ゲーム・アズ・ア・ランゲージ

本格対戦カードゲーム「札の語り部」を作成しています。「札の語り部」の特徴は以下の4つです。

1. 遊ぶのに必要な物はカードだけです。
2. フレーバー(世界観や雰囲気)を重要視しています。
3. 「何の役にも立たないカード」が(本当に)ありません。
4. 運要素はそこそこ強めで、初心者にも勝つチャンスがあります。

ゲムマ会場では体験卓も用意しております。インスト込みで30分程度で遊べますので、是非遊んでただければ幸いです。

【S05 札の語り部】ターニングポイント
2017/5/7 22:00
ブログ

カードセット「ヴァルトブルクの歌合戦」
人数    2人か4人
時間    15分程度
広さ    600mm*600mmあれば十分
ルール   対戦型のリビングカードゲーム




今回は「ターニングポイント」という特別なカードタイプと、実際のカードをご紹介します。

概要



通常のカード「キャラクター」「テリング」「エピソード」はいずれも30枚のデッキの中に入れますが、「ターニングポイント」はその30枚とは別に、1枚まで用意できます。

ターニングポイントはゲーム開始時は裏向きで伏せておき、ゲーム中に一度だけ表向きに(開示といいます)して、そこに書かれている超強力な効果を使うことができます。開示するための条件は非常に緩く、開示したいターニングポイントと同じ属性のカードが語彙にあることだけです。コストなどはありません。

実際のカード





《パルチヴァールの挑戦》は、任意のタイミングで舞台にあるカードを何でも破壊できる上、カードを1枚引けます。



《ヴォルフラムの物語》は、手番で使えるカードを1枚増やせる上、カードを2枚も引けます。



《ファフニールの略奪》は防御力12以下の(つまり基本的に任意の)キャラクターを破壊できる上、カードを2枚も引けます。



《エリーザベトの祈り》は「カードを3枚引く」より強力な効果をもたらします。



《ブリュンヒルデの一突き》は今のところこのゲームで唯一の「手札のカードを見て」捨てさせる効果を持っています。しかもカードを1枚引けます。



《モルガンの幻惑》は一種のリセットボタンです。



《バロールの布告》は2体のキャラクターを抵抗の余地なく処理できます。

デッキ構築制限



ここまではターニングポイントの利点について説明しました。実際、ターニングポイントの使用時は、条件も緩く、効果は強力で、使わない理由がありません。しかしターニングポイントには重大な制限があります。

ターニングポイントを使う場合は、デッキに構築制限がかかります。具体的には、ターニングポイントを用意する場合、そこに書かれている「最大属性数」以下の種類の属性のカードしかデッキに入れられません。

例えば、《パルチヴァールの挑戦》を用意する場合、書かれている最大属性数は3なので、あなたは3種類の属性((光)(火)(金)など)を選び、その属性を持つカードのみでデッキを構築しなければなりません。

これにより、ターニングポイントの正体を巡る駆け引きが発生します。ゲーム中に相手が公開してきたカードから、相手のターニングポイントが何なのかある程度予測することができるのです。

例えば、相手が(風)(水)のカードを使って来た場合、リセットボタンである《モルガンの幻惑》が用意されているかもしれません。しかし、その後で(光)カードが出てきたら、その可能性はなくなるので、リセットボタンを気にする必要もなくなります。

本日はここまでです。

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カードセット「ヴァルトブルクの歌合戦」の詳細はこちらをご覧下さい。

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