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HACK YOU!!  はっきゅー!!

¥2,000

コンピュータウイルスでデータ泥棒。

ゲーム概要

  • プレイヤーごとに異なるウイルスカードの効果を駆使し、互いのPCのメインデータのありかを特定。
  • ウイルスを送信完了するとハッキング対決へ、メインデータをめくることでポイント獲得!
  • 情報戦×心理戦の軽量級対戦カードゲーム!
プレイ人数 2〜4人 プレイ時間15〜30分
対象年齢12歳〜 価格2,000円
発売時期2023春 予約
ゲームデザインカーク・ディクソン イラスト・DTPカーク・ディクソン

ゲーム詳細

(※本作は初版と比べて1箇所重要なルールの変更がございます。詳しくは終盤辺りにある「◆カードをめくりきった場合」の項目を御覧ください。また、「HACK YOU!!」をお持ちの方にはゲームマーケット現地にて無料で新版ルール説明シートを配布いたします。)

➣2~4+α人用対戦ゲーム
 ┗複数箱あると大勢で遊べます。
➣対象年齢12歳~
➣所要時間15分~

 どんなゲーム? 

情報戦✕心理戦のハッキングバトルゲーム

ある日、あなたのパソコンがコンピュータウイルスを検出しました。
どうやらハッカー達があなたのデータを盗もうとしているようです。
あなたも「かわいい」ウイルスを送って応戦し、逆に敵のデータを盗んでしまいましょう!

★なにをするの?:自分のカードの位置情報を隠しながら、相手の「メインデータ」カードの位置を探れ!
1)ウイルス放流:場所がバレてはいけない「メインデータ」を出す位置に気をつけながら、ターン制で順番に手札を1枚ずつ場に伏せていく。
2)ウイルス感染:手札を全て伏せ終わったプレイヤーは「メインデータを場に伏せていると思う相手」を1人選ぶ。
3)データ奪取:選んだ相手と互いに伏せたカードを1枚ずつ交互にめくり合い、「メインデータ」を先に当てたプレイヤーがポイントを得る(7ポイント先取で勝利)。

★おもしろポイント1:リスクを負ってメインデータの場所を探るヒリつく情報戦
カードを出すとき、裏向きで出す代わりに表向きで出してカード効果を使用してもよい。強力な効果を駆使して有利にゲームを進められるが、代わりに自分の場の裏向きカードが減るため、自分も相手に「メインデータ」を当てられるリスクが上がる。リスクをとってハイリターンを狙え!

★おもしろポイント2:再利用する手札カード。数ターン先のことも考えて悩め
手札がなくなると場に伏せたカードを全て回収して新しい手札にする。陣営ごとに異なる手札枚数がカードを伏せ終わるスピードを少しずつずらし、膨大で複雑な状況パターンを作り上げる。ときには3・4ターンをまたぐ戦略も発生?!

★おもしろポイント3:最適解が収束しない心理戦
陣営ごとに手札枚数が異なるということは、自分がカードを全て伏せ終わっても相手の手札がまだ残っていることもある。つまり、必ずしも相手がメインデータを伏せているとは限らない!「リスクを負って早く場にメインデータを伏せる理由は無い!」「いやいや、だからこそあえて1枚目にメインデータを伏せて、相手に勘違いさせるのが定跡」など、考えても最適解が収束しない読み合いの深さが楽しい!

 内容物:カード36枚 

ラブレター陣営:6枚
手札枚数が2枚と最も少なく、 速攻で勝負を仕掛けまくる陣営。
「メインデータ」の位置はバレやすい!

【ラブレターの豆知識】
2000年にフィリピンの専門学校生が作成したワームウイルス。メールに添付された.vbsファイルを開くと感染し、自動で自身の複製をアドレス帳の連絡先に送信する。

ガンブラー陣営:8枚
トリッキーな「データリーク」や「なりすまし」で他プレイヤーの計画をかき乱す陣営。 乱戦好きな人におすすめ!



【ガンブラーの豆知識】
ウェブサイトを改ざんし、 サイト閲覧者をマルウェアに感染させる攻撃手段。 2009年頃発見された。ウイルスは本来怪しくない企業の公式ページにも潜んでいることがある。

カスケイド陣営:10枚
 強力な「デコイデータ」で対決を有利に進める陣営。罠を仕掛けたりするのが好きな人にピッタリ!



【カスケイドの豆知識】
市販本の付録からも存在が確認された1980年代のウイルス。名前の通り画面の文字が滝のように流れ落ちる。他にも音楽が鳴ったり再起動を繰り返したり、亜種が多数存在する。

 ゼウス陣営:12枚
 攻守のバランスが良い陣営。
カードの位置を入れ替える「エンクリプト」で対決を有利に!



【ゼウスの豆知識】
2007年頃から出回るウイルス作成ツール。
トロイの木馬タイプのマルウェアを無限に生み出し、
銀行などを中心にパスワードやアカウント情報などを盗み続けた。

 ゲームの準備 

全員自分の陣営を1色決めます。その後カードを受け取り、図のように自分の手前に配置します。


◆通信エリア
カード左上の数字が小さい順に並ぶように、背景が暗く中央に何も描かれていないカードを左から順に並べます。
◆ポイント
0~7の数字が縦に並んだカードを先に置き、キャラクターが大きく描かれたカードを上に重ねます。キャラカードを下にスライドさせて獲得ポイントの変化を表します。
◆手札
絵と効果文が描かれたカードを他者に見えないよう手に持ちます。

 ゲームのルール 

◆勝利条件
敵が伏せた「メインデータ」のカードを沢山めくり、一番早く7ポイント獲得すること。

◆ターンの流れ
ゲームは個人戦・ターン制で進めます。手札が一番多い人から時計回りでターンを進め、自分のターンでは「通信フェーズ」と「感染フェーズ」を順番に行います。

◆通信フェーズ
1:自分の手札が「全て」通信エリアに出ている場合、まず始めにそれらのカードを全て手札に戻します。
※まだ手札が残っている場合は何もせず次の「2:」に移ります。

2:自分の手札を1枚選び、自分の通信エリアに左詰めでカードを出します。このとき、オモテウラ好きな向きで出せます。
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◆感染フェーズ
※自分の手札を全て通信エリアに出した場合、ウイルスを敵のパソコンに送りこんだ(=感染した)とみなして対決を行います。
手札がまだ残っている場合は何もせずフェーズを終え、次の人のターンに移ります。

➣対決の流れ
1:対決相手を1人選びます。場にウラ向きのカードが無い人や、既に「メインデータ」のカードがオモテ向きで出ている人は選べません。
選ぶ相手が居ない場合は自分は1ポイント獲得して次の人のターンに移ります。

2:通信エリアに出ているウラ向きのカードを交互に1枚ずつめくり、先に「メインデータ」をめくった側がポイントを獲得します。
めくり合いは場に出ているウラ向きのカード枚数が少ない側から始め、その枚数が同じ場合は対決を仕掛ける側から始めます。

△図の場合、ウラ向きのカードがより少ないラブレター陣営側から交互にウラ向きのカードをめくります。

※戦略ポイント
このゲームは通信エリアに伏せた「メインデータ」の位置をうまく隠すことで有利に立ち回れます。
カードをオモテで出すと強力な効果を使える代わりに「メインデータ」の位置がバレやすくなるため、カードのオモテウラの向きはよく考えて決めましょう。

◆獲得ポイントの計算方法
[1+対決相手の通信エリアにあるウラ向きカードの枚数分]ポイントを獲得し、獲得ポイントの表示を更新します。
「メインデータ」のカードをめくった時点で対決は終了し、場のカードはその時点の状態のままで次の人のターンに移ります。


△図の場合、ラブレター陣営は
・メインデータを当てた1ポイント
・ガンブラー陣営の通信エリアにまだウラ向きで存在するカード1枚分の追加ポイント+1
の合計2ポイントを獲得します。

◆ウラ向きのカードが尽きたら
相手が「メインデータ」を伏せていない場合、全てのカードがオモテ向きになり、めくるカードが無くなることがあります。
この場合、自分は1ポイント獲得し、次の人のターンに移ります。自分のカードが全てめくられた場合も、逆の目線・立場で同様の処理を行います。
(※初版と比べてこの箇所のルールが変更になりました。今後はこちらのルールを適用して遊んでください。)

こうしてターンを重ね、7ポイント先取した人の単独勝利になります。

 お問い合わせ 

➣ karkdikson@gmail.com
開封時に内容物の不足があった場合、住所・氏名・不足物を記載のうえご連絡くださいませ。
(カードには左下に小さく識別番号も振られておりますので、足りない番号も併せてご連絡ください)
その他ご質問等もこちらにご連絡くださいませ。

 クレジット 

企画・製造:
➣ web:archival-storage.com
➣ 代表:カーク・ディクソン
部材:アドプリント / WAVE

ゲーム体験

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