タルトゲームズ @_kazuma0221
ソムニア | Somnia
¥2,500
――その夢はあるとき、悪夢へと色を変える――
ゲーム概要
- 《夢》をモチーフにしたトリックテイキング。
- 《夢のかけら》を集め、《悪夢》から逃れて朝を迎えよう。
- だけど《かけら》を集めすぎると、夢のとりこにされてしまう……?
プレイ人数 | 2〜4人 | プレイ時間 | 30〜45分 |
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対象年齢 | 10歳〜 | 価格 | 2,500円 |
発売時期 | 2019秋 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | 鈴木 一馬 (Kazuma Suzuki) | イラスト・DTP | 別府 さい (Sai Beppu) |
ゲーム詳細
『ソムニア (Somnia)』は、《夢》をモチーフにしたカードゲームです。 あなたは夢の世界を探索しながら、綺麗な夢のかけらを集めつつ、追いかけてくる《悪夢》から逃れていきます。 悪夢から逃れて朝を迎えるには、夢のかけらを一杯集めるか、なるべく集めないかを選ばなくてはなりません。しかし、あまり集めすぎると、かえって夢のとりこになってしまうかも……?
2~4人用、30分。ゲームマーケット2019秋に発売を予定しています。サークル参加は《11/23(土)》、ブース番号は《N37》です。
◆どんなゲーム?
本作は「トリックテイキング」というジャンルのゲームです。 トリックテイキングでは、カードを全員に同じ枚数配ります。そこから順番にカードを1枚ずつ出していき、出したカードの数をくらべてより大きい人がカードを取ります。これを1回の《夢作り》と呼び、配られたカードのぶんだけ《夢作り》を繰り返します。 大きな特徴としては、
・最初に出たカードと同じ色のカードを持っていたら、《夢の約束》として必ず出さなくてはならない
・最初に出たカードと同じ色でないと、《夢作り》でカードを取ることができない
という2点があげられます。さらに『ソムニア』では、
・最初に出たカードの色よりも強い《悪夢の色》が途中で現れる
というポイントがあり、《悪夢の色》をどうコントロールするかが勝敗の分かれ目となるでしょう!
◆ここが面白い!
『ソムニア』は「負けを決めるゲーム」ですが、負けの決まり方にいろいろあることが、独特な駆け引きを生み出しています。
それぞれのカードには《夢のかけら》という点数があります。これを「多く集める」か、または「なるべく集めない」ことがこのゲームの目的です。つまり、3人戦では2位に、4人戦では2~3位になってしまうと、夢と朝のあいだに取り残されて負けてしまうのです。
しかし、それだけではありません。《夢のかけら》を決められた数よりも多く取りすぎてしまうと、夢のとりこになってしまい朝を迎えられず負けてしまいます。2位ではなく1位の人が負けてしまうこともあるのです!
さらに、4色の夢カードのうち1色は、ゲームの途中で《悪夢の色》に変わります。 この色は最初は決まっておらず、同じ色のカードを出すという《夢の約束》を最初に破った色が悪夢の色となってしまうのです!
悪夢の色となったカードは、強さや点数が変わります。あなたが無事に朝を迎えられるかどうかは、悪夢の色がどう決まるか、悪夢をうまく逃れたり利用したりできるか、その駆け引きにかかっているのです。
こうして《夢作り》が終わると、負けた人はライフを1点失います。 誰かが最初に3点失うまで、ゲームを繰り返します。最初はどう立ち回ればいいか分からないのが、次第に夢を操る方法を覚えていくことでしょう。
◆おわりに
「トリックテイキング」としては比較的ルールが易しく、あまりこのジャンルに慣れていない方にも遊びやすいゲームになっています。また負け方によって、上に見たようなさまざまな「BAD END」があることも、ホラーゲームのような雰囲気を演出してくれます。
アートワークは『ラミーファイブ』『三津浜』に引き続き、グラフィックデザイナーの別府さいさんが担当しました。今回はとくに個性を前面に出し、彼女が思い入れが深いというホラーテイストのモチーフを、可愛くもちょっぴり怖いさまざまなキャラクターと共に、遊び心いっぱいに仕上げていただきました。説明書のキャラクター紹介もぜひあわせてご覧ください。