BUNGU SQUAD @bungu_squad
書く/消す/切る/貼るなど文具の機能を使って対戦するアナログゲーム、その名もBUNGU SQUAD!
◯✖️ゲームの5目版で、相手のマークが繋がる前に間をハサミで切ったり、セロハンテープで修復したり、
はたまた消しゴムでマークを消したりして、文具の機能がそのままゲームのスキルとなります!
そしてトランプの手札が何を持ってるかによって使えるスキルが変わるので、運の要素も大きく、
子供と大人がやっても好勝負になるので老若男女問わず楽しんでいただけます!
1対1のゲームですが、複数人で相談しながら遊んでも楽しいです。
プレイ時間は20〜40分です。
文具と紙とトランプがあれば、何も買わなくても遊べますが、もっと世界観を楽しんでもらうために、もっと遊びやすくするために、オールインワンセットやルールブックを販売しております。
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※準備中※
- 既存のものと今回のCARD+は何が違うのか?
- 2025/2/22 13:49
「ゲムマで頒布する BUNGU SQUAD CARD +って、既存のものとどう違うの?」という質問をいただきました。
色んな違いはあるんですが、盤面を見ていただくとわかる通り、新バージョンのCARD+の方がマークがたくさん埋まってますよね?
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ご説明します!
「単純に勝負がつきづらくなっただけでは?」と思われたかと思いますが、半分正解で半分間違いです。
両方のプレイ時間は、ちゃんと計ったわけではないですがほぼ同じくらいです。
新バージョンの方が早いかもです。
まず、基本的なルールは同じで、お互いに自分のマーク(⚪︎/×)を交互に書き、文具のスキルで妨害し合いながら、先に5個マークを繋げたら勝ち。
自分の手番でやる事も同じです。
では何が変わったかと言うと、使える文具の種類が減りました。
今回は「糊」を省きました。
何のために省いたかというと、スキルの説明をする時に時間がかかるからです。
糊のスキルは他の文具と違ってイレギュラーなスキルで、楽しい反面、覚えるのが少し面倒。
また、他の文具のスキルもコスト2スキルとコスト3スキルそれぞれ1種類ずつに絞りました。
何のために絞ったかと言うと、「コスト2の方はラインに使うもので、コスト3のスキルはマークに使うもの」という説明だけで終わるようにしました。
これまでは、例えばハサミのコスト3スキルは3種類ありました。
それぞれの説明が必要ですし、それを使える状況になった時にどれを使うか迷います。
それが1種類になったことで、迷うことがほぼ無くなりました。
手札は5枚なので、使えるスキルの選択肢が多くても2,3つくらいまで減ります。
何が使えるかはカードにイラスト付きで書いてあるので、もしわからなくなってもすぐに確認できます。
#添付画像は仮デザインです
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以前はトランプを使っていて、それぞれのスートにスキルを割り当てていたので、ビギナーだと
「このスートは何使えるんだっけ?」っていう確認が必要だったり、
「はさみのコスト3スキルってどんなんだったっけ?」っていう確認が必要になっていて、いちいち手が止まっていたんです。
なので、それらが無くなってゲームがサクサク進むようになったんです。
ただサクサク進むだけでは、ここまで盤面が埋まる理由になりません。
実は今回導入した“とあるスキル”が鍵となっているんです。
なぜ盤面が埋まるようになったか。
それは、この「鉛筆のスキルカード」のお陰です。
#添付画像は仮デザインです
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このスキルを使うと、空いたマスにマークを書くことができます。
その後、通常の鉛筆のアクションがあるので、手番中にマークを2つ増やすことができます。
つまり、このカードを持ってる状態でマークが3つ繋がっていると、実質リーチになります。
しかもこのスキルはコスト1です。
山札の中に4枚入っているのですが、山札が無くなったら捨て札をシャッフルしてまた使うので、ずっとこのカードを引くチャンスは訪れ続けます。
早ければ、ゲームが始まって3ターン目にはリーチになったりします。
そうすると、ゲームは早く終わって、こんなに盤面が埋まらない気がしますよね?
そこでもう一つのポイント。
それは、この鉛筆カードを持った時は、
「手元にオープンにして置かなきゃいけない」というルールがあるのです。
そのせいで、こっちはリーチなんだぞということが相手に伝わるので、相手は慌ててその繋がりを妨害してきます。
かと思えば、今度は相手がリーチになったりします。
それを邪魔して、今度はこっちがリーチ、というのを繰り返していくと、意外と勝負はもつれ込んでいきます。
妨害された所をリカバリーしたくても、相手のリーチを潰さなきゃ負けてしまうので、もはや殴り合いのような展開になります。
このように、早い段階で双方のリーチ状態ができることですぐに緊迫感が生まれ、しかもしばらく拮抗した状態が続くため、盤面は埋まり、ゲームの満足度にも繋がるわけです。
例えるなら、これまでは野球とかサッカーのような展開、つまり後半の方に試合のクライマックスがあったのが、この新バージョンは相撲やボクシングのような、少し油断したらすぐに勝負が決まってしまう試合展開です。
もちろん、既存のバージョンの方が好きという方もいるので、スポーツと同じく優劣の話ではありませんが、ビギナーには優しく、経験者にも新しい展開を楽しめるので、一石二鳥の新バージョンとなりました。
今年のSPIEL ESESNには、ぜひこのカードタイプを持って行きたいと思っています。
まずは5/18(日)のゲームマーケットで頒布開始します。試遊付きでの出展ですので、よろしければ是非遊びに来てください!