星空祭

足し算さえできれば誰でも出来るゲーム「PORTAS」を作りました。
簡単なルールですが実は頭を使います。

子供でも簡単……だけど大人がやった方が面白い。そんなゲームです。

頭脳派足し算ゲームPORTAS
2017/11/25 21:50
ブログ

先日の記事で過去記事にリンクして「これがルールです!」と言い張ったんですが、冷静になるとあまりにも手抜きが過ぎるともう一人の自分に怒られたので今度はちゃんと書きました。違うんです……ちょっと忙しかっただけなんです。

PORTASは、

・足し算だけで遊べるシンプルさ(最大値15)

・その中で思考の幅が広い柔軟さ

・老若男女問わず、年代によってまた違った使い方ができる

等が特色の万人向けカードゲームです。二人対戦のゲームですので、最も大変なことは対戦相手の調達です。

これから当日まで毎日更新をします(予定)。その中で皆様に「お、面白そうじゃん!」と思って頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

先述の通り、本日の記事ではゲームのルールを紹介します。「分からんぞ!」という点がございましたら、お気軽にご質問ください。(下記フォームより)

はじめに

PORTASは、2人のプレイヤーがトレジャーハンターとなって宝を取り合うゲームです。
しかし、取った宝は魔法の宝。それぞれ入っていた宝箱の底に眠る鍵が近くに無いと、時間が経つことで消えてしまうのです。
トレジャーハンターらしく沢山の宝を手に入れつつ、宝箱の底の鍵――つまり「宝箱の中の最後の一つ」を相手に渡さないように立ち回りましょう。

カードの種類



PORTASでは、2種類のカードが使用されています。
「トレジャーカード」と「ポートカード」です。

カードの種類



トレジャーカード



トレジャーカードは、文字通りトレジャー(宝)のカードです。トレジャーハンターたるプレイヤーは、これからこれを取り合います。
全部で5枚、11~15のトレジャーが存在ます。この数字は、宝箱の中の量を表しています。

ポートカード





ポートカードは、宝を「ポートする」為の入れ物のカードです。
画像は1~3までですが、実際には6まで存在しています。
プレイヤーはそれぞれこのポートカード計14枚を所持し、宝をこの中に詰め込んでは自分の手元に運び出していくのです。

ちなみに、それぞれ1と2を三枚ずつ、3~6を二枚ずつ所持した状態でスタートします。

ゲームの流れ




このように、お互いが手札4枚を持ち、中央にトレジャーを2枚公開しましょう。
この時注意するのは、「お互いの手札も公開している」ことです。相手が今いくつ運び出せるのかは全て分かります。


先手のプレイヤーから手札のポートカードで好きな方のトレジャーを運び出します。
減った手札は補充せず、相手の手番に移ります。


相手も同様にポートカードで好きな方のトレジャーを運び出します。
その後手番が終わると、先手のプレイヤーの番が再び回ってきます。


ここで減っていた手札の一枚を補充します。
しばらくこの動作を繰り返します。


この例では、ここで
「トレジャーカードに書かれた数字」と、「その宝箱から運び出された宝の総数」が等しくなります。
こうなると、その「最後の一つ」を運び出したプレイヤー(今回は先手のプレイヤー)が宝を手に入れたことになりますが、その総数は自分で運び出した「9」になります。トレジャーに書かれた14ではありませんので注意してください。
勿論相手のプレイヤーも5の宝を運び出しているのですが、先述の通りこの宝は最後の一つを手に入れないと消えてしまいます。
鍵を手に入れられなかったプレイヤーは1も宝を手に入れられません。


自分がいくつ手に入れたのか分かるようにして持っておきましょう。

 
そして手番が移る際に、

宝が減ってしまったので、1枚をめくって公開します。
その後、取られてしまったプレイヤーからゲームを再開し、トレジャーが無くなるまでゲームを続けましょう。

ゲーム終了時点で、手に入れた宝の多い方が勝利となります。
ここまでプレイして10分はほとんどかかりません。小学校低学年等のお子様が遊ぶ場合はもう少しかかるかと思います。
大人同士でやると慣れると5分くらいで終わりますので、何人かで集まって総当たり戦なども手軽にできると思っております。

ルールの注意



最後に、このゲームの特色であるルールの注意です。
トレジャーの残りが1の時、2以上のポートカードを使うとどうなるか、という状態についてお話しします。

……と言っても、結論から述べてしまうと「使用できません」となります。
あまり手札に大きい数ばかりを残してしまうと、終盤で何も出来なくなってしまうかもしれませんので注意しながらゲームを進めましょう。
これはトレジャーハンター同士の頭脳戦の為に作られたルールです。

また、もしも二人のプレイヤーが「2人ともポートカード全て使用できない」という状態になってしまったら、その場でゲーム終了です。
残りは仲良く平等に分ける約束をしています。その時点で手に入れた宝の総数を比べましょう。

――――――

と、このようなゲームになっています。
小さなお子様の知育、学生や社会人の方々の娯楽や頭の体操、そして高齢者の方々の認知症防止のトレーニング等にご活用ください!

……このゲームは、独自にルールを付け加えて遊ぶ難易度アップルールも付けやすいものになっています。
これからの毎日更新の中でその例も紹介して行けたら良いなと思っております。

ゲームマーケット2017秋、12月3日の日曜日に参加します。
是非ブースまで遊びに来てくださいね!(体験卓を使わせて頂いております。一度遊んでみたい!という方の入口になれば幸いです。)

ご予約はこちらから!

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