四等星

4人の個性豊かなクリエイターが終結したボードゲーム制作サークル、それが「四等星」です!
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新作「マッド・タネン」ルール完全公開
2019/10/31 21:01
ブログ

まずどんなゲームかのざっくり概要はコチラ



 

10分級(1ゲーム2~3分)の非常にシンプルなゲームのため、ルールも3~5分程でサクっと読んで頂けます↓

 

<はじめに>

このゲームは、1ゲーム2~3分とスピーディーに決着がつきます。
プレイヤーはキリのいいところでゲームを切り上げてもよいし、時間などが許すのであれば、
累計で100点を獲得したプレイヤーを勝利とするルールで繰り返し遊ぶのもよいでしょう。
たいていの場合4ゲーム前後繰り返すことで決着がつき、ゲーム性が高まります。
得点を記録する紙やペンは付属していませんのでご一緒に準備頂くことを推奨いたします。

 

<あそびかた>

1.親の決定
最年少のプレイヤーがスタートプレイヤー(以降は親と呼びます)となります。
年齢が同じ場合やわからない場合は適当な方法で親を決めます。

 

2.準備
全てのカードをシャッフルして裏向きで山札とします。
その後、各プレイヤーに6枚ずつ(3人プレイ時のみ8枚ずつ)裏向きのままカードを配ります。
各プレイヤーは配られたカードを確認し、親プレイヤーは3枚(3人プレイ時は5枚)、それ以外のプレイヤーは4枚(3人プレイ時は6枚)が手元に残るようにカードを選択します。
選択しなかったカードは他のプレイヤーに見せないようにして
一か所に裏向きにしてまとめておきます(つまり親は3枚、それ以外のプレイヤーは2枚のカードを捨てます)。
このカードはこのゲームで使用しません。
手元に残したカードは他のプレイヤーに見えないようにして手札として持ちます。

 

3.進行
はじめに山札の1枚を表向きに公開して、親の前に置きます。これは親であることの目印でもあります。
この時、もし公開されたカードが「ん」のカードならば山札の下に戻し代わりに次のカードを公開します。

親は公開されたカードに書かれた文字から始まる単語を発言します(しりとりを始めます)。

[しりとりに使用できる単語のルール]
・かな2文字以上7文字以内(例:らすとばったあ ⇒7文字と数えます)
・最後の文字が「ん」ではない
・人名以外の名詞や固有名詞(動詞や形容詞などは使用できません)
・架空のキャラクター名などであれば人名でも可(のびのびたは可、おだのぶながは実在した人名なので不可)
・最後の文字が濁点や半濁点の場合、次のプレイヤーはそのまま使用する(「が」は「か」に直して使えない)
・単語そのものをプレイヤーの過半数が知っている(過半数が知らない単語を言ってしまった場合は言い直し)

 

プレイヤーが単語を発言したならば、発言者以外の各プレイヤーは自分の手札を確認し、
その単語に含まれている文字を持っているならば、該当する文字のカードを全て公開します。
(例えばあなたが手札に「え」「さ」「つ」「む」の4枚を持っており、他のプレイヤーが「ホットケーキ」
と発言したならば、「ほつとけえき」に使用されている「え」と「つ」をあなたは公開しなければなりません)
各プレイヤーは公開したカードを発言者に渡し、
発言者はそれを裏向きにして自分の前に枚数が見えるように伏せておきます。

各プレイヤーが手札の確認と公開を終えたならば、時計回りで次のプレイヤーが発言者となります。
以降はしりとりの要領で、前のプレイヤーが発言した単語の最後の文字から始まる単語を発言し、
同様に手札の確認と公開を行います。

各プレイヤーは有効な単語を必要以上に長考してゲームの進行を滞らせてしまわないように、
発言者以外のプレイヤーがゆっくり10秒数えてあげるなどをして制限をつけるのがよいでしょう。

 

4.自動獲得
ゲームが始まってから発言者が1周し再び親の手番がまわってくる度に、親の手番を始める前に
親以外のプレイヤーは山札からカードを1枚裏向きのまま見ずに自分の前に伏せておきます。

 

5.ゲームの終了
誰かの手札が0枚になるか、自分の前に伏せたカード(親の目印として表向きに置いているカードは除く)が
4枚以上になっているプレイヤーが現れた瞬間にゲームが終了します。
※親の1手番目にあまりにも有効な単語が出てその手番で決着することもありますし、
それを狙うのがこのゲームのエキサイティングなところの一つです。

 

6.得点計算
自分の前に伏せたカードの枚数×5点と、手札に残っているカードの数字の合計が得点となります。
数ゲームに渡って続ける場合は得点を記録し、全てのカードをシャッフルしてから次のゲームを開始します。

 

<まよったときは…>

しりとりの単語として適正かどうか迷った時は基本的に
多数決で過半数になるかどうかを基に判断してください。

間違えて「ん」がつく単語をいってしまったプレイヤーがいた場合は
ペナルティとせずに別の単語を言い直しさせるようにしてください。

 

このゲームの紹介ページはコチラ