ちゃがちゃがゲームズ

こんにちは、福井の『ちゃがちゃがゲームズ』です! 「ちゃがちゃが」とは、福井弁で「ごちゃごちゃしている」というような意味です。福井のボードゲーム好きが集まって、それぞれの名義でオリジナルボードゲームの制作に励んでいます。

【サマナーズタクティクス】ルール説明③デモ編
2019/4/21 3:46
ブログ

ゲムマ2019春に新作として頒布します「サマナーズタクティクス」のルール説明③デモ編 です。

【関連リンク】


サマナーズタクティクス(ゲーム紹介ページ)


【サマナーズタクティクス】ルール説明①準備編


【サマナーズタクティクス】ルール説明②プレイ編


【サマナーズタクティクス】ルール説明④プレイ動画編






今回は、実際にどのようにゲームが進んでいくかを順を追って説明します。
準備は既に済んでいるものとします。
Aさんがスタートプレイヤーです。



まず、Aさんが【ゲット】と宣言。
ダイスを振ります。初期段階では振れるダイスは3個です。



ダイスの出目は「1」「5」「6」でした。
このままでは何も取れないですが、1度だけ、振り直しが出来るので、「1」だけ確定させ、残り2つのダイスを振りなおしました。



振り直した結果、「1」「1」「4」となりました。
このままでも、場にでているモンスター[1]の獲得条件を満たしていますが、手持ちのモンスターの能力を使うことで...



【ダイスの出目を増減出来る】モンスターの能力を使い、「1」を+1にして「2」に、
「4」に対しては、+1か-1かのどちらか片方の能力を使う事が出来ますが、-1を選び、「3」に変えることで、
場に出ているモンスターの中から[3]のモンスターの獲得条件を満たす事が出来るので、獲得します。



獲得したモンスターを自分の前に配置し、山札から1枚、モンスターカードを場に出し、次のプレイヤーへ。




Bさんの手番です。
【ゲット】と宣言。
【ダイスを追加出来る】モンスターを既に獲得しているので、そのカードを横向きにします。
振れるダイスは4個となります。



「5」「6」の2つのダイスを確定し、「1」「5」のダイスを振り直します。



なんと、振り直したダイスは「3」「4」の出目となり、場に出ているモンスターの中から【他人の召喚獣の効果をコピー】出来るモンスターを獲得する事が出来ました!
山札から1枚モンスターカードを場に補充し、横向きにしたモンスターカードを元に戻して、次のプレイヤーに手番が回ります。




Cさんの手番です。
【ゲット】と宣言。
場に出ている【他人の召喚獣の効果をコピー】出来るモンスターをどうしても獲得したいために、【振り直しの権利】を捨てると宣言。
この手番のみダイスを1つ追加させて4つのダイスを振る事が出来ます。


ダイスの出目は「6」「6」「3」「1」となりました。
獲得している【ダイスの出目を増減出来る】モンスターの能力を使い、、、



「3」のダイスの出目を+2させる事で、「5」にしました。
更に【ダイス1個を1回振り直し】モンスターを獲得しているので、その能力を使い、「1」の出目のダイスを振り直します。



しかし残念!振り直した結果「3」となり、このダイスの出目では場に出ている3体のモンスターのどれも獲得出来ません。


その場合は、プレイヤーの【レンタルダイススペース】にダイスを1つ置いておきます。
(他のプレイヤーは、本当にどのモンスターも獲得出来ないかチェックをしてください。もし獲得できると判明した場合はレンタルダイスはもらえません。)
このレンタルダイスは、次に手番が来た時に使う事が出来ます。つまりCさんは次の手番では4つのダイスを振る事が出来ます(また【振り直しの権利】を捨てればダイス5つを振れることになります!)。
ちなみに、このレンタルダイスは、次のCさんの手番でのみ使えるもので、手番が終わったらそのダイスを元に戻します。




Dさんの手番です。Dさんは【アタック】と宣言!他のプレイヤー達に緊張が走ります...!



【ダイスを追加出来る】モンスターを既に獲得しているので、そのカードを横向きにして、ダイス4つを振ったところ
「1」「1」「4」「6」となりました。
ここで、対戦相手の弱点を見ると、BさんとCさんを撃破するのは難しそうですが、Aさんならいけそうです!


ダイスを振り直す事もなく、獲得済みの【ダイスの出目を増減出来る】モンスターの能力を使い「6」を「4」にしたことで、Aさんの撃破条件(「1」「1」「4」「4」)を満たしましたので、撃破成功!



倒されたAさんのプレイヤーカードを裏返しにします。
Dさんは、撃破したAさんの獲得しているモンスターから好きな1体を選び、、、



自分のモンスターとして、自分の前に配置し、手番を終えます。




次の手番のはずだったAさんはすでに倒れているので、【リベンジモード】状態となっているため、ここでは行動が出来ません。
そのまま次のプレイヤーに手番が渡ります。
Bさんは【アタック】と宣言!
【ダイスを追加出来る】モンスターカードを横向きにし、4つのダイスを振ります。



ダイスの出目は「3」「3」「1」「2」でした。
うまくいけばDさんを倒せそうです。
「3」「3」を確定させ、あとのダイスを振り直します。



振り直したダイスはそれぞれ「3」「4」となりました。
そこで、Dさんに倒され、【リベンジモード】状態となっているAさんは自分の獲得しているモンスターの能力を1体だけ貸す事が出来るので、Bさんに協力する事にしました。



Bさんは自分の獲得しているモンスターとAさんから借りたモンスターの能力を使い、「4」のダイスを「6」にしました。
同じダイスに対して複数のモンスターの能力を使う事で、希望の出目にする事が出来ました。
そして更に、



【他人の召喚獣の効果をコピー】出来るモンスターの能力を使い、Dさんのモンスターの能力をコピー。
「3」のダイスを+3させる事で、「6」にしました。



「3」「3」「6」「6」の出目にする事が出来たので、BさんはDさんを撃破!
Aさんは無念を晴らせたので嬉しそうな表情に見えますね、、、



倒したプレイヤーから好きなモンスター1体を自分のものにし、手番終了です。




いよいよ戦いも終盤となりました。
Cさんも、倒される前に倒すまで!と、【アタック】宣言!
ここでBさんを撃破できるのかどうか!?



Bさんに倒されたDさんにとっては、ここで恨みを晴らしてほしい!という事で、自分の【ダイスを追加出来る】モンスターを貸す事を提案。
Cさんは、レンタルダイスも使えるので、合計5つのダイスを振る事が出来ました。
その結果、「5」「5」「5」「4」「2」の出目となり、Bさん撃破まであと一歩!
「5」「5」「5」を確定させ、あとの2つのダイスを振りなおしました。



振り直したダイスはそれぞれ「2」「6」となりました。
ここで「6」を-1出来れば良いのですが、Dさんは既に1体のモンスターの能力を貸しているのでこれ以上貸せません。
また、Aさんは、自分の恨みを晴らしてくれたBさんが倒されるのが嫌だったので、Cさんから能力を貸してほしいと言われましたが、その頼みを断りました。



こうなったら最後の望みを賭けて、【ダイス1個を1回振り直し】モンスターの能力で、ダイス1つを振り直すのみ!
そして見事、自力で「5」の出目を出し、Bさんを撃破成功!

この時点で、勝ち残っているプレイヤー、Cさんの勝利が決まり、ゲーム終了です!




実際にプレイしている様子を動画で見ていただくと更にご理解いただけると思います。^^

【サマナーズタクティクス】ルール説明④プレイ動画編






【関連リンク】


サマナーズタクティクス(ゲーム紹介ページ)


【サマナーズタクティクス】ルール説明①準備編


【サマナーズタクティクス】ルール説明②プレイ編


【サマナーズタクティクス】ルール説明④プレイ動画編