しょっぱいゲームズ https://x.com/nobirobeisan?t=nahSIrF9Mr43NTeLJ5GOMg&s=09
- TASK FULL ROCKET製作日誌②
- 2026/10/10 22:49
ゲムチャレとは、ゲームのコンポーネントが指定されていて、その範囲内でゲームを作ろう、というゲームマーケットの企画である。そして、この指定内であれば、お手軽にお手頃にゲームの箱まで〇〇個印刷できゃうよ!というものなのだ。正直なところ、箱っていうのは単体で発注するとべらぼうに高い。私は業界人ではないので印刷関係には疎いが、過去に注文したネット受付可能な印刷業者さんの場合、500とか1000とかの量を一気に頼めば相対的に1個あたりの価格が安くなるのだけど、最低でも100セットとかからの注文になるイメージだ。そうなると相対的に1個あたりの価格が高くなる。そういう仕組みらしい。
話がそれたが、2025年におけるゲムチャレのレギュレーションは「30枚のミニカードと48枚のチップ」というものであった。
ということは、マジョリティに使う色は5色、数字は1〜9までであればチップで製作できる。ということはカード30枚の使い道を考える事になる。せっかく使えるのだから。
考えたのは「ルールをぶっ壊すルール」を加える事であった。それ自体は得点にならないが、強力な能力を得ていき、ゲームがどんどん楽になるという仕組みである。有名なタイトルだと「アグリコラ」や「ブルゴーニュの城」などで採用されている。
私は過去に「カメレオンの定義」というゲームをPnP(プリントアンドゲーム)で制作した事がある。家庭にあるトランプを集めていくのだが「ハート1枚につき2点」とか「合計値15ごとに1点」とかの条件をプレイヤー皆で出していくことでこのゲームの得点条件が徐々に明らかになる、そんな仕組みのゲームだ。感覚的には「ハグル」というシド・サクソン作のゲームに似ていると思う。
私はこの時の経験を参考に「能力カード30枚」について考えることになった。これは何となく、感覚的に考えて準備をした。
こうして出来た骨格は「前半は交互に並んだチップを1枚ずつ取り合うか、能力カードを得る。場のチップが無くなったら色ごとにマジョリティを競う。」
「後半は手に入れたチップを交互に共通の場(自分の場に並べる事もあった)に並べ、数字比べを行なってマジョリティを競う」というものである。その過程で能力カードによりゲームを楽をしていきたい、という立て付けだ。
マジョリティ要素のあるゲームは、2人でやると100か0のゲーム展開になることから、ダミープレイヤーを入れて順位をバラつかせるということを考えて、テストプレイで導入したりしていた。
少しずつ一旦の方向性が見えてきたため、このゲームについて、テーマも考えねばならない時期に来ていた。
・5色あるチップが集まってくる という点と、
・チップの数字を比べる という点から、
イギリス史で最もダメな王様である、ジョン欠地王を採用することを考えた。
「プレイヤーたちはジョン欠地王を倒すべく、民衆から戦力を集める。またジョン欠地王も反乱に対応すべく鎮圧軍を集めている。どちらがジョン欠地王を倒すことができるか?」という内容である。
なんかここまで書くと順調そうだが、この後私は色々ひっくり返されてしまう。
ゲムマの情報収集に熱心な方ならお気づきかもしれないが、私はそもそも「ゲムチャレ2025のレギュレーション」を前提にゲームを作っているのである。
つづく
