オムライス研究会

中学の同級生で構成されるボードゲームサークル、その名も「オムライス研究会」始動!

【土C42】TRISKELION ラウンド進行の説明
2024/11/11 23:40
ブログ

こんばんは!
オムライス研究会のあだちです。


ゲームマーケット2024秋に頒布予定のゲーム「TRISKELION」は、
4つのフェーズからなるラウンドを繰り返し勝敗を決定します。
本記事では、ルールの中心であるラウンドの進行について写真を交えながら説明します。


・ドラフトフェーズ
 ラウンドの最初に各プレーヤーには5枚のカードが配られます。


 この中から1枚のカードを選択して、自分の前に伏せます。
 その後、残った4枚を左隣のプレイヤーに渡します。


 この手順を全員で繰り返し、手札がなくなったら決定フェーズに移ります。

・決定フェーズ
 ドラフトが終わり、写真のようなカードを選択しました。

 この5枚を色ごとに分けて足し算を行います。
 最も大きな合計値を持つ色を、"自分の色"として決定します。

 写真に示すプレイヤーの場合は赤3 青14 緑3のため、"自分の色"になります。
 他のプレイヤーも同様に"自分の色"を決定します。


 このプレイヤーはで、

 このプレイヤーはに決定しました。
 全員が"自分の色"を決定したら、次に色の決定に使わなかったカードを中央に集めます。

 集めたカードを色ごとに分けて足し算を行います。
 最も大きな合計値を持つ色を、"場の色"として決定します。

 今回の場では、赤6 青14 緑3のため、"場の色"になります。
 "自分の色""場の色"を決定出来たら、判定フェーズに移ります。

・判定フェーズ
 勝敗の判定は、"自分の色""場の色"でのじゃんけんにより行います。
 強弱関係は以下の図のようになっています。

 (ポ〇モンやパ〇ドラと同じ。)
 今回は"場の色"だったので、は負け、はあいこ、は勝ちとなります。
 判定を行ったら、清算フェーズに移ります。

・清算フェーズ
 判定フェーズでの勝敗に従って、清算を行います。
 "場の色"に勝ったプレイヤーは、失点を1枚左隣のプレイヤーに渡してもよいです。
 "場の色"とあいこだったプレイヤーは、失点を1枚山札に戻してもよいです。
 "場の色"に負けたプレイヤーは、ラウンド数と同じ枚数の失点を受け取ってください。
 (失点はこのラウンドで、自分が使ったカードから選んで受け取ります。)
 ここで、失点5枚を超えたプレイヤーはゲームから脱落します。
 失点が5枚未満のプレイヤーが2人以上残っている場合は、次のラウンドを行います。

以上が各ラウンドの流れです。
ラウンド毎に数回の計算が必要ですが、慣れてしまえば1ラウンド3分ほどで進められます。
"場の色"が決定されるときには、「その色が来るか!?」と盛り上がることも必至です!

・ゲームのコツ
基本的に運の要素が強いゲームですが、運だけのゲームではありません。
失点として受け取ったカードは、自分だけ見ることが出来る非公開情報となります。
各色は全カードの合計値が80になるため、場に存在するカードを意図的に偏らせることも可能です!
「自分の失点は何色か」、「相手がどの色の手札で失点したか」、「現在の手札」は勝利への手がかりです。
失点が嵩んでしまっても、一発逆転が狙えます!諦めずにドラフトしましょう!!

以上、TRISKELIONのラウンド進行の説明でした。
お手に取っていただけると嬉しいです!

11月16日 土曜日C42にてお待ちしております!!(予約も受け付けています!)

オムライス研究会 
あだち