一石ラボ

細々と、一人でボードゲームを作っています。 2018大阪が初参加です。 大航海時代の提督になって、空白の地図を埋めていくゲーム、ブランクワールド~Complete the Atlas~がデビュー作です。

ギャラパのシステムについて1
2019/4/5 14:11
ブログ

ゲームの雰囲気をお伝えしていけるように、少しずつギャラパのシステムなどについて、ご紹介していきます。

ギャラパでは、アクショントラックと呼ばれる、周状にランダムな順番に配置したアクションカードに、アクション選択コマを置いて、その行動を行っていきます。

アクショントラック


常に、アクション選択コマが最後尾のプレイヤーが、次の手番プレイヤーとなります。

アクショントラックは、反時計回りに前進する事しかできず、通り過ぎたアクションは、そのラウンド中には選択する事はできません。
この辺りは、ロンデルに似たシステムになっています。

また、収入アクションを除いて、他のプレイヤーのアクション選択コマが乗っているアクションカードを選択する事はできないため、1つのアクションは、1ラウンドに1人しか選択することができません。
なぜなら、アクション選択コマが移動するときには、常に最後尾になっているため、その行動を選べるプレイヤーは、既にいないことになるからです。
つまり、この辺りはワーカープレイスメントに似たシステムになっています。

ラウンドの最初には、収入アクションに、全てのプレイヤーのアクション選択コマが配置されています。

アクション選択コマ


この写真の例の場合、そのラウンドのスタートプレイヤーは黄色となります。
次に、赤、緑、青の順に、アクション選択を行っていく形になるわけです。

そして、ラウンドの最後には、必ず全員が収入アクションを選択します。
収入アクションを行うと、そのラウンドには、もう手番が回ってきません。
しかし、早く収入アクションを選択すると、次のラウンドの手番順が早くなりますので、自分が行いたいアクションが選びやすくなります。

また、収入アクションは、収入を得た上で、任意のアクションを1つ、実行することができますので、手番順が遅かったとしても、必ず1ラウンドに1回は、自分の行いたいアクションが実行できる、という事になります。
(もちろん、所持金や資材などの条件によっては、出来ない場合もあり得ますが。)

ギャラパは、基本セットは4人用ですが、5人用拡張セットも準備しているため、収入アクションカードには5番目までのアクションポイント(アクション選択コマを配置するマーク)が表示されています。

個別のアクションについても、少しずつご紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

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