トーホクウィステリア @o_2pr
2005年結成、2014年再始動の電源不要ゲーム製作サークル。5人+αのメンバーによる多彩なゲームと関連書籍をお届けします。
- [H26]「ボードゲーム会のはじめかた」ほか、新刊あります!
- 2015/11/14 22:04
今晩は。トーホクウィステリア、代表の粒幸久です。
さて、私達のサークルはこれまで同人ボードゲームだけでなく、ボードゲームに関する評論同人誌も製作してきました。
初期には「カードゲーム・サンファン研究本」、そして昨秋は「ボードゲーム普及マニュアル」、「ぷらとんとアリストくれす~ボードゲームの批評理論~」を発刊し、好評をいただきました。
このうち、「ボードゲーム普及マニュアル」は、今回ごく僅かとなりました在庫を再販いたします。
また、「ぷらとんとアリストくれす~ボードゲームの批評理論~」はこの度、インターネット上で公開させていただく運びになりました。
著者であるメンバー、ぷらとんのブログ及びツイッターで案内しますので、ご注目ください。
「ぷらとんとアリストくれす~ボードゲームの批評理論~」のファイル公開について。 現在鋭意編集中。 公開時期については11月上旬としてましたが、ゲームマーケット2014秋から丁度1年となる11月16日に公開予定、ということでいきます。
— ぷらとん@アナログゲーム批評理論研究 (@platon_dorothea) 2015, 11月 8
そして、ゲームマーケット2015秋の新刊はこちら、「ボードゲーム会のはじめかた」です。
こちらは私が地元近くの青森県八戸市で、昨年2014年7月から毎月1回開催を続けている「北三陸アナログゲームズ」の運営を通じて考えたこと、気をつけていることなどを文章にしてみたものです。
本書では主に誰でも参加できる「オープン」ボードゲーム会のことを念頭に書いていますが、ボードゲームの選び方や未経験者への対応など、「クローズ」会に応用できる内容もあるかと思います。
普通の勤め人でボードゲームの権威でも何でもないような自分でもできましたというスタンスで書きましたので、これからボードゲーム会を始めたい人の一助になれば嬉しいです。
また、章の合間には、NPO法人として県内の各地で出張ゲーム会を開催されている「盛岡ボードゲームクラブ」様と、カジュアルな雰囲気で若者と女性の参加者が多い、仙台のボードゲームサークル「iChitarinai(いちたりない)」様にインタビューさせていただいた記事、そして「北三陸アナログゲームズ」のスタッフと常連参加者によりこの1年の歩みを振り返る座談会の様子を収録しました。こちらは既にボードゲーム会を運営されている方にも是非読んでいただき、それぞれの会により異なる特色などを参考にしていただければと思います。
さらに準新刊となる、謎解き問題集「コツブナゾ」、そして新刊の「コツブナゾ2」も頒布します。
パズルや暗号などは古くから楽しまれてきたものですが、これらを解き明かして答えにたどり着くストーリー付きの謎解きイベントが流行を見せています。今回もゲームマーケットではリアル謎解きゲームが開催されますね。
このようなイベントで序盤に出てくるような、ちょっとした問題である「小謎」を集めたのがこの問題集です。毎日の記念日や誕生日の有名人をテーマにして、今年6月から7月、そして9月から10月にかけて作り溜めたオリジナル問題を、各冊とも30問以上収録しています。
問題はサークルメンバーなど複数人でデバッグ済みです。スッキリ解けて、解いた後は身近な誰かに解かせたくなる、そんな本です。
巻末には、もはや「小謎」と呼べないレベルの問題も収録しています。謎解きイベントの入門に、あるいは経験者には自己鍛錬のため使っていただければ幸いです。
これらの同人誌は、ふじわら先生作の新作カードゲーム「漁村においでよ!」と同じく、取り置き予約を承っています。取り置き予約期限は11月17日の23:59まで、つまりあと3日間です。
頒布数が少ないものもありますので、確実に入手されたい方はぜひ申し込みをお願いします。予約フォームはこの下側にございます。
以上、本日のトーホクウィステリアからのお知らせでした。引き続き、ゲームマーケットの新作情報をお楽しみください。
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