BDS(秋葉原集会所 & りば工房)

ゲムマ2024春に共同出展します。
複数サークルの共同ブースになります。
発表ゲーム等は随時更新します。

参加サークル
・秋葉原集会所
・Uesama Games
・A team
・りば工房

HACHI TRAIN 完成までの道のり
2021/11/16 21:32
ブログ

A teamでゲームデザインを担当しているARAOです。



今回は、HACHI TRAIN(ハチトレイン)の完成までの道のりを紹介していきたいと思います。



■影響を受けた作品

「HACHI TRAIN」は2019年に作成しました。当時、衝撃を受けたカードゲームに「シリメツレツ」という作品があります。

手札の並び替えができないという制約と、手札が補充されることで強力になることは、シンプルなメカニクスでありながら深いゲーム性を創り出しており、わくわくしながら仲間と繰り返し遊んだのを覚えています。





■HACHI TRAINの制作開始

手札の並び替えができないという制約が、ゲームにどのような面白さを与えているのかを自分なりに考察したうえで、以下2つの視点を考慮したゲームを作りたいと考えるようになりました。



①手札を整いやすくして、より多くのカードを一気に出す快感を得られるようにしたい

②特殊なカードを極力少なくして、ライトユーザーにも楽しんでもらえるような作品にしたい



①については、手札から出したカードと場に出ているカードを、全て入れ替える形にして、カードを揃えやすくするのが最も効果的かつシンプルだと考えました。

また、場との入れ替えが多くなれば、新たなカードを用意する必要があまりなく、コンポーネントを圧縮できる、というメリットもありました。いかに少ないコンポーネントで面白いゲームを作るかは、ゲムマ出展サークル多くの共通テーマですよね!?



②については、ゲームのアイデアがまとまりつつあった段階で、トランプを使って一人でテストを繰り返してみましたが、結果として特殊な効果のカードを入れなくてもゲームとして十分成立するのではないかと考えました。





■工夫した調整点

テストプレイをしている過程で、ひとつ気になったのは、最初の手札の良し悪しが勝敗に与える影響の大きです。

当初は山札のカードも、手札と同じ単体の数字のみのカードにしていましたが、このルールだと最初の引きゲー要素があまりにも強くなってしまいます。そのため、山札カードを2つの数字として使えるカードに強化することで、最初の手札が弱いプレイヤーも、カードを補充することで、それなりに戦えるように調整を加えました。





■イラストのリメイク

A team内で再販したいという意見が出たため、アートワークを一新したリメイクを作ることになりました。

イラストを担当してくれたオリオンさんは、ボードゲームのイラストは初めてとは言え、数多くのボードゲームで遊んでいるボードゲーマーでもあるため、プレイヤー目線から、どのようなアートワークだとプレイしやすいかを考えてくれました。視認性だけでなく、イラスト全体もスタイリッシュな出来栄えになっていると思います。





■タイトル名

カードの連なりが車両の連結を連想させることから、ゲームのテーマは鉄道にしてみようと考えました。

カードの数字は1~8まで、最初の手札は8枚、山札も8枚となったことから、8(HACHI)をタイトル名に入れてみたい思い「HACHI TRAIN」というタイトルに決めました。





■さいごに

手札の並び替えができないという制約の中で、手札を整えていき、最後は一気に爽快にカードを出す、そんなゲームになっています。

ライトユーザーにも楽しんでもらえるように、ルール量も少なく、コンパクトにまとまっています。



詳しいルールについてはPDFでも確認できるので、良かったらこちらもご覧ください。



ルールPDF