moriarts : Wooden Puzzles & Games @taimorike
「脳が育つ、よみがえる」をキャッチフレーズに、年少者から高齢者までが楽しく遊べる新開発の木製パズルとゲームを紹介します。
ブログ一覧
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- QUARTO(クアルト)を5目並べにできないか?(3)
- コマの上、下で属性の組み合わせが異なるアイデア、コマの形状を直方体に統一するアイデアをもとに、色の属性を素材の木の濃、淡に変えて南洋桜とタモ材で3cm角のキューブにしてみました。 これに残り3属性(2水準)のマークをレーザー加工で印字します。 4x4の4目並べのクアルトから同一形状の直方体(立方体を含む)のコマによる5x5や6x6マスのマルチ五目 並べ[Multi Quinto]が開発できました。 さらに、上側と下側の色が異なるコマに統一するとどうなるか? 4x4用が2x2x2x2=16種類、5x5用が24種類のコマであったのが、1つのコマが1つの属性を既に持っているので2x2x2=8種類が1セットになってしまうのです。 つまり、4X4用は2セット、5X5用は3セット、6X6用は4.5セットになります。 また、コマがリバーシブルなので5x5マスでクイキシオや、6x6マスでリバーシなども可能になります。 写真はブビンガとヒノキなどのコマで、3属性のマークをノコ盤とボール盤で加工した例です(小穴が多過ぎたようです)。
- 2020/5/30 11:15
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- KUARTO(クアルト)を5目並べにできないか?(その2)
- 5x5マスの盤で五目並べができたが、さらに6x6マスで4つの属性(2水準)のコマを使って五目並べができればより複雑で面白くなりそう。 5x5マス用の8個の追加のコマを上、下 色違いとし、6x6マス用の12個のコマは上、下でりんごマーク有り、なしとした。 片側リンゴのコマの側面に目印の溝をつけて、6x6追加用と判別できるようにした。 上の写真で次にコマを置くと勝ちとなるマスが2か所あります。 初期の目標は達成できたが、クアルトの形態から脱却するために形状と高さの属性を避けてすべて同一形状のキューブとすれば素材の加工が容易となり,容器も小さくなるためコストダウンにつながる。 一辺が18mmのキューブで、携帯用の4属性(2水準)のコマを試作してみた。
- 2020/5/30 10:59
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- QUARTO(クアルト)を5目並べにできないか?
- 木工屋さんから丸や四角の古い積み木をいただいた。 すぐに思いついたのが4目並べの[クアルト]だった。 早速、4x4マス盤も手作りしてプレーしてみた。 ルールが簡単なので6歳の孫とも結構遊べたが、何回もプレーしていると引き分けが多くなったりして飽いてきた。 そこで、5x5マスの5目並べにできないか考えてみることにした。 しかし、形(丸、四角)、高さ(高、低)、色(白、黒)、穴(あり、なし)の4つの属性と2水準のところを、5属性にすればコマ数が32個になってしまう。また、例えば高さを高、中、低の3水準にするとコマ数は24個になるが、他の水準を有するコマが各12個に対して3水準の駒は8個になってしまう。 なかなか難しい。1991年の開発以来4x4のままなわけが分かってきた。さあ、どうする?何かいいアイデアはないのか? 色々検討した結果、4属性 、2水準を変えないで、コマの上側と下側が同じ形状であることに着目して、片側だけ穴有りのコマを8個追加した。追加したコマには他の3属性が均等に含まれている。 5x5=25マスに対してコマは24個となるので、中央のマスをオールマイティのジョーカーマスとするアイデアで解決した。 https://image.gamemarket.jp/20200530_104555_IMG_0845.JPG
- 2020/5/30 10:28
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