限界サムズアップ

ゲームマーケット2025秋に向けてゲームを開発している同人サークルです! 「トリックテイキング×セットコレクション」の十二支乱世-エトランゼ-(仮)を開発中です!

十二支乱世-エトランゼ-の企画書ができるまで。
2025/4/11 20:34
ブログ

1月25・26日、集中開発期間。
十二支乱世-エトランゼ-の誕生を語るに、この2日間なしには語れません。

ゲームの企画を創ることは、非常に大変なことです。私たちは、ゲーム企画を創る方法として、ハッカソンの手法を参考にしました。
私たちはメンバーの家に集まって、2日間かけて缶詰になってゲーム企画を創り上げました。つまり、2日間ずっと部屋の中で集中して机と向き合っていました。
これを私たちは集中開発期間と呼んでいます。

私たちはゲーム企画を創る前にテーマを決定しました。それは「トリックテイキングっぽいゲーム」を作ることです。何もない状態から企画を創るのは大変なので、あえて最初に制約をつけました。
集中開発期間でやったことを全て書き出すと長い内容になってしまいますので、今回は企画書になるまでの過程を記していきます。
過程には2つの段階があります。「評価軸の決定」と「アイデア出し」です。

1.[評価軸の決定]
まずは評価軸を決めました。評価軸とはメンバー全員が目指すべきゴールです。つまり、メンバー全員が創りたいと思うゲームのイメージです。
ゲームのイメージを具体的にするために、私たちは評価軸を3つ決めました。

①最後までゲームに参加できる
プレイヤーがゲームシステムによって離脱せずにゲーム終了時まで参加できるようにする。

②何回でもやりたくなって続編もほしくなる
開発したゲームが何度でも楽しく遊べて、拡張セットで楽しみの幅が広がる。

③相互インタラクションがある
プレイヤーが対戦相手に影響を及ぼすシステムを取り入れることでプレイヤー間の駆け引きを楽しめるようにする。

メンバーたちはそれぞれゲームにおいて大事だと思うことを話し合いました。そうして、私たちが創りたいゲームのゴールを決めました。

 

2.[アイデア出し]
次に企画となるアイデアを創るために、どんなゲームが良いか、無我夢中でアイデアを多く書き出しました。
「~~~を▼▼▼で◇◇◇を×××するゲーム」というテンプレートを使い、制限時間を決めて付箋にアイデアをたくさん書きだしました。
制限時間をつけたのはより集中して作業をするためです。

ここで出たアイデアを少し紹介します。
「海産物を装備して海のバケモノと戦うゲーム」
「釣りをして大物を釣りあげるゲーム」
「オタ街のNo.1を決めるゲーム」等…
これだけでもゲームにしたら面白そうな個性が強いアイデアが出ました!


ゲームのアイデアを考えていましたが、行き詰ってしまいました。しかし、気づきもありました。
トリックテイキングはトリックに勝つとカードの束を貰います。この要素から何かモノを集めるアイデアをトリックテイキングと掛け合わせると面白いのではないかと私たちは考えました。
そこで私たちは、趣向を変えて「集めて面白いもの」を書き出すことにしました。


ゲームのアイデアを出し切ったあとに書き出しているのであまり出ないと思いきや、再度机を埋め尽くすくらいの付箋でいっぱいになりました。
 

その後、「~~~を▼▼▼で◇◇◇を×××するゲーム」と「集めて面白いもの」のアイデアを組み合わせて、3つの企画書が出来上がりました。
 


この3つをブラッシュアップしていった結果、十二支乱世-エトランゼ-を開発することになりました。

十二支乱世-エトランゼ-の企画書からゲームシステムに落とし込む過程については別の機会に記していきたいと思います。
楽しみにしていただければ幸いです。何卒、よろしくお願いいたします!