Joyple Games @JoypleGames
ゲーム概要
- 自分で数字を「作る」ビンゴゲーム!?
- 多数決でウソ計算を押し通しちゃおう
- レガシー系アブストラクト
プレイ人数 | 2〜7人 | プレイ時間 | 10〜20分 |
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対象年齢 | 9歳〜 | 価格 | 500円 |
発売時期 | 2019秋 | 予約 | 可 |
ゲームデザイン | deztec | イラスト・DTP | イラストAC |
ゲーム詳細
自信作。私の作品にしては珍しく「ゲームらしいゲーム」になりました。ちゃんとビンゴゲームでありつつ、計算と駆け引きがアツい。
ビンゴって、運次第のゲームじゃないですか。そもそも「ゲーム」なのか? みたいな疑問もある。だけど、もし自分の力で番号を選べたら、これは明確にゲームになるのでは? そんなところから、このゲームの構想は始まりました。
最初は、1~75のカードを全員に配って、その手札とビンゴカードが開示されている状況で、「どの番号から順に開けていくか」の駆け引きを楽しむゲームとして構想しました。
けれども、これだと考えることが少なすぎました。全員のビンゴカードを見て、被っている数字の少ないところを狙って開けていけばいい。あとは逆に、大勢が被っている数字について「自分が開けなくても、そこはあの人が開けるだろうから……」と計算するくらい。これだと、先が見え過ぎます。
そこで、配るカードは41~75の35枚とし、1~40の数字は四則演算でひねり出す方式に。また、他人に有利なカードを、自分が別件で消費して捨て札送りにできるルールを追加。
こうしてみたら、考えることが爆発的に増え、「これならいけるぞ!」と強い手ごたえがありました。
ビンゴカードが30枚しか付属していないので、6人で5回遊んだら使い切り。物足りない。でも、それくらいが、いいんじゃないかと思う。
アブストラクトで「何度でも遊べるゲーム」にすると、「強い人ばかり勝つ」問題に解決策がない。「5回くらい楽しく遊べるゲーム」だからこそ、みんなが楽しめるアブストラクトを実現できたと、私は考えています。
一度お手に取っていただければ幸いです。