一石ラボ @ein_stein_labo
細々と、一人でボードゲームを作っています。 2018大阪が初参加です。 大航海時代の提督になって、空白の地図を埋めていくゲーム、ブランクワールド~Complete the Atlas~がデビュー作です。
- ギャラパのシステムについて3
- 2019/4/9 17:31
※ギャラクティックパワーズ銀河大国(ギャラパ)のシステムについて、数回に分けて説明しています。
初めて見る方は、ぜひこちらから見てください。
ギャラパでは、アクション、施設、技術、宇宙船部品、資材(燃料と鉱石)といった要素が、複雑に関連しあっていて、非常に悩ましい造りになっています。
そこで、今回はアクション相関図を使って、全体の雰囲気をお伝えしようと思います。
基本的なアクションは7種類で、それぞれでできることはそれほど難しい事ではありません。
しかし、施設建設アクションを行うと、収入アクション、技術研究アクション、燃料精製アクション、鉱石採掘アクション、移動アクションに影響がある施設を建設できますし、技術開発アクションを行うと、各技術が進歩して、宇宙船開発アクション、施設建設アクション、燃料精製アクション、鉱石採掘アクションの効率が上がります。
燃料精製アクションは、燃料を生産し、燃料は宇宙船開発アクション、移動アクションのコストとして消費されます。
鉱石採掘アクションは、鉱石を生産し、鉱石は施設建設アクションのコストとして消費されます。
移動アクションによって、各惑星の地上と軌道上、或いは惑星間で資材(燃料、鉱石)の運搬を行います。
宇宙船開発アクションは、宇宙船部品を開発し、燃料、鉱石の積載量の増加、移動距離の延長や、移動時のリスク回避の能力を向上させます。
そして、収入アクションは、資金を獲得して、資金は施設建設アクション、宇宙船開発アクションで消費されます。
さらに、収入アクションでは、上記の6アクションのうち、任意のアクションを追加で行うことができます。
これらのアクションを組み合わせ、惑星の発見、軌道エレベーターの建設、宇宙船の開発、惑星への入植などにより、勝利点を獲得していくことになります。
ラウンド中に選択できるアクションは、収入アクションを含めて、せいぜい2~3アクションとなりますので、効率よく発展をさせていかないといけません。
この複雑な相関関係が、いくつものジレンマを生み出し、少ない選択肢の中でも非常に悩ましい状況を作り続けるのです。
つづきはこちら。