すばる舎 ボドゲ制作チーム

えんまの宮殿

¥2,500

「地獄の沙汰」も心理戦と計算次第…?えんま大王の審判をできるだけ軽い刑で突破せよ!

ゲーム概要

  • プレイヤーはえんま大王と亡者になり、えんま大王は亡者の罪を正しく見極め、その重さに応じた判決を下します
  • 亡者は少しでも苦しい思いをしないよう、罪の告白や隠蔽を行い、嘘がばれればさらに苦しい地獄へ!罪を隠しきれれば軽い地獄へ!
  • 誰よりも徳(徳チップ)を獲得した者が、輪廻転生を脱して、極楽浄土へ!
プレイ人数 2〜5人 プレイ時間30〜45分
対象年齢8歳〜 価格2,500円
発売時期2021秋 予約
ゲームデザインJELLY JELLY GAMES イラスト・DTPいとうみつる

ゲーム詳細

このゲームではえんま(親プレイヤー)と亡者(子プレイヤー)に分かれ、「分配」⇒「申告」⇒「見極め」⇒「判決」⇒「清算」の5つのフェーズを1ラウンドとして、ゲーム終了条件を満たすまでこれを繰り返します。1ラウンドが終了すると、えんまの左隣のプレイヤーが次のえんまとなります。全てのプレイヤーがえんま(親番)を2回ずつ(5人プレイ時は1回ずつ)行ったら、ゲームが終了し、その時点でもっとも多くの「徳ポイント」を獲得しているプレイヤーが勝利します。

ゲームの流れ

1 分配フェーズ(亡者)

亡者(子プレイヤー)はえんまの左隣の亡者から順に、好きなレベルの業(カルマ)カードを上から1枚取ります。これを3周繰り返して、合計3枚の手札を選びます。このとき、手札の内容はほかのプレイヤーに見えないように自分だけ確認して下さい。ただし、裏面は常にほかのプレイヤーにも見えるようにしておきます。

 

2 申告フェーズ(亡者)

えんまの左隣の亡者から順に、自分の手札から1枚、業(カルマ)カードを選び、個人ボードの「申告」エリアに数字やドクロを見せる形で配置します。

 

3 見極めフェーズ(えんま)

えんまは、各亡者が申告したカードの内容やそれ以外の手札の分配を見て、公開されていない2枚も含め、それぞれの亡者が持つドクロの合計数、つまり悪行の合計数を予想します。(注意:予想するのはドクロの合計数であって、数字の合計ではありません!)。このとき、より正確に罪を見破るために、えんまは手持ちのアイテムカードから2枚を選んで使用できます(使ったアイテムカードは個人ボードの「アイテム」エリアに置く)。アイテムカードは以下4種類です。

 

4 判決フェーズ(えんま)

えんまは見極めたドクロの合計数に応じて、宮殿&地獄ボード上にある亡者のプレイヤーコマを、それぞれの亡者の罪の重さに応じている(=ドクロの数が合致する)と思う地獄に配置します。

 

5 清算フェーズ(亡者)+(えんま)

亡者はすべての手札を公開し、えんまの判決が合っていたかどうかを全員で確認します。下記に従って得点計算を行い、結果に応じてポイントプールから徳チップを獲得したり、戻したりします。徳チップの両替は各自自由に行ってかまいません。

 

【えんまの得点】

判決が合っている亡者1人につき3ポイント

 

【亡者の得点】

「申告」エリアの業(カルマ)カードに書かれている数字×1ポイント(注意:ドクロの数ではなく数字です!)

「浄玻璃の鏡」によって公開させられた業(カルマ)カードがあれば、そこに書かれている数字×2ポイント(注意:ドクロの数ではなく数字です!)

自分のコマが正しい地獄にいるとき(=えんまの判決が合っていたとき):-3ポイント

6 次ラウンドの準備

業(カルマ)カードをレベルごとに山札に戻し、よくシャッフルします。えんまの左隣のプレイヤーが次のえんまとなり、個人ボードの「えんま面」を上にしてアイテムカードを受け取ります。

 

 

ゲームの終了

全員が2回ずつえんまを担当したら(5人プレイ時は1回ずつ)、ゲーム終了です。その時点でもっとも徳ポイントの高い人の勝利です。つまり、その人は極楽行きで、輪廻転生からのあがりです。同店の場合は勝利を分かち合ってください。

極楽に行けなかった人は、よりよい人生を送って、いつか極楽に行くことを目指しましょう!