」
ゲーム概要
- 日々自分の家から出されるごみ。みんなで協力して減らして、最終処分場があふれるのを食い止めろ!
- ごみは1人じゃ減らせない。自分が減らせなくても、他の誰かはなんとかできるかも。さあ、声をかけ合おう。
- 環境問題の専門家が監修。ゲームを通じて" ごみの削減に対する新しい価値観"を体験しよう。
プレイ人数 | 2〜4人 | プレイ時間 | 45〜60分 |
---|---|---|---|
対象年齢 | 10歳〜 | 価格 | 8,000円 |
発売時期 | 2020大阪(開催自粛) | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | 手作りボードゲームチームたなごころ | イラスト・DTP | 白鹿、KAP、久保田哲生 |
ゲーム詳細
ゲームの目的
プレイヤーはとある町の住人です。
町のごみを燃やして残る灰や不燃物などが行き着く最終処分場は、今のままではあと5年で満杯になってしまいます。
プレイヤーは全員で協力して、毎年町から出るごみを減らしましょう。
5年間ごみ削減活動をした後に、最終処分場がごみであふていなければ、プレイヤー全員の勝利です。
ごみを減らす行動に必要なのは、「知識力」「目利き力」「技術力」「人間関係力」の4つの能力。
そして一番大切なのは、心のゆとり!
ごみの発生を抑えるリデュース、再使用するリユースを中心とした暮らしの中で、みんなでごみを減らそう!
内容物
ゲームを始める前に
能力値の割り振り
各プレイヤーは配布されたごみ削減カードを参考に、自分の4つの能力を合計値が7になるように割り振り、レベルキューブをセットします。
ごみ削減カードは使うことで、ゲームの中で発生するごみを減らすことができたり、能力値を上げたりすることができます。
カードを使うためには、カード上部に書かれている能力値を満たしている必要があります。
ゲームの流れ
このゲームでは1ラウンドを1年として数え、5ラウンドで5年間を過ごします。
1年は以下の4つのフェーズに分かれています。
フェーズ1.年の始まり
1-1. 今年の出来事
年の始まりにはまず、メインボード上の該当する年のイベントカードめくります。
これが今年起こるごみに関わる社会的なイベントです。
イベントには良いイベントと悪いイベントがあります。
良いイベントカードにはプレイヤー全体の能力値アップや、ごみの削減などの効果があります。
悪いイベントカードが出た場合は、社会全体のごみが増えたり、産業廃棄物(通常のごみの2倍の量となる)が出たりします。
1-2. 新しい知識
ごみ削減にまつわる知識は年々少しづつ増えていきます。
スタートプレイヤーから順に、ごみ削減カードを一枚を引き、手札に加えます。
1-3. 家庭ごみの排出
毎年、各家庭から様々なごみが排出されます。
各プレイヤーは各自の排出レベルに相当する数のごみサイコロを振ります。
ここで出た目のごみの種類が、今年各家庭から出たごみです。
フェーズ2.今年のごみの削減活動
各家庭から出たごみと社会から出たごみを削減アクションで減らしていきます。
自分の番が来たら、以下のA〜Eのアクションの中から1つを行います。
1つのアクションには1つの心のゆとりが必要です。
全員が心のゆとりを使い切ると、今年のごみの削減活動は終了します。
みんなのごみをどうやったら一番減らすことができるのか、場に出ているごみサイコロや削減カードを見ながら相談しましょう。
- A. 新しいごみ削減アクションを行う(手札から1枚場に出す)
- B. 昨年までのごみ削減アクションを再度行う(場のカードを使う)
- C. 図書館に行く(カードを2枚引く)
- D. 人にごみを渡す
- E. 人にごみ削減アクションを教える(人にカードを渡す)
フェーズ3.年の終わり
3-1. 処理できなかったごみを最終処分場に入れる
各プレイヤーの手元と「社会のごみ置場」に残っている今年削減できなかったごみを、メインボードの最終処分場に入れます。
この時、最終処分場に40個以上のごみが入った場合は、その時点でゲーム終了となり、プレイヤー全員の敗北となります。
40個に満たなければ、翌年に進む事ができます。
3-2. 今年の成長
人は毎年、少しづつ成長をします。 プレイヤーは各自、4つの能力値のうちどれかひとつを選び、1段階上げます。
3-3. 知識の忘却
手札はその人の知識です。覚えていることのできる量には限界があります。
この時点で手札が6枚以上ある場合は、5枚になるまでごみ削減カードを捨てて下さい。
フェーズ4.新年の準備
次のラウンドに向けて、心のゆとりディスクを使える状態にするためにひっくり返すなどの準備を行います。
ゲームの終了と勝敗
5年間ごみの削減活動をして、最終処分場に40個を超えるごみがたまらなければ、プレイヤー全員の勝利です。
各年の終わりで、最終処分場に41個目のごみが入った場合はその時点でプレイヤー全員の敗北となります。
ボードゲームセレクション2019 店舗賞ふぁみーりえ賞受賞
令和2年度(第18回)京都環境賞 佳作
製作
NPO法人 環境安全センター
手作りボードゲームチーム たなごころ