日本ツイクスト協会
ゲーム概要
- カードによって挿す場所を決めるツイクスト
- ツイクストをどうプレイして良いかわからないという人にオススメ
- 手札枚数と特殊なカードが生み出す悩ましいジレンマ
プレイ人数 | 2〜4人 | プレイ時間 | 30〜60分 |
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対象年齢 | 8歳〜 | 価格 | 0円 |
発売時期 | 2021秋 | 予約 | 可 |
ゲームデザイン | イマイズミ タクミ | イラスト・DTP | サク酸カ~ミン |
ゲーム詳細
カードツイクストは簡単に言えば「カードをプレイして挿す場所を決めるツイクスト」であり
ツイクストの本体と合わせてプレイする拡張ゲームとなります
▼公開ルール こちらでルールを公開しています。
▼PnP版公開 こちらで公開しています。 *ゲームマーケット前後で公開停止予定です
■カードツイクストはどんなゲームか
カードツイクストは「ツイクストは盤面が広すぎてどう挿していいかわからない」という言うようなツイクストに慣れていないプレイヤーに慣れて貰うために製作しました。
ですが、作っていくうちに練習ゲームのような性質を飛び越えて、カードツイクストそれ自体も充分楽しめる深みのあるゲームになったと自負しています
■カードによって挿す場所を決めるツイクスト
カードツイクストはカードによって挿す場所を決めるゲームとなっています。カードを使い、使ったカードの指定している場所にペグを挿すことができます。挿す場所を指定する方法として多くのカードが既に盤上にある「自分のペグ」もしくは「相手のペグ」を参照するようになっています。
■橋はずし
カードツイクストの独特の要素として「橋はずし」カードというカードがあります。「橋はずし」はプレイしたら「相手プレイヤーが自分のリンクを外して自分の手番が終了する」というカードで、自分に不利な効果しか無いカードとなります。ですがプレイを回避することが絶対に出来ないルールです。このカードがカードツイクストのキーカードとなっています。
■ツイクストとは違う点
基本ルールと入門ルールではそれぞれ独自のスタートの仕方があります。
入門ルールではまず最初に上記左図のような感じで置きペグをします。
基本ルールでは上記右図のようなスタートカードで手番を決定します。でも、このカードでのルールは本来のツイクストのスタートの仕方をカード化しただけです。
カードツイクストでは手番中に挿したペグにだけリンクを架けられるというルールがあります。逆を言えば以前の手番で挿したペグ同士にリンクを架けることが出来ません。これによって前述の「橋はずし」が重要なカードとなります。
■基本と入門の2つのルール
カードツイクストには基本ルールと入門ルールの2つのルールが存在します。大きな違いは手札枚数の違いです。
入門ルール:手札1枚
基本ルール:手札2枚
それぞれで共通するカードもあるが、それぞれ固有で使用するカードも存在します。カード右下のアイコンでどちらで使うカードか指定しています。
入門ルールについては手札が1枚しかないので、デッキ内のカード構成を意識してどのように盤上を形成していくかが鍵となります。手札を制限することによって、どこが繋がる場所かまず意識して貰うセットとなっています。
基本ルールは手札が2枚あるので選択性があり、どういう順番で手札をプレイして行くかが鍵となります。回避出来ない橋はずしをどのタイミングで使うのか、手札をコントロールして使うテクニカルなプレイが出来るセットとなっています。
どちらのルールにおいても必ず「橋はずしカード」をプレイすることになっています。自分のリンクを繋げつつ、リンクが外されても良いように盤面を整えることと、相手のリンクが外れた時にスキをつけるように準備することが必要になり、先を見通したプレイをすることでツイクストの実力も養えるものとなっています。
■投了
通常のツイクストでは投了で勝負を終えることがほとんどですが、カードツイクストでは最後まで逆転の目があります。「橋はずし」が引かれれば相手のリンクを分断出来て一気に逆転の可能性が出てきます。「橋はずし」が引かれる可能性があるときは投了をせず様子をみることをおすすめします。
■注意
カードツイクストのプレイにはいくつか注意点があります。まず、ツイクスト本体が必要です。さらに、ペグとリンクの少ないバージョンでは本来の意図と違ったものとなるためGP版/3M版/アバロンヒル版を推奨しています。また付属ルール文でフォローしてますがツイクスト本来のルールの把握も必要になります。
■終わり
カードツイクストのゲームの説明としてはこんなところかなぁと思う。具体的によくわからないけど、もっと詳しく知りたいという人はルールを公開しているのでリンクの方から確認していただきたい。