浄瑠璃ソフト天遊団 @B_SPI
ゲーム概要
- 神経衰弱の盲点を突き、脳みそを混乱させるゲーム
- 混乱と戦略のせめぎ合い
- 技術7割、運3割
プレイ人数 | 2〜10人 | プレイ時間 | 10〜20分 |
---|---|---|---|
対象年齢 | 7歳〜 | 価格 | 1,500円 |
発売時期 | 2017秋 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | 黒蜘蛛 | イラスト・DTP | フリー素材、黒蜘蛛 |
ゲーム詳細
ボドゲーマ様にて委託販売中です
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2017/09/18 更新
・アイキャッチを製品版パッケージに変更。
・一部の製品版カードを公開
皆様、ご無沙汰しております。
浄瑠璃ソフト天遊団はゲームマーケット2017秋にて新作を1作出す予定です。
前作『DILEMMA HOLDEM(ジレンマホールデム)』の拡張セットについてはルール調整・作品普及数・経済的理由等により今回は見送りです。
ということでゲームマーケット2017秋の新作は『表裏衰弱~Hidden Card in Four Seasons.』というゲームです。
某弾幕シューティングゲームとは全く関係ありません。ただ大好きでリスペクトしただけです。
どんなゲーム? どうすれば勝ち?
ジャンルで言うと神経衰弱です。
ただし、普通の神経衰弱とは違い1つペアを作るだけで勝利できます。
また、ある程度の戦略性も求められます。
どこが面白いの?
一言で言えば「人間の脳が如何にいい加減に作られているかわかる」ことがこのゲームの面白いポイントです。
普通の神経衰弱では一度めくったカードは裏に戻します。
しかし、表裏衰弱ではカードの裏にも数字が書いてあるのでめくったカードはそのままにします。
恐ろしいことに我々の脳みそは神経衰弱を遊ぶ際、めくって出た数字に注目するあまり気を抜くとめくる前の面は一瞬にして脳から消え去ります。
また、一度めくったカード(とその周辺の数枚)は次の手番プレイヤーはめくることができません。
こうなると覚え続けなければいけない情報量が一気に増します。
この記憶の混乱と戦略性のせめぎ合いで盛り上がるのが本作の魅力です。
ルール説明(簡易版)
まず始めに、このゲームには以下のコンポーネントが含まれています。
- 表カード
■1~8の番号がふられ、春がテーマのイラストが描かれたカード(8枚)
■1~8の番号がふられ、秋がテーマのイラストが描かれたカード(8枚) - 裏カード
■1~8の番号がふられ、夏がテーマのイラストが描かれたカード(8枚)
■1~8の番号がふられ、冬がテーマのイラストが描かれたカード(8枚) - 封印カード
■上下封印(置かれたカードとその上下のカードをめくれなくなるカード)(1枚)
■左右封印(置かれたカードとその左右のカードをめくれなくなるカード)(1枚)
以下がルールになります。
- セットアップ
① 裏カード16枚をシャッフルして、4×4の形で置く。このとき数字の書かれた面は見えないように伏せた状態で置く。② 表カード16枚をシャッフルして、先ほど置いた裏カードの上に置く。このとき数字の書かれた面は見える状態にして置く。
③ プレイヤー同士で話し合って難易度をEasy、Normal、Hard、Lunaticの中から選ぶ。
難易度は勝利条件を判定する際に使う。以上。 - 進行手順
① 一番最初の手番プレイヤーは4×4の中から好きな1箇所を選んでめくる。(表カードと裏カードを入れ替える)
めくったら封印カード2枚のうちどちらか1枚を選んでめくったカードの上に置く。この時、封印カードの下の数字が見えるように封印カードを置く。
続けてもう1箇所選んでめくる。ただし、この際封印カードが置かれている箇所と封印カードで指定されている箇所をめくることはできない。
めくったら先ほど選ばなかった封印カードをめくったカードの上に置く。先ほど同様封印カードの下の数字が見えるように封印カードを置く。② 二番目以降の手番プレイヤーは封印カードでめくれなくなっている箇所以外から好きな1箇所を選んでめくる。
めくったら既に置かれている封印カードのどちらか1枚を選んでめくったカードの上に置く。
続けてもう1箇所選んでめくる。めくったら先ほど選ばなかった封印カードをめくったカードの上に置く。
以降、②の手順をプレイヤーのうち誰かが勝利条件を満たすまで続ける。 - 勝利条件
勝利条件は『めくった2箇所が同じ数字である』ことに加え、選ぶ難易度によって以下の4つの条件が存在する。① Easyモード
めくった季節に関わらず勝利する。
特に難しいことを覚える必要はありません。
普通の神経衰弱より簡単かもしれません。
② Normalモード
2箇所の組み合わせが『春-夏』『春-冬』『秋-夏』『秋-冬』のいずれかでなければならない。
(表カードと裏カードを1枚ずつめくっていなければいけない)
季節が隣り合った組み合わせと覚えましょう。
若干の混乱が生まれてくる難易度です。
③ Hardモード
2箇所の組み合わせが『春-夏』『秋-冬』のいずれかでなければならない。
春夏秋冬の四字熟語で組み合わせを覚えましょう。
季節達に翻弄される難易度です。
④ Lunaticモード
Hardモードの条件に加えてめくった順番が『春→夏』『秋→冬』のいずれかでなければならない。
季節は逆方向には流れません。
記憶力に自信がない場合、ゲームが長くなるのでオススメできない難易度です。
最後に
ゲムマ2017秋では試遊・販売一体型ブースで出展予定です。
表裏衰弱は
- 許容人数幅が大きく(2人以上いればプレイ可能)
- インストが3分程度で終わり
- ゲーム自体も10~15分程度で終わる
という特性を持っているゲームのため試遊ブースには是非多くのプレイヤーが集まって欲しいと思っております。
皆さまゲムマ2017秋では是非『浄瑠璃ソフト天遊団』のブースへお立ち寄りくださいませ。
前作『DILEMMA HOLDEM(ジレンマホールデム)』の販売及び試遊(もし余裕があれば拡張ルールの試遊もあるかも?)も行う予定です。
本作のアートワークがほぼ完成したので一部のカードを参考として載せます。
春1のカード。このゲームで一番最初に作ったカードです。
夏3のカード。夏カードは色がうまく出せなくてとても苦労しました。
秋6のカード。秋はカードにできそうなモチーフがたくさんあったので作っていて楽しかったです。
冬8のカード。冬は虫がいない、植物もないでデザインを絞り出すのがとても大変でした。
カード達はだいたいこんな感じです。
当日はよろしくお願いします!