神崎DTP

2019秋、「うろおぼえ剣豪道場 秘剣X」でゲムマデビュー予定。
「おのれ一人の納得を追い求められる何かを作りたい」
という思いから、ボードゲーム初心者なのにボードゲームを作り始め、
イベントにも一人出展で出来る事をやると決めたけど、
いろんな人からものすっごい助けてもらってやっと歩けてます。
滋賀、京都、大阪、そして滋賀の関係各所に出没するかもよ?

【R49】「うろおぼえ剣豪道場 秘剣X」登場剣豪紹介 第1回 松山主水&奈良原清
2019/11/17 23:12
ブログ

いよいよ次の土曜日はゲームマーケット本番。
うろおぼえ剣豪道場 秘剣Xでは6夜連続で2人づつ、ゲーム中に貴方の分身となる剣豪たちを紹介していきます。
第一回は松山主水、奈良原清の両名です。

松山主水
松山 主水
(?〜1635 / 二階堂平法)

「心の一方」という、いわゆる金縛りの術を使ったとされる剣豪です。
柳生宗矩の門下生でもあった、熊本藩主・細川忠利に仕えたとされています。
その戦闘力と指導力は柳生宗矩、そして宮本武蔵以上だった……という逸話の中で語られる人物です。
ここまで常軌を逸した強さ描写だと実在を疑いたくなりますが、主水が病に伏している所を襲って暗殺した、荘林十兵衛という人物の供養搭が現存しています。
実力はともかく、実在だけは確かなのでしょう。
ちなみに、「心の一方」が実際に剣の試合で用いられた記録はありません。
ではどこでなら用いられた記録があるかというと……交通整理!
いや、本当に。



奈良原清
奈良原 清(喜左衛門)
(1831〜1865 / 薬丸自顕流)

江戸時代末期に薩摩藩下士の間で流行した、薬丸示現流の達人です。
坂本龍馬と関係ないほうの寺田屋事件など、数多くの「実戦」で成果を上げた人物です。
中でも特筆すべきは、文久2年8月21日。泥酔して島津久光の行列に騎馬で乱入したイギリス商人・リチャードソンを跳び上がると共に抜・即・斬。
そう、彼こそは教科書にも出てくる生麦事件の下手人なのだ。
まさに彼こそ日本の歴史の最も大きく動かした剣豪と言えるでしょう。
薩摩藩は「生麦事件の下手人は逃亡中でーす」とシラを切り、処刑されなかった奈良原ですが、数年後に京都の薩摩藩邸で死去。
維新を迎える事はありませんでした。



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