星空祭 @hszrmtr
足し算さえできれば誰でも出来るゲーム「PORTAS」を作りました。
簡単なルールですが実は頭を使います。
子供でも簡単……だけど大人がやった方が面白い。そんなゲームです。
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- 「PORTAS」頒布情報と当日について
- 閲覧ありがとうございます。 本日のゲームマーケットに参加された皆様はお疲れさまでした。 明日参加される皆様は是非楽しんでください。 サークル「星空祭」は、スペース「F055」にてPORTASを頒布しています。 一つ1500円です。 スペースにはこちらのポスターも置かれておりますので、目印にして頂ければ。 ゲームマーケットに初めて一般参加した時、本当に面白いイベントだと感動した人間の一人なので、今回参加される方々、特に初めて参加される方々が「面白かった!」と思えるイベントになれるよう願っております。「PORTAS」がその一助になれましたら尚更嬉しいです。 どうぞよろしくお願い致します。 体験卓について ちょっと大変なことなのですが、当日友人が誰も来れなくなり(人望が無い)、スタッフ一人で切り盛りすることと相成りました。 スペースにお越しいただいた方を少なからずお待たせしてしまう可能性、また体験卓について頂いた方をお待たせしてしまう可能性がございます。 大変申し訳ありませんが、ご了承いただければ幸いです。 とはいえ! 小さなサークルですし個人でやっているものですので、おそらくはそんなてんやわんやにはならないと思っております。多分大丈夫です。ご安心ください。 下記過去記事一覧より、ルール紹介や「PORTAS」のポイント、当日の体験についてなど1週間の毎日更新で沢山書いてきました。 「見といてやるか」という寛大な皆々様は是非ご覧ください。 過去記事一覧はこちら また、ご予約も受付中です。前日(本日です)までと申し上げておりましたが、当日10時まで引き続き受付ております! (当日スペースに代表一人になったので余裕が生まれた部分です) ご予約は下記フォームよりどうぞ! ↓ ご予約フォーム
- 2017/12/2 19:16
- 星空祭
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- 足し算駆け引きゲーム「PORTAS」当日のポスター
- 時間ギリギリまで作業をすることに定評があります。だめです。 当日まで毎日更新もラスト2回です。 と言っても既に明日はゲームマーケット1日目です。参加される皆様は是非楽しんできてください。 私は仕事です。切ない。 ルール紹介の記事等は数日前からの毎日更新の一環で書いておりますので、今回初めて「なんだろうこのゲームは」と見に来て下さった方は是非そちらもご参照ください。 本日は上に表示されているであろう画像についてです。念のため下にも同じものをぺたり。 こちらの画像が当日スペース周りにドーンと置かれている予定のポスターになります。 はい、ついさっきまで作っていました。こんなことを言っては何ですが、ゲームマーケットが終わるとようやく一息つけるという感じです。 あと2日間なんとか駆け抜けていきます。 当日は是非「日-F055」のスペースへお越しください。……多分最初の「日」は曜日だからスペース番号は「F055」ですね。よろしくお願いします。 引き続き予約も受け付け中です! ご予約は下記フォームよりどうぞ! ↓ ご予約フォーム
- 2017/12/1 23:50
- 星空祭
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- 「PORTAS」駆け引き/読み合いの体験について
- [embed]https://www.youtube.com/watch?v=WbxrlMhYU-c[/embed] 今回頒布する「PORTAS」は、(しつこいくらい)書いてきております通り「駆け引きや読み合い」の発生するカードゲームになっています。 運の要素も残されている為、実力差があるからと言って100戦100勝、のような結果にはなりにくいですが、やはりより的確に物事を考えられるプレイヤーが高い勝率になっていきます。 その駆け引きですが、これまで動画や文章であれこれ説明させて頂いたものの、「ぴんと来ないなぁ」という方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。 そこで12月3日当日には、体験卓を準備致しました。 卓を準備しての参加は初めてになる為、少々手間取ってしまうかもしれませんが、そうならないように頑張ります。 体験卓では、ご希望の方同士をマッチングして対戦して頂く形式が基本になります。体験卓の広さが実際にどれくらいのものかにもよるのですが、2~3組は同時に対戦できるようにしたいと考えております。 ……無名のサークル故そんなに混み合うことは無いだろうと考えておりますが、もしもお待たせしてしまいましたら申し訳ありません。 お子様と一緒に体験される方へ 最近のゲームマーケットには親子で揃っていらっしゃる方も多く、一般で参加していた時にもその多さに驚いておりました。 「PORTAS」は小さなお子様でもプレイできるゲームですので、是非親子でご一緒に遊んでみてください。小さなお子様にも分かりやすいように説明いたしますので、ご安心ください。(足し算をまだ学校で習っていない幼稚園児には、困難なゲームとなっております。足し算の学習は必須ではありませんが、指折り数えて足し算が出来るお子様が対象のゲームです) また、残念ながら当方英語力は非常に乏しく、英語のみでの意思疎通には非常に時間がかかります。可能な限り対応致しますが、状況によっては他の方の対応によりお待ちいただくこともございます。ご了承ください。 I am very bad at speaking and listening to English. If you can not speak Japanese, I respond as much as I can. But, please note that I may please to wait depending on the situation. (こちらの英文がおかしい!という場合にはお教えいただければ幸いです……) 実際に遊んでいただき、「面白い!」と思って頂ければ幸いです。 当日は何卒、よろしくお願い致します。 勿論、「動画と文章見れば十分分かる! 買ってやんよ!」という豪気な方からのご予約も承っております! ご予約は下記フォームよりどうぞ! ↓ ご予約フォーム
- 2017/11/30 21:11
- 星空祭
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- 【予約受付中】子供でも簡単なのに、奥の深い読み合い対戦ゲーム「PORTAS」
- [embed]https://www.youtube.com/watch?v=WbxrlMhYU-c[/embed] こちらは昨日も掲載した動画です。ゲームのルールをぱぱっと説明しています。 あとほんの数日で当日ですがお付き合いをよろしくお願い致します。 「PORTAS」は、「追加ルールを設けられる」というポイントを持っています。 本日の更新では、「こんな遊び方もできますよ!」というルールの紹介をさせて頂きます。 是非、過去のルール紹介の記事や、上記動画をご覧になった後でご参照ください。 ポートカードの確認 カードゲームに慣れている人にはお分かりいただけるかもしれませんが、公開情報は非常に重要な要素になります。 「PORTAS」は、手札も完全に公開されているので、お互いに非公開な情報は「自分と相手のポートカードの山札」と、「トレジャーカードの山札」だけです。 使用したポートカードはそれぞれ盤外にまとめておき、自分が獲得した宝の数が分かりやすいようにしておきます。 基本的にそれらはいつでも見ることが出来ますが、例えばゲームに慣れた大人同士の戦いなら、それらを非公開にしてしまうのも面白いですよ。 ・自分の使用したポートカードは見られるが、相手のものは見られない ・お互いにトレジャーを獲得した分のポートカードは見られるが、獲得できなかった分のポートカードは見られない ・自分と相手、使用したポートカードは全て見られない 等々、範囲を決めてみると、運、読み合いと駆け引きに「記憶」も加わってより難しい戦いが演出できます。 非公開情報を増やす さて、たった今公開情報の話をしたところで今度はその公開情報である手札を弄ってゲームを面白くしてみましょう。 ゲームの開始時には、4枚の手札があります。 一度相手には見せずにその4枚を確認したら、1枚だけ裏向きにして置きます。 残りの3枚は通常通り公開して、ゲームスタートです。ゲームの進行は通常と変わりありませんが、お互いに1枚だけ相手の手札が分からない状態になりますね。 裏向きのカードも表向きのものと同じように使用できますが、裏向きのカードを使用しても次に引く手札は表向きで置かれます。 「トレジャーハンターが一つだけ隠し持っていたもの」として扱ってください。 ゲーム序盤で使用すると、公開されている情報で明確に差が出て闘い辛くなりますが、最後まで取っておこうとすると使い時を見失います。 的確に使い時を見極めて、大量の宝をゲットしましょう! さいごに 勿論、ここで書いていない新しいルールも色々作ることが出来るでしょう。 色々な遊び方をお友達と楽しんでみてくださいね! ご予約は下記フォームよりどうぞ! ↓ ご予約フォーム
- 2017/11/29 22:01
- 星空祭
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- 2人対戦ゲーム「PORTAS」のプレイ動画
- 閲覧ありがとうございます。 先日の記事でルールを紹介した「PORTAS」の、新しい楽しみ方を紹介致します。 ルールは上記記事にございますし、これまでに紹介した内容はこちらからご参照ください。 当日まで毎日更新4日目は、このゲームを実際にプレイした時の動画になります。 [embed]https://youtu.be/WbxrlMhYU-c[/embed] カードは旧デザインのものなので今回頒布するものとは少し違っていますが、ゲームの流れは変わりありません。 実際にプレイしたものはこんな感じなんだな、と思って頂ければと思います。 もちろん、「此処が分からない!」や、「こういう場合はどうなるの?」ということがございましたらお気軽にお問い合わせください! 引き続きご予約受付中です! ↓ ご予約フォーム
- 2017/11/28 17:26
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- 2人対戦足し算ゲーム「PORTAS」の楽しみ方!
- 閲覧ありがとうございます。 開催当日まで毎日更新3日目です。頒布される頭脳派二人対戦ゲーム「PORTAS」のちょこっと踏み込んだお話になりますので、はじめにルール紹介の記事をご覧ください。 ゲームのルールについてはこちらです。 PORTASの強みの一つは、小さな子供でも大人でも、高齢者の方々でも楽しんでいただけるものであることです。 小さなお子様に 小学校低学年前後の小さなお子様にとっては、知育玩具としてご利用頂けます。 15までの足し算は、繰り上がりもまだ教わっていないお子様でも指折り数えたり、カウンターのようなものを使うことによって十分に遊ぶことができる数字です。 ゲーム制作時にテストとして小学2年生のお子様に遊んで頂いたことがございますが、1回の説明で十分にプレイすることができておりましたのでご安心ください。(それ以下のお子様とはお会いできなかったのでここまでですが) ご両親と一度プレイできれば、それ以下のお子様でも十分に遊んで頂けるかと思います。 幼い内から足し算に触れること、そしてプレイ中は必然的に引き算をおこなっていることで数字に対する苦手意識や拒否感を生まれづらくし、楽しく「考える」ことに没頭できるゲームになっています。 大人の方へ 大人……といいつつも小学校高学年中高生、そしてゲームマーケットにいらっしゃる大部分であろう大学生や社会人の皆様にとっては、このゲームは頭の体操や娯楽として遊んで頂けます。 考える要素はたくさんありますが、勝敗を左右する要素の一つに運もしっかりと絡んでいます。本当の強い弱いは、何度も勝負した結果として現れるのが特徴のゲームです。 そういった運を楽しむ為に大勢でトーナメントのような戦いをしてみたり、誰がより強いかを決める頭脳戦を楽しむべく総当たり戦や〇勝先取にしてみたりして、勝負をしてみるのも良いでしょう。 何と言っても慣れれば5分程度で勝負が終わることも珍しくありませんから、1回戦って終わりにするよりも「もう一回!!」と言い合って楽しんで頂ければと思っております。 ご家族で負けた方が家事をする……なんていうのは如何ですか? 高齢者の方へ 高齢者の方にとっては、簡単な足し算の繰り返しのこのゲームは簡単な頭の体操としてピッタリなものになっています。 数字を覚えて置けるとゲームの進行がスムーズになりますが、覚えていなくてもその都度その場で足し算が出来ますから覚えているのが苦手な方でも大丈夫です! 色々な側面から考えることが増えていくこのゲームは、やればやるほど「あ、こういう考え方もあるな」と脳を使います。 娯楽や認知症防止用に、頭の体操は如何ですか? さいごに このように、様々な場面で人を選ばずにお楽しみいただけるのがこのPORTASです。 小学校や高齢者用の施設などでご利用を検討して頂けるというお話がございましたら、ぜひご連絡ください!(宣伝) ご質問等ありましたらお気軽にどうぞ! 12月2日まで、ご予約も受け付け中です。 ご予約は下記フォームよりどうぞ! ↓ ご予約フォーム ※当サークルの出展は12月3日の日曜日になります。2日の出展はございません。ご了承ください。 3日には来れないが欲しい、という場合には、自家通販という形で承ります。一度ご相談下さい。
- 2017/11/27 23:29
- 星空祭
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- 2人対戦頭脳派ゲーム「PORTAS」
- 閲覧ありがとうございます。 前回の記事で紹介しました2人対戦用のカードゲーム「PORTAS」の、勝率を上げるためのあれこれについて書いていきます。 ……数回もプレイすれば気付く事が殆どだとは思いますが、最初から分かっていると少しリード出来ますよ! 次の相手の番で取れないように このゲームの基本的な戦い方は、「相手の手札では宝を取ることができない数字をキープする事」になります。 常に相手の手札は3枚見えており、自分の手番に分からない相手の手札は次の番に相手が新しく引く1枚だけです。その1枚で必要なものを引かれてしまっては運が悪かったと諦める他ありませんが、見えている3枚で取られてしまうような状態は避けましょう。 例えばこんな時 (画像は前回の記事で使用したものです。) 下側のプレイヤーが6を置いたことで左のトレジャーは14から残り8になります。上側のプレイヤーは、もし同じトレジャーに5を出してしまうと、次の手番で下のプレイヤーは既に見えている3を使うことでトレジャーを獲得することができてしまいます。 こんな風に。 それを避けるために、それ以外の数を使うか、右側の12のトレジャーを選びましょう、ということになります。 手に入るトレジャー数を考える そんな基本戦術はありますが、場合によっては相手に取らせてしまう選択を取ることもできます。 「どうやっても取られてしまう」ことが分かっているとき、敢えて大きい数字でそのトレジャーの中身を減らし、相手が獲得するトレジャーを減らそうということですね。 ポートカードの枚数を考える 二人のプレイヤーはポートカードを14枚ずつ、全く同じ組み合わせで持っています。 ということは、1や2は3枚、3から6は2枚が使用されたらもう出てこないことが分かります。 また、自分の山札から次に引く可能性が高い数字も段々絞れてきますし、相手の山札も同様です。 3枚目のトレジャーカードがどちらかのプレイヤーの手に渡る頃には、段々次の手が読みやすくなってきています。 相手の山札手札に「1が無い」ということが分かっていれば、「あと1で丁度になる」状態のトレジャーは放っておいても相手は取得できないことになりますので、もう一つのトレジャーに注力することができます。 選択肢を増やそう 手札の数字は、そのまま自分が取れる行動の選択肢になります。 なにせ、ポートカードを使って宝を手に入れるという行動以外にすることはありませんから。 つまり、可能な限り手札にある数字の種類は多い方が良いということになります。 先述の通り、例えば1がないと残り1のトレジャーは手に入れられないのです。 手札は勿論、残りの山札まで含めて、「自分がこの後使用できるポートカードの種類」を、可能な限り6種類キープしておくことを頭に入れながら戦いましょう。 さいごに PORTASの基本としては小さなお子様にも遊んで頂けるものとして制作しておりますので、山札以外は全て公開情報として扱っております。 しかし、ゲームへの慣れやプレイヤーの年齢によって、使用したポートカードをいつでも見られるようにしても良いですし、覚えてないといけなくしても良いですね。 自分の使用したポートカードだけは確認できるルールでも面白いでしょう。 ちなみに、トレジャーとして獲得されたポートカードだけはお互いに確認可能というルールにしておくと、トレジャーを獲得する方が公開情報が増えて少しだけ不利になるバランスが生まれますよ。 お遊び頂く皆様が一番面白いと思える形でお遊び頂ければ幸いです。 それではまた明日も更新致します。よろしくお願い致します。 ご予約はこちらから ↓ 予約フォーム
- 2017/11/26 22:08
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- 頭脳派足し算ゲームPORTAS
- 先日の記事で過去記事にリンクして「これがルールです!」と言い張ったんですが、冷静になるとあまりにも手抜きが過ぎるともう一人の自分に怒られたので今度はちゃんと書きました。違うんです……ちょっと忙しかっただけなんです。 PORTASは、 ・足し算だけで遊べるシンプルさ(最大値15) ・その中で思考の幅が広い柔軟さ ・老若男女問わず、年代によってまた違った使い方ができる 等が特色の万人向けカードゲームです。二人対戦のゲームですので、最も大変なことは対戦相手の調達です。 これから当日まで毎日更新をします(予定)。その中で皆様に「お、面白そうじゃん!」と思って頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。 先述の通り、本日の記事ではゲームのルールを紹介します。「分からんぞ!」という点がございましたら、お気軽にご質問ください。(下記フォームより) はじめに PORTASは、2人のプレイヤーがトレジャーハンターとなって宝を取り合うゲームです。 しかし、取った宝は魔法の宝。それぞれ入っていた宝箱の底に眠る鍵が近くに無いと、時間が経つことで消えてしまうのです。 トレジャーハンターらしく沢山の宝を手に入れつつ、宝箱の底の鍵――つまり「宝箱の中の最後の一つ」を相手に渡さないように立ち回りましょう。 カードの種類 PORTASでは、2種類のカードが使用されています。 「トレジャーカード」と「ポートカード」です。 カードの種類 トレジャーカード トレジャーカードは、文字通りトレジャー(宝)のカードです。トレジャーハンターたるプレイヤーは、これからこれを取り合います。 全部で5枚、11~15のトレジャーが存在ます。この数字は、宝箱の中の量を表しています。 ポートカード ポートカードは、宝を「ポートする」為の入れ物のカードです。 画像は1~3までですが、実際には6まで存在しています。 プレイヤーはそれぞれこのポートカード計14枚を所持し、宝をこの中に詰め込んでは自分の手元に運び出していくのです。 ちなみに、それぞれ1と2を三枚ずつ、3~6を二枚ずつ所持した状態でスタートします。 ゲームの流れ このように、お互いが手札4枚を持ち、中央にトレジャーを2枚公開しましょう。 この時注意するのは、「お互いの手札も公開している」ことです。相手が今いくつ運び出せるのかは全て分かります。 先手のプレイヤーから手札のポートカードで好きな方のトレジャーを運び出します。 減った手札は補充せず、相手の手番に移ります。 相手も同様にポートカードで好きな方のトレジャーを運び出します。 その後手番が終わると、先手のプレイヤーの番が再び回ってきます。 ここで減っていた手札の一枚を補充します。 しばらくこの動作を繰り返します。 この例では、ここで 「トレジャーカードに書かれた数字」と、「その宝箱から運び出された宝の総数」が等しくなります。 こうなると、その「最後の一つ」を運び出したプレイヤー(今回は先手のプレイヤー)が宝を手に入れたことになりますが、その総数は自分で運び出した「9」になります。トレジャーに書かれた14ではありませんので注意してください。 勿論相手のプレイヤーも5の宝を運び出しているのですが、先述の通りこの宝は最後の一つを手に入れないと消えてしまいます。 鍵を手に入れられなかったプレイヤーは1も宝を手に入れられません。 自分がいくつ手に入れたのか分かるようにして持っておきましょう。 そして手番が移る際に、 宝が減ってしまったので、1枚をめくって公開します。 その後、取られてしまったプレイヤーからゲームを再開し、トレジャーが無くなるまでゲームを続けましょう。 ゲーム終了時点で、手に入れた宝の多い方が勝利となります。 ここまでプレイして10分はほとんどかかりません。小学校低学年等のお子様が遊ぶ場合はもう少しかかるかと思います。 大人同士でやると慣れると5分くらいで終わりますので、何人かで集まって総当たり戦なども手軽にできると思っております。 ルールの注意 最後に、このゲームの特色であるルールの注意です。 トレジャーの残りが1の時、2以上のポートカードを使うとどうなるか、という状態についてお話しします。 ……と言っても、結論から述べてしまうと「使用できません」となります。 あまり手札に大きい数ばかりを残してしまうと、終盤で何も出来なくなってしまうかもしれませんので注意しながらゲームを進めましょう。 これはトレジャーハンター同士の頭脳戦の為に作られたルールです。 また、もしも二人のプレイヤーが「2人ともポートカード全て使用できない」という状態になってしまったら、その場でゲーム終了です。 残りは仲良く平等に分ける約束をしています。その時点で手に入れた宝の総数を比べましょう。 ―――――― と、このようなゲームになっています。 小さなお子様の知育、学生や社会人の方々の娯楽や頭の体操、そして高齢者の方々の認知症防止のトレーニング等にご活用ください! ……このゲームは、独自にルールを付け加えて遊ぶ難易度アップルールも付けやすいものになっています。 これからの毎日更新の中でその例も紹介して行けたら良いなと思っております。 ゲームマーケット2017秋、12月3日の日曜日に参加します。 是非ブースまで遊びに来てくださいね!(体験卓を使わせて頂いております。一度遊んでみたい!という方の入口になれば幸いです。) ご予約はこちらから! ↓ 予約フォームへ
- 2017/11/25 21:50
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- 宝を取り合う足し算ゲーム「PORTAS」
- 今回当サークルから出展する「PORTAS」は、今年4月から6月にかけてクラウドファンディングサイト「Makuake」様にて、多くの方からのご支援を頂き制作することができた作品になります。 ご支援募集時のサイトがこちらになります。 Makuake様PORTAS企画ページ ルールは上記ページにて詳しく記載されていますが、過去のページでも解説がございますのでお好きな方をご利用ください。。 昨年の同時期のゲームマーケットに出展していたものの改良版になります。 カードのサイズを変え、デザインを少々変更し、より見やすく遊びやすくなりました。 より多くの方に触れて頂きたく、Makuake様のご助力とご支援者様のお力を借り、再度ゲームマーケットに登場です。 簡単な紹介 これら「入れ物」(ゲーム中では「ポートカード」と呼びます)を使って、 このトレジャー(「トレジャーカード」)を自分のもとに運び出すゲームです。 二人のプレイヤーが取り合うので、相手よりも多くの宝物を手に入れよう、というゲームになっています。 実に、最大15までの簡単な足し算だけで遊べる頭を使う頭脳派対戦ゲームが出来ます。 足し算と、当然その流れでおこなう引き算。自分と相手の残りポートカードのそれぞれの枚数や、「わざと鍵を取らせるけれど、相手の得点は抑える」といった戦略。そして最後にものを言う、運。 ルールはシンプルですが、考えることのできる要素は盛り沢山です。 子供から大人、そしてお年寄りまで老若男女を問わず、さらには言語さえ問わずに遊べる「PORTAS」、是非触ってみてください。 前回とは違い、今回は体験卓を用意して頂きましたので、「まずは触ってみたい」という方も是非お越しください! PORTASは12月3日、日曜日の出展です。 前日の12月2日まで、ご予約も受け付けております。1セット1500円を予定しています。 ご予約フォームはこちら
- 2017/11/3 23:19
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- 頭脳派シンプル計算ゲーム「PORTAS」について再度続報!
- 前回に引き続き、ゲームマーケット2016秋にて頒布させて頂きました「PORTAS」のクラウドファンディング企画についてです。 残り20%程度となっており、あと少しのご支援で制作に漕ぎ着けることができます。 どうぞ、ご協力をお願い致します。 クラウドファンディングのページはここから! このゲームは、「考え」、「予測し」、「相手の予想を先読みする」、頭脳派ゲームです。 トレジャーハンターになったあなたは、限られたカードから自分にできる最善手を考え、相手の次の行動を予測し、そして相手が自分の次の行動をどのように考えているのかを先読みして、より多くの宝を手に入れるのです。 下記は以前に掲載したルールの記事になります。 前回の紹介記事で紹介した「PORTAS」の詳しいルール解説記事になります。 前回の記事も簡単に読んで頂けると、本記事が分かりやすくなります。 カードの種類 本ゲームには、2種類のカードが使われています。 一つが、「ポートカード」。そしてもう一つが「トレジャーカード」です。 まずはポートカードの紹介。 このカードは「2」ですが、ポートカードには「1」から「6」までがあります。 「1」はバケツ、「2」は袋。「3」は鞄、「4」は木箱、「5」は樽、「6」は荷車です。数字が大きくなるにつれて、より多くの物を運べるようになります。 次に、トレジャーカードです。 こちらの画像は「15」ですが、トレジャーカードは「11」から「15」までがあります。 この数字は宝箱の中の宝物の量の多さを表していますので、15の宝箱が一番沢山入っていることになります。 ゲームの流れ ゲームはまず、ポートカードを2人のプレイヤーに分けることと、トレジャーカードをそれとは別に置くことから始まります。 写真のカードはサンプルです。カードのサイズや画像が一部異なりますのでご了承ください。 ポートカードは「1」「2」が各3枚、「3」「4」「5」「6」が各2枚をそれぞれのプレイヤーのカードとします。実際に頒布するカードは、プレイヤーごとに裏面の「PORTAS」の文字の色を変えていますので、裏面のまま二人の山札を作れます。 このように、ポートカードを山札(シャッフルします)に、トレジャーカードをその中央に2枚(こちらもシャッフルし、上からめくっていきます)公開してゲームスタートです。 山札の上から4枚を見えるように置き、先攻後攻を決めます。 今回は、手前側のプレイヤーが先攻として進めていきます。 このゲームの主な目的は、「出来るだけ多くの宝を手に入れつつ、宝箱の中身の最後の一つ」を手に入れることです。プレイヤーは宝箱の中の宝を入れるものを選び、今見えている宝箱のどちらかの中身を入れていくのです。 しかし、もしもこのように…… 「11」の宝箱に「6」の荷車を使ってしまうと、次の相手の手番に 「5」の樽を使って、「11」の宝箱の中身の残りをすべて持っていかれてしまいます。 これは「最後の一つ」を取り合うゲームですから、これは困ります(どう困るのかは、後述)。 ここは取られないように、左の「15」の宝箱に「6」を使ってみましょう。 当然手札は一枚減りますが、これはまだ補充しません。このまま相手プレイヤーの手番です。 相手も同じように、「2」を左の宝箱に使ってきました。 これで、自分と相手の手番が一巡したことになります。 次の自分の手番は減ってしまった手札を補充するところから始めます。 2枚目の「3」を引きました。ここは左の「15」をもう少し中身を減らしていきたいのですが、しかしよく見てください。 現在の左の宝箱は既に自分で6、相手が2と合計8減っています。元が15ですから残りは7。ここで自分が選べるポートカードは2,3,4のどれかです。 しかし、相手の手札は見えている分が5,4,3であり、どのポートカードを選んでも次の手番で相手に最後の一つを持っていかれてしまいます。ですから今回は、 このように、右の宝箱に手を出します。 次の相手の手番になりますので、 相手も手札を補充し、 そして同じように宝箱の中身を運んでいきます。そして自分の手番で手札を補充したら、 相手がすぐには取れないように気を付けながらまた運び出していきます。 ……ですが、 ↓ 計算すると…… 毎回手番の初めに補充される手札だけは分かりませんから、どうしてもこういうことが起こります。 そう、「次の相手の手番では最後の一つを取られないように選んだ」筈なのに、「新しく引いたカードによって取られてしまう」ということが。 こうして宝箱一つが空っぽになったら、得点の計算に入ります。 勿論、最後の一つを手に入れた人が得点することになりますが、その点数はトレジャーカードの点数「11」……ではありません。 その宝箱から自分が持ち出すことに成功した分、今回の場合は「1 + 6」の「7」がゲットできた宝物になります。 では、最後の一つを取られてしまったプレイヤーの得点は、というと…… そこから運び出していたこの4点……ではなく、『0』です。 先日の紹介記事にて紹介しました通り、この宝は魔法の力で存在しています。最後の一つ=鍵を手に入れられなかった宝は、あえなく消えてしまいます……。 しかし気を落としている場合ではありません。 一つ宝箱が無くなりましたが、そうなったらトレジャーカードを一枚公開して、ゲーム再開です。 得点できなかったプレイヤーから、同じように手番を進めていきます。 そして5枚のトレジャーカード全てがどちらかのプレイヤーによって空っぽにされたら、ゲーム終了です。 持っている宝の多い方が勝ち! ……と、長くなりましたがこんなルールです。 しかし当然、こんなケースが生まれることもあります。 左の宝箱の中身、残りは2です。 しかし手元にあるのは3,4,5。どれを使ってもオーバーしてしまいます。 このようにトレジャーカードの数字を超えてしまうポートカードは、出せません! プレイヤーはとっても欲張りなので、勿体ない使い方はしたくないのです。ですから、そういう時にはもう一つの宝箱の中身を貰っていきましょう。 「2つの宝箱の両方ともオーバーしてしまう」時や、「宝箱が最後の一つでもう一つが選べないのにオーバーしてしまう」時は残念ながらパスになります。自分の手番が回ってこないので、大変困りますね。そうならないように、慎重にポートカードを使いましょう。 まとめ と、このようなルールのゲームが「PORTAS」です。 足し算と、当然その流れでおこなう引き算。自分と相手の残りポートカードのそれぞれの枚数や、「わざと鍵を取らせるけれど、相手の得点は抑える」といった戦略。そして最後にものを言う、運。 ルールはシンプルですが、考えることのできる要素は盛り沢山です。 子供から大人、そしてお年寄りまで老若男女を問わず、さらには言語さえ問わずに遊べる「PORTAS」、是非触ってみてください。 しつこくて申し訳ありませんが、 クラウドファンディングのページはここから! です。 面白いという感想も多くいただいています。よろしくお願い致します。
- 2017/6/15 21:24
- 星空祭
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- 「PORTAS」について続報!
- お久しぶりです。 サークル「星空祭」の祭です。 ゲームマーケット2016秋 にて頒布させて頂いた「PORTAS」が、現在クラウドファンディングサービス「Makuake」にて支援者様を募集しています。 かなー……り前から始めていたのですが、このブログはもう使えないものだと勝手に思い込んでいたため今更のご報告に。 ゲームマーケット参加時には、まともに宣伝なんてできていなかったにもかかわらず、イベント開始から終わりまでほぼずーっとルールを説明していた記憶があります。懐かしい。「面白そう!」と思って頂いた方が沢山いてくださったと思い、安心と嬉しさに胸を撫で下ろしました。 「PORTAS」は足し算だけを使ったカードゲームです。最大値15までの足し算さえできれば誰にでもプレイできるのに、大の大人も頭を捻る頭脳派カードゲームです。今回のご支援の募集は、デザインを改良した新盤としてPORTASをより多くの方に知って頂き、遊んでいただこうという試みになります。 子供の知育、大人の頭脳と運比べmそして高齢者の認知症防止などの頭の体操と幅広くご活用ください。 ちなみに、この記事執筆時点で前回の旧版PORTASを含んだセットはあと二つとなっています。 「こういうのは初版も持っておくものだ!」という方はお早めに! ページはこちら! 最後に、他では秘密の「このゲームの勝利のポイント」をひっそりと教えちゃいますね。 ここを押さえて考えることで、勝率がアップ!しますよ。 1.相手の手札 手札は全て公開情報です。基本中の基本ですが、可能な限り「次の相手の手番で宝を取られてしまわないように」動きましょう。 2.自分の山札 山札のカードの種類と総数は初めから決まっています。既に公開されたものから考えて、次に引く確率のあるもの、あるいはすでに使い切ってしまった数字は、ということを考えましょう。 3.相手の山札 相手の山札も勿論最初に決まっているので、同じように考えれば次に相手が手札に得ることが出来る数字を絞ることが出来るかもしれません。 4.自分の手札 自分の手札に同じ数字が並んでいたら、出来ればその数字を使いたいですね。手札の数字の種類は多い方が、対応できる盤面が多くなります。 5.いっそ相手に取らせてしまう 得点は自分で取った宝だけになります。相手があまり取っていない宝箱なら、敢えてそれを譲り、自分はもう一つの宝箱から点数を伸ばすのも手段の一つです。 以上です。 他にも考えることが出来る部分もあったりするかも?なので、是非実際に手に取って遊んでみてくださいね!
- 2017/5/25 21:53
- 星空祭
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- 【PORTAS】ゲームマーケットお疲れさまでした
- 足し算ゲーム「PORTAS」を頒布させて頂いていたサークル「星空祭」です。 遅ればせながらゲームマーケット2016秋、お疲れさまでした。 先んじて凄まじくどうでも良い内容の感想ブログを書いていた(イベント後にここで書いて良いのかわからなかった)のでそちらを先に。 https://hszrmtr.wordpress.com/2016/12/14/42/ このブログ自体は凄まじくどうでも良い事しか言っていないので、改めてこちらで(こちらの方がゲームマーケットに来ていただいた方が見てくださると思うので)、当日スペースまで来てくださった方々、ありがとうございました。 ろくに宣伝もせず設営もあまり美しくなくという状態のスペースでありながら、多くの方に来ていただいて関心を寄せて頂けたこと、本当に感謝しています。 ご予約頂いた皆様は特に、私がイベント前に「一個も売れなかったらどうしよう」とか思っていたのを払拭してくださったことになりますので本当に助かりました。 Twitterとかで紹介してくださっている方もいらっしゃって、おっかなびっくりというのが正直なところ。 内容に不足があった場合や、ルールについて不明瞭な点があった場合、また、一応まだ若干数残っているので、もし「欲しくなってきた」という方がいらっしゃいましたら個別に対応致しますので私のTwitterアカウントか予約フォーム改めPORTAS問い合わせフォームにてお問い合わせください。 当日のスペースはこんな感じでした。 配布させてもらったチラシも手に取って頂けて嬉しかったです。ありがとうございます。 PORTASについては今後こちらのサイトで英語訳のルール等を出していく予定です。英語はとても曖昧ですが。 今後また頒布する機会があるかは未定で不明ですが、ありましたらまたよろしくお願い致します。 PORTASの感想や苦情についてはTwitterまでお伝えいただけると助かります。サイト更新時の参考等にさせて頂くかもしれません。 @hszrmtr
- 2016/12/14 22:21
- 星空祭
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- ルール紹介:2人対戦足し算カードゲーム「PORTAS」
- 足し算カードゲーム「PORTAS」 プレイ人数 2人 プレイ時間 10分~15分 対象年齢 最大値15の足し算が出来れば誰でも(指折り数えてる子でも大丈夫!) 前回の紹介記事で紹介した「PORTAS」の詳しいルール解説記事になります。 前回の記事も簡単に読んで頂けると、本記事が分かりやすくなります。 カードの種類 本ゲームには、2種類のカードが使われています。 一つが、「ポートカード」。そしてもう一つが「トレジャーカード」です。 まずはポートカードの紹介。 このカードは「2」ですが、ポートカードには「1」から「6」までがあります。 「1」はバケツ、「2」は袋。「3」は鞄、「4」は木箱、「5」は樽、「6」は荷車です。数字が大きくなるにつれて、より多くの物を運べるようになります。 次に、トレジャーカードです。 こちらの画像は「15」ですが、トレジャーカードは「11」から「15」までがあります。 この数字は宝箱の中の宝物の量の多さを表していますので、15の宝箱が一番沢山入っていることになります。 ゲームの流れ ゲームはまず、ポートカードを2人のプレイヤーに分けることと、トレジャーカードをそれとは別に置くことから始まります。 写真のカードはサンプルです。カードのサイズや画像が一部異なりますのでご了承ください。 ポートカードは「1」「2」が各3枚、「3」「4」「5」「6」が各2枚をそれぞれのプレイヤーのカードとします。実際に頒布するカードは、プレイヤーごとに裏面の「PORTAS」の文字の色を変えていますので、裏面のまま二人の山札を作れます。 このように、ポートカードを山札(シャッフルします)に、トレジャーカードをその中央に2枚(こちらもシャッフルし、上からめくっていきます)公開してゲームスタートです。 山札の上から4枚を見えるように置き、先攻後攻を決めます。 今回は、手前側のプレイヤーが先攻として進めていきます。 このゲームの主な目的は、「出来るだけ多くの宝を手に入れつつ、宝箱の中身の最後の一つ」を手に入れることです。プレイヤーは宝箱の中の宝を入れるものを選び、今見えている宝箱のどちらかの中身を入れていくのです。 しかし、もしもこのように…… 「11」の宝箱に「6」の荷車を使ってしまうと、次の相手の手番に 「5」の樽を使って、「11」の宝箱の中身の残りをすべて持っていかれてしまいます。 これは「最後の一つ」を取り合うゲームですから、これは困ります(どう困るのかは、後述)。 ここは取られないように、左の「15」の宝箱に「6」を使ってみましょう。 当然手札は一枚減りますが、これはまだ補充しません。このまま相手プレイヤーの手番です。 相手も同じように、「2」を左の宝箱に使ってきました。 これで、自分と相手の手番が一巡したことになります。 次の自分の手番は減ってしまった手札を補充するところから始めます。 2枚目の「3」を引きました。ここは左の「15」をもう少し中身を減らしていきたいのですが、しかしよく見てください。 現在の左の宝箱は既に自分で6、相手が2と合計8減っています。元が15ですから残りは7。ここで自分が選べるポートカードは2,3,4のどれかです。 しかし、相手の手札は見えている分が5,4,3であり、どのポートカードを選んでも次の手番で相手に最後の一つを持っていかれてしまいます。ですから今回は、 このように、右の宝箱に手を出します。 次の相手の手番になりますので、 相手も手札を補充し、 そして同じように宝箱の中身を運んでいきます。そして自分の手番で手札を補充したら、 相手がすぐには取れないように気を付けながらまた運び出していきます。 ……ですが、 ↓ 計算すると…… 毎回手番の初めに補充される手札だけは分かりませんから、どうしてもこういうことが起こります。 そう、「次の相手の手番では最後の一つを取られないように選んだ」筈なのに、「新しく引いたカードによって取られてしまう」ということが。 こうして宝箱一つが空っぽになったら、得点の計算に入ります。 勿論、最後の一つを手に入れた人が得点することになりますが、その点数はトレジャーカードの点数「11」……ではありません。 その宝箱から自分が持ち出すことに成功した分、今回の場合は「1 + 6」の「7」がゲットできた宝物になります。 では、最後の一つを取られてしまったプレイヤーの得点は、というと…… そこから運び出していたこの4点……ではなく、『0』です。 先日の紹介記事にて紹介しました通り、この宝は魔法の力で存在しています。最後の一つ=鍵を手に入れられなかった宝は、あえなく消えてしまいます……。 しかし気を落としている場合ではありません。 一つ宝箱が無くなりましたが、そうなったらトレジャーカードを一枚公開して、ゲーム再開です。 得点できなかったプレイヤーから、同じように手番を進めていきます。 そして5枚のトレジャーカード全てがどちらかのプレイヤーによって空っぽにされたら、ゲーム終了です。 持っている宝の多い方が勝ち! ……と、長くなりましたがこんなルールです。 しかし当然、こんなケースが生まれることもあります。 左の宝箱の中身、残りは2です。 しかし手元にあるのは3,4,5。どれを使ってもオーバーしてしまいます。 このようにトレジャーカードの数字を超えてしまうポートカードは、出せません! プレイヤーはとっても欲張りなので、勿体ない使い方はしたくないのです。ですから、そういう時にはもう一つの宝箱の中身を貰っていきましょう。 「2つの宝箱の両方ともオーバーしてしまう」時や、「宝箱が最後の一つでもう一つが選べないのにオーバーしてしまう」時は残念ながらパスになります。自分の手番が回ってこないので、大変困りますね。そうならないように、慎重にポートカードを使いましょう。 まとめ と、このようなルールのゲームが「PORTAS」です。 足し算と、当然その流れでおこなう引き算。自分と相手の残りポートカードのそれぞれの枚数や、「わざと鍵を取らせるけれど、相手の得点は抑える」といった戦略。そして最後にものを言う、運。 ルールはシンプルですが、考えることのできる要素は盛り沢山です。 子供から大人、そしてお年寄りまで老若男女を問わず、さらには言語さえ問わずに遊べる「PORTAS」、是非触ってみてください。 上級者向けの特殊ルールもあります! パッケージ内の説明書で確認してみてくださいね! 当日開場時間まで、ご予約受付中! ゲームについて何かご質問がございましたら、上記フォームからお問い合わせも受け付けています。コメント欄に予約ではない旨を書いておいてください。
- 2016/11/30 22:50
- 星空祭