Nirgends @Nilgents
こんにちは。アナログゲームサークルNirgendsです。
Nirgendsの意味はドイツ語で「どこにもない」
どこかにあって、どこにもないゲームを作りたいサークルです。
- ウッドコイン制作日記/洗い作業
- 2017/5/9 23:30
こんにちは。春風邪で一週間ほど寝込んでいたMegです。
先日、ゲームマーケットの打ち合わせを兼ねてRyoHEY代表とお茶に行ってきました。
大好きな曲に「ペリエ飲み干し 一気にモチベーション上がる」なんてフレーズがあるけれど、ペリエを一気に飲み干すのはちょっと勇気がいるなぁなんて思いつつ。
さておき、前回のブログから少し時間が開いてしまいましたが、ゲームコイン【WoodCoin】の作業状況についてお知らせします。
先日、会場へ持っていく予定のWoodCoin約30セット分の彫刻がすべて完成しました。
レーザー彫刻を施した後のWoodCoinには大量のススが付いているので、ひとつずつブラシで丁寧に洗います。
この洗い作業が地味に大変。
木の表面には導管と呼ばれる細かな木目があり、彫刻を行うことで導管にススが入り込みます。ススが付いたままの状態だと、WoodCoinに触れただけで手が真っ黒になったり、焦げの匂いが木から取れにくくなってしまいます。
そのため、導管に入り込んだススをブラシで掻き出す必要があります。
WoodCoinの場合、手触りだけでコインの種類を判別できるよう、少し深めに彫刻を施しております。
彫刻の深さがある分、ススを掻き出しにくくなってしまうので、ひとつひとつのコインを洗うのにどうしても時間がかかってしまいます。
1500枚のウッドコインを洗うのに、毎日3~4時間、約2週間ほど時間を要しました。
また、ここまでの作業の中で、ちょっとしたアクシデントもありました。
作業を効率化するために野菜洗い専用の洗濯機を導入したところ、洗い落としたススが洗濯機の中で広がってしまい、WoodCoinが黒く変色してしまいました。
写真は、樫の木を切り出して作成したWoodCoin。特に、導管の変色が顕著で、木の表面に点々した模様がまだらに浮かんでいます。
このまだら模様はカビではなく、木の中に元々入っているタンニンという成分が木の表面に浮かんだもので、人体に害のある物質ではありません。
また、彫刻を施した部分のススは、ブラシを使って洗ったモノよりもしっかりと洗い落とすことが出来ており、焦げの匂いもほぼありませんでした。
試しに、変色した部分よりも濃い茶色の自然オイルで塗装を施したところ、木目だけが浮かび上がって美しい仕上がりになりました。(写真下)
この着色を施したWoodCoin については、【ウォールナット】として数量限定で出品する予定です。
こうして洗い終わったウッドコインは、日陰で丸1~2日ほど乾燥させます。
しっかりと乾燥したことを確認したら、軽くやすりをかけて塗装に入ります。
ウッドコイン
商品の仕様
素 材:木
サイズ:20㎜×20㎜×5㎜(厚み)
重 さ:約2グラム
セット内容
1coin 40枚/5coin 20枚/10coin 10枚
デザイン
Kanji/Pixel/Okoku
Color
飴色/胡桃/黒茶
※胡桃、黒茶は数量限定にて販売を行います。詳細は近日ご報告を予定しております。
販売価格
3,000円
その他
2017年 Game Market
サークル名【Corolla】ブース番号【M09】
会場にて販売致します。
当サークルのHPはこちらからどうぞ。(画像をクリックしてください。)