ネコの探検隊
『ネコの探検隊』というゲームを作っています
よろしくお願いします!
- 『ネコの探検隊』の名前の由来
- 2017/7/22 23:47
「ネコ成分がもうちょっと欲しい」というフィードバックもよくいただきましたが(スミマセン!)、きちんとこだわってつけた名前です。せっかくですので紹介します。
はじめから決めていたのは、心理療法っぽさを感じさせない名前にする、ということでした。(当初は説明書にも書かないつもりでしたが、結局書いたほうがコンセプトが良く伝わるし、そこに興味持ってくれる人もいるだろうし、差別化にもなるだろうということで小さめの字で書き加えました。)最初は認知行動療法の中でも認知再構成という、物事についていろんな捉え方ができるようにするというセッションをテーマにゲームを作っており、「スイッチ」「フレキシブル」みたいな名前を考えていました。
認知再構成をもとにしたゲームも認知行動療法の専門家からも好評だったのですが、①どうしても説教臭さが抜けきれなかったこと、②行動活性化単体で有意義な結果が実証されたこと、などを理由に仕切り直しをして、行動活性化をもとにしたゲームをまたゼロから作り始めました。
行動活性化のポイントは、日常の中で、楽しかったり達成感を感じることを探して意識的にちょっと増やしてみましょう、でも実際にどんなことをすると楽しいかはやってみないとわからないから、実際に試してみましょう、というものです。実際に試すことをカウンセラーによっては「行動実験」と呼んでいます。実験もいいけれど、探検の方が楽しそうだなということで、「行動探検隊」という名前をつけました(ブース名が行動探検隊だったのは、申込みの時はまだこの名前だったからです)。
「行動探検隊」でいいかなと思っていたのですが、「行動」という字面がまだまだカタイなということに気づきました。そこで、「探検隊」だけ残し、多くの人が好きで、しかも好奇心旺盛で何か試してみるというイメージにも合致する「ネコ」を採用し、「ネコの探検隊」という名前にしました。時期としてはネコが入ってきたのはたしかに最後の最後なんですが、ネコのイメージが行動活性化のイメージに結構近いのではないかというちゃんとした理由があってネコの手を借りた次第です。