ゲーム製作部 みんみと @s_minmito
- 「敬服」して楽しい。「敬服」されて嬉しい。
- 2016/12/5 22:39
みんみとのさえきです。
今回のブログ記事は「貴族と高利貸」とは関係なく、HOYGAMES様の「老師敬服」のルールを読んでの感想と考察です。
「老師敬服」は、
「敬服」して楽しい。「敬服」されて嬉しい。
ルールを読んでそんなゲームになっている印象を受けました。
行動は弟子カードに行動タイルをプロットすることによって行われ、他プレイヤーがプロットを実行する際に「敬服」と言って敬服チップを渡せば、他プレイヤーと同じ行動をできます。そして、敬服チップを受け取ったプレイヤーは0.5点を獲得します。
この0.5点は軽くない点数に感じるので、いかに「敬服」されるかがゲームの鍵になるはずです。そうなると、自分の行動に魅力を与える行動タイルとプロットの数を増やす弟子カードの獲得は非常に重要になってくるのですが、弟子カードは買ったままだと大体はマイナス点で、買った時と同じ支払いをして裏返さないとプラスの得点になりません。
「敬服」されるためにもプロットの手数を増やしたいのですが、増やしたからには裏返さないといけない訳です。どれだけ風呂敷を広げるか、うまく畳みきるかがこのゲームの面白さになるでしょう。
と、システムに関する考察を書いていきましたが、このゲームの魅力はシステムだけには留まりません。
「老師敬服」のルールブックを読んだ方は心の中で「敬服」とつぶやいたはずです。隙あらば声に出して「敬服」と言ってしまったはずです。この短いブログ記事しか読んでいないという方でも「敬服」とつぶやきたくなるはずです。というか、もう「敬服」と口から発しているのではないかと思います。
そう、「敬服」には魔力があるのです。
わたしも「老師敬服」のルールブックを読んだ後、気がついたら「敬服」しますと口にしていました。
このゲームのシステムは「敬服」の魅力を引き出すために相当にカスタマイズされたことでしょう。そして、
「敬服」して楽しい。「敬服」されて嬉しい。
このゲームはそんなゲームに仕上がっていると確信しております。
当然、最後はこの言葉で締めくくりたいと思います。
「敬服」します。