Neon Comet Games

アメリカ・日本を拠点とする「Neon Comet Games」です。「蒸気の時代」拡張マップを主に発売する出版社です。 ・2024 3マップセット(失われた都市ドワルカ、大分温泉街、東京23区) ・2023 3マップセット(ミツバチ集合精神、ブルックリン、エスケープルーム) ・バイーア1808 ・スチームパンク hiroの以下ボードゲーム関連書籍も取り扱い中 ・NYのボードゲーム会実録エッセイ漫画 ・世界のボードゲームショップ・カフェ紹介雑誌 ・ボードゲーム英語フレーズメモ ・蒸気の時代ファンブック(マップ紹介本)

Neon Comet Games【両日エリア36】取り扱い作品一覧
2024/11/16 5:05
ブログ

こんにちは!

ゲームマーケット2024秋、いよいよ当日になりました!

 

我々、Neon Comet Games は、土日ともに、エリア36「allplay」と共同出展です。初めてのエリア出展です!

当日は、こちらのロゴ、またはallplayのロゴを目印に探してみてくださいね。

 

 

Neon Comet Gamesブースで販売する作品一覧は以下です。

Neon Comet Games

・蒸気の時代:2024 マップ3種セット【新作!】  8500円

・蒸気の時代:スチームパンク 4000円

・蒸気の時代:バイーア 1808 4000円

・蒸気の時代:2023ポスターマップ3種セット  8500円

・Roads&Boatsシナリオブック vol.1 7000円

hiroボドゲ関連書籍

・蒸気の時代ファンブック2 2000円

・NYのゲーム会エッセイ漫画1-3 各1000円

・ボードゲーム英語フレーズメモ1-2 各1000円

・世界のボードゲームカフェ・ショップ1-4 各1000円

 

ひとつずつ紹介していきます!

 

Neon Comet Games

 

2024 3マップセット(失われた都市ドワルカ・大分温泉街・東京23区、の3セット)

「蒸気の時代:失われた都市ドワルカ」

デザイナー:Joshua

2枚のマップ間をダイビングして行き来する3次元マップです。海面・海底の2つのマップを別々に配置します。海底での線路敷設は$4と高価ですが、貴重な遺物(黄色キューブ)はより価値の高い遺物であるため評価され、持ち帰ったプレイヤーの収入が+1で上がります。

知られざる伝説の海底都市・ドワルカというミステリアスな舞台に、海底探検を行い、どの色の宝を今集めるべきか?に頭を悩ませるマップになっています。

4-6人用、レターサイズ二つ折りマップ2枚組、日本語ルール、保存用封筒付属

 

「蒸気の時代:大分温泉街」 デザイナー:Hiro

日本の皆様には馴染み深い大分県のマップです!日本列島全体以外で、製品版として出された都道府県に関するマップは、大阪・東京に続きこれが3つ目だと認識しています。

最も源泉の多いとされる大分を舞台に、様々な泉質の源泉を訪れ温泉を掘削し、たくさんの観光客を呼びましょう。

 

「温泉」というとただ温泉を訪れてゆったり過ごすことをイメージしがちですが、温泉地として発展してきた背景には、様々な方の大きな苦労があります。

温泉法に準ずる基準を満たし、かつ掘削や観光客誘致など、様々な過程を経て「温泉」ができていること。実際に大分を訪れ、その苦労の裏の片鱗を知りました。

 

これを再現するシステムとして、源泉をまずは探し、利権を得て掘削を行う(黒キューブを源泉に運ぶ)。オープンした後に、その泉質を求めるお客さんを誘致し、収入を得る。(その温泉と同じ色のキューブを温泉地に運び、収入を得る)こととしました。つまり、黒キューブは利権を表し、他4色のキューブはその泉質を求めた観光客、となります。

湯めぐりスタンプラリーによるゲーム終了時得点も特徴的です。スタンプラリーも日本らしいことの一つなので、海外の方にもぜひ楽しんでほしいマップです。

 

テーマへのこだわりを詰め込み、テストプレイを何度も何度も行い、ようやく製品として出版できるところまで持ってこれた、思い入れの強い作品となります。

システムの難易度はそんなに高くないため、これまでのNeon Comet Gamesの難しめの作品を楽しんでくれた方々も、蒸気の時代を最近はじめた、という方にも遊んでほしい作品です。

3-5人用、レターサイズ二つ折りマップ2枚組、日本語ルール、保存用封筒付属

 

「蒸気の時代:東京23区」デザイナー:しの

3つ目も日本が舞台、しかもこちらは東京中心部を舞台にした「東京23区」マップです。

アクション選択にダイスドラフトを組み込み、線路敷設や輸送に獲得したダイス目を消費しなければならない画期的なシステムを採用。

こちらは、しの氏による国産名作インディーズマップのリメイク・初製品化作品となります。筆者Hiroのまわりの蒸気プレイヤーからの評価もとても高く、さらなる進化を遂げた東京23区。ぜひ遊んでほしい国産作品です。

3-4人用、レターサイズ二つ折りマップ2枚組、日本語ルール、保存用封筒付属

 

「蒸気の時代:スチームパンク」デザイナー:Hiro / グラフィック:Hiro

名作鉄道ゲーム「蒸気の時代」の拡張マップです。都市が回転し、輸送できる商品の色が変わります。またユーロゲームにある「ゲーム終了時得点」を追加しており、ゲーム終了時まで誰か勝つかわからない、ダイナミックなプレイができます。普通の「蒸気の時代」で飽き足らない方にぜひ遊んでほしい、中級者向けマップです。

 

レターサイズ二つ折りマップ2枚組、オリジナル都市タイル6枚、日本語ルール、保存用封筒付属

3人専用、90-120分 ゲムマ価格4000円

ゲーム内容詳細はこちら

 

蒸気の時代:バイーア 1808 デザイナー:Jose Silva / グラフィック:Hiro

株式借入上限をゲーム開始時に決め、賄賂トークンを使用してアクションを強化するユニークな拡張です。

3-5人、120-150分 ゲムマ価格4000円

ゲーム内容詳細はこちら

 

 

「蒸気の時代」拡張ポスターマップ3種セット

・ミツバチ集合精神 3-5人(デザイナー:Joshua / グラフィック:Hiro)

特徴:このマップでは、黄色キューブはミツバチを表します。ミツバチが花畑に花粉を運びますが、他の花にいるミツバチ1匹ごとに、輸送時にペナルティを受けます。特別アクションにより、ミツバチの影響を無視したり、ミツバチの場所を移動させることができます。

 

コメント:基本マップからのルール変更点は比較的少なく、一見シンプルな部類のルールです(ルールブックはなんと1ページ!)。しかし「商品輸送時に所持金を持っていなければ輸送さえできない」という状況が最終ラウンドまで発生する可能性があり、とてもつらいマップとなっています。蒸気の時代で感じるタイトさに加えて、蜂に刺されるような辛さを、この拡張で味わってもらえれば嬉しいです。

ゲーム内容詳細はこちら

 

・ブルックリン 3-4人 (デザイナー:Hiro・Joshua / グラフィック:Hiro)ゲーム内容詳細はこちら

 

特徴:ニューヨークのブルックリンを舞台に、ファッションショーにモデルとして参加します。輸送した色に対応したパラメータが上がり、ゲーム中盤・終盤でトラック位置により評価されます。また、セットコレクションとして最後に得点が加算されます。特別アクション「ランウェイ・ディーバ」「スポットライトを盗め!」をうまく使って、他モデルたちを出し抜きファッションリーダーになりましょう!

 

コメント:去年まで住んでいた町ニューヨークのマップを作りたくて、ファッションをテーマに作りました。キューブ全色を5セット輸送した時のゲーム終了時ボーナスがとても大きく、収入トラックだけでない競争が楽しめます。また、同じ色キューブを輸送するとボーナスがもらえることで、ファッショントレンドトラックでのマジョリティ争いも熾烈になること間違いなしです。

 

簡易デザイナーズノート:プリントアンドプレイで公開した前作「ベンゼン」で一度セットコレクション要素を導入し、そこで「線路敷設や収入を最優先に考えず、輸送する色を最優先に考えるのは面白い」と確信を得ました。一方で、2色3色だけのセットコレクションは果たしてセットコレクションを導入したといえるのかと自分自身で疑問を抱えていました。加えて、これまでのPnPマップは(広く遊んでもらえるよう)初心者でも楽しめる難易度設定を行なっていたため、難易度が優しいマップしか作ったことがないことに不完全燃焼を感じておりました。そこで今回のブルックリンでは、トップの人がギリギリ到達できるかできないかぐらいの難易度の高めなセットコレクションを導入し、さらに人数別の得点調整デベロップを行いました(ここにかなり時間がかかりました)。それゆえ、意図するゲームデザインやプレイ感がうまく表現できていると思っています。制作の過程で、街や都市の距離・コストのバランス調整にも時間をかける重要性を学んだ事も大きいです。なおグラフィック面では、ファッション・モデルがテーマという事もあり、華やかさにこだわって作っています。ドープでクールな、ブルックリンの空気感が少しでも伝われば幸いです。

 

・エスケープルーム 2-4人 (デザイナー:Joshua / グラフィック:Hiro)

特徴:限られた時間内で4種のミッションを協力して解決し、脱出を目指します。通常通り勝者は1人ですが、脱出に失敗すると全員が敗北するスリリングな拡張です。ある時は協力し、ある時は熾烈な戦いが勃発するような、半協力マップです。パズルの中を少しだけお伝えすると、パズル1では指定された色のキューブを運び、パズル2では特定の条件を満たすようトリッキーな線路敷設を要求され、はたまたドアのアンロックにはエリア外の敷設を強いられ…おっと、ここはルールブックを見てのお楽しみ!

 

コメント:「エスケープルーム×蒸気を思い付いた」とチームメンバーから聞いた時、とても驚き信じられなかった事が記憶に新しいです。今回出版する拡張の数あるメカニクスの導入の中で、最もチャレンジングな導入でした。複数のミッションを半協力で達成していく様は、脱出ゲームや、全体目標のあるボードゲームの体験に似ています。私の感じるこのマップの面白さは「蒸気の時代なのに、フェーズごとに達成すべき内容が異なる点」です。特徴説明でお伝えしたとおり、ある時は指定色のキューブ探しに必死になり(もちろん収入も必要ですしね)、ある時はエリア外の敷設のためのお金をキープするため泣く泣く競りを諦めたり…この拡張、いやこの脱出ゲームが終わった後に「いつもと違った蒸気を遊んだ」という満足感を確実に与えると断言できます。いつもと違った蒸気を遊んでみたい方向けの、トリッキーな拡張。ぜひ遊んでみてください。

ゲーム内容詳細はこちら

 

Roads&Boatsシナリオブック vol.1 

Image

エッセンシュピール合わせで2024/10に発売するやいなや売り切れてしまい、プレオーダー以外の在庫がない状態がしばらく続いておりました。

無事再販の許可が取れ、間に合いましたので発売します!

「ローズ&ボーツのシナリオブック vol.1」に含まれている内容:
-Splotterデザイナー:Joris Wiersingaによる前書き
-Jorisのハンドメイド版『Roads & Boats』の独占画像付き紹介文
-本書の使い方に関する詳細なセクション
-「&cetera」拡張に特化したバリアント
-新しい第二次生産拠点モジュール
-フルカラーの161シナリオ(プレイヤー人数別に構成、ゲームのオリジナルアートワークを使用)
-新しい建築モジュールおよび追加タイルが必要なシナリオ用の6枚のシールページ
-付録:タイル内訳、プレイヤーエイド、メモ用ページ

書籍としては中々高価な7000円となっておりますが、盛りだくさんの内容に、スプロッターファンの方は満足いただける内容になっているかと思います。

 

hiroボードゲーム関連同人誌

 

・世界のボードゲームカフェ・ショップ1-4 各1000円

私はボードゲームと同じくらい旅が好きで、これまでヨーロッパやアメリカをたくさん旅行しました。その旅先で出会ったボードゲームショップ・ゲームカフェを雑誌風に写真と文章でまとめた本になります。最初にこの本のvol.1を作ったのが2019年なのですが、4年後も同じように世界のゲームカフェを回り、本としてまとめているとは当時は思いもしませんでした。

その時書いた本の紹介文はこちらです。

今年、またヨーロッパを旅したので、次回は新作を出せるといいな〜と思っています!

 

・蒸気の時代ファンブック2 2000円

 

蒸気の時代というゲームが好きすぎて、100マップを遊び、そのルール概要・プレイした感想・入手方法をまとめた本になります。(好きすぎて、蒸気の拡張を出版するチームまで作ってしまいました!)1年半前「蒸気の時代ファンブック」を頒布したのですが、あれからもずっと蒸気熱が冷めやらず、また100マップ分のデータが溜まったので、2を出版するに至りました。

近年DX日本語版がリリースされたこともあり、蒸気の時代がたくさん遊ばれています。しかし、蒸気の時代のルール・情報は主に英語。英語のソースから何百もある拡張マップの情報を探す出しプレイするところまで漕ぎ着けるには大変な苦労を伴います。そこで、私が100マップの紹介を行い、それをもとに次に遊ぶものをピックアップしてもらえれば、大幅に手間が省けると思っています。本をパラパラ雑誌のようにめくり、ビビッとくるものがあれば遊ぶ、そんなふうにカジュアルに蒸気を遊ぶ際の手助けになればなぁと思っています!

 

 

・NYのゲーム会エッセイ漫画1-3 各1000円

ニューヨークではボードゲームを遊ぶ相手が少なかったので、オンラインで見つけたボードゲーム会にほぼ毎週参加していました。そこには、想定もできないような愉快な人がたくさんいました。この漫画は、そのボードゲーム会で体験したエピソードを、4コマ漫画をギャグ風に描いてTwitterで投稿していたものです。書き下ろしもあります。

本の内容詳細はこちらをご覧ください。

 

 

・ボードゲーム英語フレーズメモ1-2 各1000円

この本は、英語学習中の筆者が、アメリカのボードゲーム会で実際に聞いた英語フレーズを、1000個収録した本になります。twitterで「#hirobgm」のタグをつけて手書きノートを投稿していたのですが、その手書きメモをそのままスキャンして、大学ノート風に約100ゲーム分1000フレーズまとめ、書き下ろしを追加したものになります。

本の内容詳細はこちらをご覧ください。

 

以上になります!共同ブースのallplayの作品も、面白いものが目白押し。

初のエリアブースとしての出展です。

 

遠方でゲムマに来られないという方は、郵送も受付けていますので、ぜひご利用ください。なお、発送は11月27日頃になります。

 

たくさんの作品を取り揃えて、お待ちしています!!!