Albatross Board @AlbatrossBoard
ブース概要
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- ゲムマ2023春、ご来場ありがとうございました!
- こんにちは! ボードゲームサークル AlbatrossBoard です。 ゲームマーケット2023春、ご来場ありがとうございました&お疲れ様でした!! 私たちのサークルは1日目のみの出展でしたが、多くの方に『斎藤vs中村』を手に取ってもらえて非常に嬉しかったです。 また、前回売り切れていたので今回買いに来たと言ってくださった方が数名おり、私は密かに泣きそうになっていました。(笑) 弊サークルとしてはいろいろとトラブルが重なったため万全な状態での参加ではありませんでしたが、せいいっぱいやりきったという感じです。 そのあたりのお話はおいおい、ということで! 『斎藤vs中村』は通販での販売も予定しております。 もし「当日入手できなかったけれど気になっている!」という方がいらっしゃいましたらこちらもご検討ください。 最新の情報はTwitterや公式HPで発信しているのでそちらもチェックしていただければ! さて、短いですが今回はこれにて。 次はゲムマ2023秋でお会いしましょう! ▼『斎藤vs中村』の概要について知りたい方はこちらをチェック!
- 2023/5/20 20:16
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- ゲムマ2023春直前特別編~サークルについて~
- こんにちは! ボードゲームサークル AlbatrossBoard です。 いよいよゲームマーケット2023春が近づいてきましたね!心が躍るなあ!! 私たちのサークルは今回も土曜日(1日目)のみの出展。 前回2時間で完売してしまった『斎藤vs中村』を再販売します。 明日はみなさまと「カ-37」でお会いできるのを楽しみにしております! 当日来られないけど欲しい!という方は通販も行っておりますので、ぜひ一度ご検討ください♪ ▼『斎藤vs中村』の概要について知りたい方はこちらをチェック! さて、今回はゲムマ直前特別編として『斎藤vs中村』の制作秘話を一旦お休みし、私がこのブログを書くに至った経緯と、私たちのサークルについてお話しします。 このブログを書いている中の人について AlbatrossBoardのブログは今のところ私が1人で書いています。 私が書いた文章をサークル主や他のメンバーに確認してもらい、それからブログ記事として公開するスタイルです。 だから更新が遅いんですね。(言い訳) ちなみに普段は主に文章関係と、ゲームシステムやコンセプトの発案を担当しています。 このブログを書くことになった経緯 サークル主「これからはブログも更新していこうと思ってるんだ」 私「いいね!」 サークル主「てことでよろしく!」 私「∑(゚Д゚)」 雑ですが、だいたいこんな感じです。 始まりは急だったとはいえ、私自身文章を書くのは好きだし、任されたからにはちゃんとやりますよ!(笑) 制作秘話はどこかでお話ししたかったので、ちょうどよい機会がもらえてむしろ感謝です。 とはいえネタ切れ感も出てきた今日この頃。 こんなの知りたい!とかここどうなってるの!?などあれば気軽にTwitterにご連絡くださいね。 ブログのネタにするので。(笑) AlbatrossBoardのメンバーは高校の同級生!? さて、このブログ記事を読んでくださっている方の中にはボードゲームの作り手さんもいらっしゃることでしょう。 いるよね…? 他の作り手さんたちはどのようにしてサークルメンバーと出会ったのか、非常に興味があります! 別の場所でもお話ししたことがありますが、私たちの場合はサークルメンバー4人全員が同じ高校の同級生。 もっというと同じ部活(ボードゲーム全く関係ない)です。 ボードゲームで一緒に遊んでいたのが、気づけば遊ぶだけで飽き足らず、作り手側に回っていました。 不思議なこともあるものです! もしボドゲ仲間はいるけれど、ゲームを作ったことがない。でも作ってみたい!という方はボドゲ仲間に相談してみてください。 私たちのように、意外と相手も同じ気持ちだったりするのかもしれません。 さいごに 前回のゲムマで『斎藤vs中村』を販売し、ありがたいことに完売まで漕ぎ着けた日の帰り道、一言ではまとめることができない大きなやりがいやよろこびといった感情が溢れてきたのを覚えています。 ゲームマーケットは買い手、作り手、双方が『参加者』。 そして自分たちもまた、『参加者』の中に混ぜてもらえたのだと、感じることができました。 たくさんの人に私たちが作ったものを手に取ってもらえる、遊んでもらえるというやりがい、そして他のサークルさんの素晴らしいアイデア溢れるボードゲームで遊ばせてもらえるよろこび。 どちらもゲームマーケットでしか味わえないものです。 あの会場の熱気は参加してみないとわかりませんね! ちなみに当日ゲームを買いすぎてダンボールで自宅に送るハメになったのはまた別のお話。 あのやりがいやよろこびといったものを何度でも味わうために、私たちは今日もボードゲームを作り続けます。 みなさまと一緒に、このボードゲーム界隈を盛り上げていけることを願って! ところで次回作はいつ出るんだ、だって? そりゃあキミ、言わないお約束だよ。
- 2023/5/12 0:03
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- 『斎藤vs中村』制作秘話 その④
- こんにちは! ボードゲームサークル AlbatrossBoard です。 今回も『斎藤vs中村』制作のバックグラウンドを語っていこうと思います。 前回に引き続き、第四回目も特殊カードについて話していきます。 よろしければ最後までお付き合いください! ▼『斎藤vs中村』の概要について知りたい方はこちらをチェック! ▼はじめから読みたい方(第一回目)はこちらから! 最弱から汎用へ――!「情報収集」の軌跡 さて、ようやく「情報収集」という特殊カードについて語ることができます。 このカードは、おそらく『斎藤vs中村』というゲームの中で最も制作過程にドラマ性のあるカードです。 実際にカードを作ってみようという話になったとき、はじめて私が作ったカードがこの「情報収集」でした。 実は当時と比べるといろいろと改修されているのですが、大体のデザインはそのまま受け継いでいます。 色が何種類か使われていたり、構図が違っていたりと、ほかのカードとは若干違うデザインになっているのがわかりますね。 気になる効果についてですが、カードの名前は同じものの効果は今よりもはるかに弱いものでした。 たしか「自分以外のプレイヤー1人のカードをランダムに1枚見て、山札の上からも1枚見る」みたいな効果だったような? 加えて当時は特殊カードを引いたターンは特殊カードを使用できないルールだったのもあり、テストプレイ中誰もこのカードを使用しないという事態に・・・。 正直、満場一致の最弱カードでした。 そこから長い時間を経て「全員のカードを2枚見る」や、「山札から2枚まで見る」など様々な案が出され、ようやく今の形に落ち着いたのです。 半年・・・は言い過ぎかもしれませんが、とにかく非常に長い期間と数えきれないほどの微調整&テストプレイの末にたどり着いたのが今の効果でした。 さらに特殊カードを引いたターンにすぐ特殊カードを使用できるルールになったことも相まって、今ではほかのカードよりも汎用性が高い特殊カードという立ち位置に返り咲きました。 こちらの動きを読まれることなく、ノーリスクで全プレイヤーの手札と山札からカードを見ることができる。 もちろんすごく強いカードというわけではありません。 しかし、このカードを使用して得た情報は必ずほかのプレイヤーの戦略や自分の立ち回りについて考えるきっかけになるでしょう。 次のアクションにつなげるための起点、それがこの特殊カード。 現在のこのカードの汎用性こそ、『斎藤vs中村』というゲームをはじめて考えたあの日に私が思い描いた「情報収集」の姿なのです! 捨てろ!拾え!「廃品回収」・「ドロップアウト」 前回ご紹介したボツ案の中にあった「シュレッダー」の効果を部分的に採用したのが「廃品回収」と「ドロップアウト」。 「廃品回収」は捨て札を何らかの方法で再利用できないかという考えから生まれたカードです。 「ドロップアウト」は「情報収集」と組み合わせることで真価を発揮するカードとしてデザインしました。 どちらにも共通して言えることですが、カードを捨てるというアクションは他のプレイヤーに情報を与えてしまう行為であるため、扱いには注意が必要です。 しかし、それは裏を返せば相手を惑わすことも可能ということ。 うまくこれらのカードを駆使して勝利を手繰り寄せましょう! ちなみにテストプレイ中は「廃品回収」が証拠隠滅への最後のピースを呼び寄せるためによく使用されていた印象があります。 相手の戦略を崩す「商談成立」! 現在の「商談成立」はボツ案にあった「強奪(商談成立)」と「高速自己紹介」に着想を得たカードです。 「告発」・「裏告発」以外でほかのプレイヤーに直接干渉できる手段を用意したかったんですよね・・・。 その効果はただカードを奪うのではなく、強制的にカードを交換させるという厄介な代物。 相手の戦略を崩しつつ、不要なカードを処理することができる攻防一体となったカードとなっています。 渡すカードによっては相手のミスリードを誘うこともできるかもしれません。 使いどころは他よりも難しいかもしれませんが、このカードを使いこなすことができれば相手を妨害しつつ勝利に近づくことができるので、積極的に使っていきましょう! 前回と今回、2回にわたって特殊カードのご紹介をしてきました。 いや、もう「情報収集」について語ることができたので思い残すことはありません! 「情報収集」は箱の裏面やポスターなど、様々な場所で目にする機会があるカード。 だいぶ優遇されている感がありますね?(笑) このブログを読んで興味を持ってくださったそこのあなた。 ぜひ『斎藤vs中村』を実際に手に取って「情報収集」をはじめとするたくさんのカードに触れてみてください! どれもこだわってデザインしたカードばかりです。 まあ、「新品の台紙」のようなカードもありますが!! ゲムマ2023春、私たちのサークル AlbatrossBoard は土曜日1日目(5/13)のみの出展。 当日は「カ-37」でお会いできるのを楽しみにしております!
- 2023/5/4 7:04
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- 『斎藤vs中村』制作秘話 その③
- こんにちは! ボードゲームサークル AlbatrossBoard です。 今回も『斎藤vs中村』制作のバックグラウンドを語っていこうと思います。 (はやいものでもう第三回目です!) 第三回目はゲームを彩る特殊カードについて話していきます。 よろしければ最後までお付き合いください! ▼『斎藤vs中村』の概要について知りたい方はこちらをチェック! ▼はじめから読みたい方(第一回目)はこちらから! 【初公開!ボツ特殊カード供養】 コンセプトを練り始めたときから、名刺カードの他に様々な効果を持った特殊カードを作る考えはありました。 ここで手元にあった当時の殴り書きメモをもとに、はじめに考えていた特殊カードの名前を初公開します! ・情報収集 ・シュレッダー ・高速自己紹介 ・強奪(商談成立) ・真名看破 どこぞのスマホゲームに影響されていそうな名前がありますね(笑)。 順番に見ていきましょう。 まず情報収集ですが、今も名前が残っている数少ないカードです。 個人的に最も思い入れのあるカードなので、こうしてみると感慨深いものがありますね・・・! 次にシュレッダー。 当時は自分以外のカードを持っているとポイントにマイナスされるルールを考えていたため、不要なカードを捨てる必要がありました。 新しいルールに合わせ、効果の一部を現在の「廃品回収」や「ドロップアウト」に受け継いでいます。エモいですね。 高速自己紹介ってなに・・・? きっと高速で自己紹介するんでしょう。(てきとう) 二回連続でカードを交換する効果だったような気がします。 強奪(商談成立)。 当時はカードを他プレイヤーから奪うだけの効果でした。 これと上でご説明した高速自己紹介の効果を合わせたものが、現在の「商談成立」になります。 当時から「商談成立」という名前は考えられていたようです。 最後に真名看破。 出た!という感じですが(笑)。 第二回でお話しした特殊行動「告発」のもとになる効果です。 様々な理由で特殊カードではなく、特殊行動として全プレイヤーがゲーム中に1度ずつ行うことができるようになりました。 こうしてみると、すべて何らかの形で現在の『斎藤vs中村』に受け継がれてますね! 【ポイント勝負はお任せ!「昇進」・「新品の台紙」】 『斎藤vs中村』には「昇進」、「新品の台紙」という特殊カードがあります。 これらはポイント勝負になったときに役立つカードとしてデザインしました。 他の特殊カードはプレイ中に使用して効果を発揮しますが、「昇進」や「新品の台紙」は最後の最後でしか効果を発揮できません。 枚数がほかの特殊カードと比べ少ないですが、もしこれらのカードを引けたらポイント勝負を狙ってみるのも面白そうです。 逆に他プレイヤーが特殊カードを引いたのにそのターン使用しなかったら、これらのカードを手に入れたことを疑ってもよいかもしれませんね。 ちなみにテストプレイ中は「昇進」の有無が勝敗を分けたことが何度もありました! 【「上司の情け」でノーリスク告発!?】 前回、告発を失敗したときのリスクは重めに設定してあるというお話をしたと思います。 しかし、それではこのゲームの重要な戦略の一つである「告発」を行うプレイヤーが減ってしまうのではないかと思いました。 そこで考案されたのが「上司の情け」。 このカードを持っていれば、ほぼノーリスクで一度だけ「告発」を行うことが可能。 これにより「告発」のリスクを最小に抑えることができます! 次回はいよいよこのゲームを代表する特殊カード、「情報収集」のお話をします。 このカードについて語りたかったからこのブログをやっているといっても過言。 次回もお楽しみに! あ、最後にひとつ宣伝をば。 ゲームマーケット2023春、AlbatrossBoard は1日目(5/13)のみの出展。 「カ-37」で皆様をお待ちしております!
- 2023/4/26 6:17
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- 『斎藤vs中村』制作秘話 その②
- こんにちは! ボードゲームサークル AlbatrossBoard です。 前回に引き続き『斎藤vs中村』制作のバックグラウンドを語っていこうと思います。 第二回目はゲームの勝利条件と特殊行動について話していきます。 よろしければ最後までお付き合いください! ▼『斎藤vs中村』の概要について知りたい方はこちらをチェック! ▼前回(第一回目)はこちらから! 【ゲームの勝利条件は・・・?】 第一回目で「渡した名刺にミスがあったため、急いで回収する」というコンセプトが決まりました。 ある程度ゲームの方向性が見えてきたので、次に勝利条件について考えていきます。 カードを集めるゲームの勝利条件として最も簡単なのは、集めたカードの組み合わせでポイントを競うというものでしょう。 そこで、ゲーム開始時に各プレイヤーに「斎藤」や「中村」といった名前カードを配り、その名前の名刺カードを集めることでポイントを稼ぐシステムにすればよいのでは?と考えました。 ちなみに当初は自分のカードではなく他人のカードを持っていると、得点がマイナスになるイメージでゲームを作っていました。 【ゲーム性に深みを持たせる「証拠隠滅」&「告発」!】 勝利条件がポイント制というのはシンプルでわかりやすい反面、このゲームならではのオリジナル性に欠けているような気がしました。 ここで再度このゲームのコンセプトについて考えてみます。 ・架空の人物が繰り広げる『仁義なき名刺交換バトル』 ・名刺交換の目的は「渡した名刺にミスがあったため、急いで回収する」こと 上記のコンセプトだと、自分の名刺を集め終わることがゲームの勝利条件としてのあるべき姿のように思いました。 これが「証拠隠滅」です。 これまではポイントを競って勝者を決めようとしていたため、大幅なゲームシステムの変更を余儀なくされました。 反対に、他のプレイヤーに名刺の不備(ミス)を報告されてしまうことがあってもよいのではないかとも思いました。 ここで初めて自分の正体を隠しながらカードを回収するという考え方が生まれ、相手の正体を見破る(名前を言い当てる)というアクションをゲームシステムに組み込むことにしました。 これが「告発」です。 告発されてしまうと一発でゲームから脱落となってしまうので、どのように「告発」を行うかは慎重に考える必要がありました。 そのため、はじめは特殊カードの中の1種類としてデザインしており、1ゲーム中に告発が発生する回数を制限しようとしていました。 その後テストプレイやメンバーとの話し合いを経て、プレイヤーがとれる戦略を増やすというねらいから全プレイヤーが1度ずつ行うことができる今の形に落ち着きました。 ただし、失敗したときのリスクは重めに設定しました。(ノーリスクで「告発」ができるようになる特殊カードも存在しますが・・・) ちらっと特殊カードについて触れましたが、特殊カードについては語りたい部分が多くあるので、次回以降でお話ししていければと思います! 「告発」の派生である「裏告発」について。 カード集めの難易度としては「証拠隠滅」と同じです。 誰かのミスの証拠を集めたのであれば、当然のようにそのプレイヤーを告発できますよね? それに、それだけカードを集めることができたのなら、なにかボーナスが欲しい!(笑) そんな思いから生まれたのが「裏告発」です。 【それでは、お先に失礼します!(「定時退社」)】 基本戦略は自分のカードを集めて「証拠隠滅」を図ることですが、はじめに考えていたポイント制がなくなったわけではありません。 ゲームの終わりを設定することで、それまでに「証拠隠滅」の条件を満たしたプレイヤーがいなかった場合は強制的にポイント勝負に持ち込むようにしました。 しかしゲームの特性上頻繁にカードの交換が発生するため、思うように得点の高いカードの組み合わせが集まらないことがテストプレイを重ねていく中で多々ありました。 そこで今時点での自分のカードを持ち逃げする「定時退社」を思いつきました。 ポイント勝負に的を絞った戦略が生まれたことで、他のプレイヤーがどの戦略でカードを集めているかの読み合いも発生するようになりました。 「証拠隠滅」や「告発」、「裏告発」はもちろんですが、それらの戦略と組み合わせることで複雑な読み合いを発生させる「定時退社」も『斎藤vs中村』においてなくてはならない戦略の一つです。 特殊行動まわりはテストプレイで試行錯誤しながら作り上げていった部分です。 ゲームのコンセプトにもマッチしており、バランス的にもかなりよい形に持っていくことができたのではないかと思っています。 『斎藤vs中村』をプレイして、ぜひあなたのプレイスタイルに合った戦略を見つけてみてください!
- 2023/4/15 4:06
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