Bousi Games

※宝石の煌きの書籍(同人誌)・グッズを頒布しています。

頒布作品

(1)冊子【宝石の煌き】フローチャート「垂直戦略編」二人戦・三人戦・四人戦 / カード覚え方と評価・寸評 第3版
(2)冊子【宝石の煌き】何する?初期盤面実戦ドリル
(3)1stプレイヤーマーカー 『宝石の煌き』【ガラス製・ダイヤ型リング】
(4)1stプレイヤーマーカー 『宝石の煌き』 【木駒製】
(5) 圧縮ケース BOX『宝石の煌き』専用 (2024春新作)
(6)1stプレイヤーマーカー 『宝石の煌き』【bousi型3Dプリンタ製】 (2024春新作)
(7)冊子『宝石の煌き デュエル』カード一覧&サマリー (2024春新作)

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『宝石の煌き』プレイガイド 内容紹介② 垂直とは? 水平とは?
2023/4/25 8:45
ブログ

『宝石の煌き』はコストの低いカードをまずは効率良く購入し、それらのカードを底上げのボーナスとして使って、高得点の高いコストのカードを購入していき15点到達を目指すというゲームです。これに貴族タイルも加えればより効果的に得点を取る事ができます。

本来のゲームの進め方としてはこのような形が望ましく、作者もそのように設計して作ったゲームであると思います。

しかし、誰が最初かは知りませんが、
『あれっ?、単色の5コストや6コストというカードはジョーカーの黄金トークンを使えばわりかし簡単に買えるんじゃね?』
『7コストもちょっと頑張れば買えるみたいだし』
『それなら先にこっちから買っちゃおう』

そういうやり方の方が早くて簡単だという事に気づいてしまったのです。

 

たとえば4人戦であればトークンは各色7枚づつ。各自大体2枚程度は取れるだろうと考えれば、その2枚+ジョーカー3枚で単色5コストを稼ぐ事ができるのです。
そんなにうまくいくという保証はないのですが、とりあえずはキープという行動を使って単色5コストや6コスト、あるいは7コストを一番最初に確保してしまうという手は十分考えられます。

これが垂直戦術(戦略)と呼ばれるものです。かなり安直な戦術に感じられますが、実際やってみるとこれが結構強いのです。
誰がこう名付けたかはわかっていませんが、トークンを積み上げて行くイメージなので、『垂直』と表現されたようです。

対して従来のやり方は『水平』と名付けられました。


習得も簡単で、スピードも早く勝つ確率も高い『垂直』戦術は瞬く間にSplendor界を席捲しました。

その一方で狙い目がはっきりしすぎて単純という弱点もあり、従来の戦法である『水平』戦術の使い手はその弱点を見抜き対策をしてきました。
単色コストの高得点カードを相手より早くキープして温存してしまうというやり方です。また、トークンを絞りなかなか場に出さない事で自由を奪ってしまいます。

このように現在では『垂直』と『水平』の戦術はお互いが拮抗しています。
それぞれが相手のやり方を熟知し、妨害や防御をしていく展開となる事が多いです。


●しかし、『垂直』戦術は圧倒的に単純で簡単なので、それを好むプレイヤーが数多くいます。
まずは『数多く勝つ』事がゲームのモチベーションにも繋がりますし、長く、楽しんでゲームを続けられる一因となるのではないかと思っています。

本書では、まずは『垂直』戦術を理解して習得してしまう事を考えています。その後に『水平』戦術要素を取り入れていく事を考えていければ良いと思っています。
第一部は「垂直戦術 フローチャート」、第二部には「カード一覧」覚え方・評価・寸評、第三部として「第一レベルカードの分析」

そのような構成になっています。


 

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What a wonderful "splendor" life!

No splendor,No life.

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