へくすとだいす

ウォーゲームに関心を持ってもらいたい、試しでもいいからプレイしてみて、というのガチ初心者向けに活動している個人サークルです。
最近はボードウォーゲームの製作も行っております。 blog:https://hmsulysses.seesaa.net/

ゲームマーケット2024秋の新作ゲームです
2024/10/9 15:43
ブログ

「深く考えないなら1時間、長考すれば1日、なりきれば1週間 で体験する太平洋戦争」

なんか勇ましいタイトルがついていますが、何かしらの主義主張や思想など一切ありません。
これは

「プレイヤー協力型、交渉ボードゲーム」で、プレイヤーにはゲームクリアを目指していただくゲームです。

また、本作のジャンルはいわゆる「ウォーゲーム」というジャンルにはなりますが、あくまで「ウォーゲームの雰囲気」に触れていただきたいという、めちゃ軽いスタンスのゲームです(入門用よりももっと前、お試しとか、仮体験用)。

 「えー、でもウォーゲームって予備知識がないと、戦艦はこう使う、空母はこう使う、とかわからないじゃないですか」

 大丈夫です。本作では「戦艦」「空母」などの名称はゲームの雰囲気を盛り上げるだけのフレーバーです。戦艦だろうが空母だろうが駆逐艦だろうが、駒に書いてある数字の数だけサイコロじゃらじゃら振るだけです。
「戦艦ならではの使い方が必要じゃん」という方、私に教えて欲しい。このゲームにどこにそんな要素があるのさ。


 「でも、歴史的知識がないと『ここに、こう攻め込むのが正解』とかわからないじゃないですか」

 大丈夫です。まずウォーゲームに定石はあっても正解はありませせん。それにですね、マップ見てください。

でっかいボックスがいくつか。「右に行くか左に行くか、それとも真ん中行くか」ぐらいの選択肢ですよ、これ。歴史的知識も糞もあったもんじゃありません。敵に向かって沢山の自軍の駒を送って、サイコロふって得点を稼げばいいだけです。しかし、沢山の駒を動かすにはお金が必要です。そしてお金は無限ではありません。そう、両プレイヤーは沢山の駒を動かすために予算の分捕りあいをしなければなりません。しかし、どちらかが一方的に予算を確保すれば、すぐにゲームオーバーで終わってしまいます。そこでプレイヤーは「交渉」し「協力」しながらゲームクリアを目指す、そんなゲームです。

 「でも、ルールブックが厚くて・・・・・・」
大丈夫です。まず、ルールブックが厚いのは「可能な限り、画像付きで例を載せたから」です。そして1/3 が「これはこういうゲームです。駒の種類はこれこれで、この数値は戦闘力です。マップには記号とか色々あります」という内容で、残り2/3 がやっとルール部分になります。

ぶっちゃけですね、画像も例もなくせばA4 のペラ紙2~3 枚で終わってしまうルール量です。


 「じゃ、なんで『ウォーゲームの雰囲気に触れる』なのさ?」

 1 つはウォーゲームのシステム(複数のフェイズを処理して1 つのターンが終了)に触れていただきたい、ということ。もう1 つはウォーゲーム特有の「勝利の定義」に触れていただきたい、という願いがあります。本作をプレイして、ゲームクリア(勝利)したときに
 「これは勝利なのか?勝ったといえるのか?」
と、感じていただければ、と思います。

最後に、すべてのボードゲーマーに炎上覚悟で申し上げます。
本作をプレイしてみて「ミリタリの知識がいる」「歴時的知識がいる」「ルールが複雑」という方がいましたら、

 

「あんた、そもそもボードゲームに向いてないよ」

 

と申し上げます。

 

なお、10/18以降に、ルールブックの公開、X(旧Twitter)にてプレイレポをアップする予定です。Xにあげるときは「#大日本帝国の栄光」を付けますので、ご覧くださいませ。

https://x.com/ulysses012000