遊星ゲームズ @terrasima
ゲーム概要
プレイ人数 | 5〜8人 | プレイ時間 | 30〜30分 |
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対象年齢 | 12歳〜 | 価格 | 2,000円 |
発売時期 | 2015春 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | 寺島由人 | イラスト・DTP | ウルル |
ゲーム詳細
以前ベータ版で出展した正体隠匿戦争ゲーム『仮面の王』の完成版です。
→ウェブサイト
3つの陣営、正体を探れ!
いわゆるファンタジー的な世界。プレイヤーは英雄の一人となり、正体を隠しながら戦います。
光、闇、炎の3つの陣営があり、光陣営と闇陣営は互いに争っています。味方とは協力し、敵は倒さなければなりません。
誰が誰なのか、最初はわかりませんが、ゲームが進むにつれ情報が増え次第に正体が明らかになっていきます。
このゲームの一番の特徴は、正体の判明のしかたです。
各プレイヤーは6枚のカードを裏向きに持ってゲームを始めます。この6枚の構成はキャラクターにより固定で、一覧表がプレイヤー人数分入っています。誰かがカードを使うたびに、だんだんと正体が判明していくのです。
例えば一覧表を見ると、「光の王」は次の6枚を持っていることがわかります。
- 城、兵士、船、商人、王笏、光の王
(1枚は英雄本人)
つまりもし、城、船、商人の3枚をオープンしたプレイヤーがいたら、それは「光の王」かもしれません。でも、一覧表をもう一度よく見てみましょう。あろうことか「闇の王」も同じカードを持っています。このプレイヤーの正体はまだ、はっきりとはわからないのです。
もちろん、推理の材料はこれだけではないはずです。誰が誰を攻撃したかなど、これまでの行動からわかることもあるでしょう。多くの正体隠匿ゲームと同様に、推理と駆け引きがあります。よく見極めましょう。各プレイヤーのすべての行動に手がかりがあるはずです。
計画が必要!
ゲームシステム面の話。
6枚のカードを使うと上に書きました。これはただの手札ではなく、ちょっとしたルールにしたがってプレイします。
まず、6枚のカードはすべて裏向きにして、1列に並べます。
手番がきたら、ここから1枚を選びそのカードに行動させます。このとき「行動コスト」を支払う必要があります。行動コストは、左端のカードは無料、2枚めは1コイン、3枚めは3コイン、……と、右にいくほど高くなります。
カードを行動させたら、そのカードを右端に移動します。つまり、一度使ったカードはしばらく使えませんが、無理をすれば使えるのです。
コインは、裏向きのカードを表向きにするためにも使います。
裏面には「?」と書かれています。このカードがなんなのか、他のプレイヤーにはまだわかりません(自分は見ていいです)。
裏向きのカードは2つの能力を持っており、どちらかを使うことができます。ひとつは、単純に2コインを獲得することです。これは序盤の主な収入源になります。
もうひとつが、カードを表向きにすることです。このためにコインを支払わなければなりません。必要なコインは、1枚めは1コイン、2枚めは2コイン、……とだんだん高くなっていきます。
表向きにしたら、表面の効果をすぐに使うことができます。「兵士」なら他のプレイヤーを攻撃、「商人」なら3コインを獲得、など、カードは多彩な能力を持っています。
ここでも計画性が必要です。コインを多く獲得できる「商人」は序盤にほしいかもしれません。あるいは、他のプレイヤーのカードを見ることができる「占い師」はゲームを一気に有利にしてくれるかもしれません。
もちろん、正体がすぐにバレてしまうような使い方は得策ではないかもしれません。
正体隠匿ゲームの新機軸!
新機軸!かどうかは知りませんが、日本製同人ボードゲームの世界で大流行の正体隠匿ゲームたちとは少し違う、より戦略的なゲームです。
たぶん、いま正体隠匿といわれて想像するゲームとはけっこう違うやつです。この言葉を使うべきでないのではと考えるくらい。
人狼が苦手な方、いるでしょ。わたしもそうです。心配する必要はありません。いろんな方に遊んでいただきたいと思っています。
ベータ版プレイヤーの方へ
ベータ版を遊んでいただいた方々、ありがとうございました。おかげさまで完成版を作ることができました。
ゲームマーケット会場で『仮面の王』完成版をお買い上げの際「ベータ版持ってるよ」と一言いってください。5割引の1,000円でお売りします。
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