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ゲーム概要
- ファフニルが2個ずつ産む石は、手持ちの石をより多く捨てた人がもらえます。
- 金の価値は一定ですが、宝石の価値は皆が持っている数で変動します。
- あえて捨てることで場の雰囲気を操作し、最後に価値ある宝石を集めましょう。
プレイ人数 | 2〜4人 | プレイ時間 | 20〜20分 |
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対象年齢 | 9歳〜 | 価格 | 2,000円 |
発売時期 | 2019秋 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | Jun Sasaki | イラスト・DTP | Jun Sasaki |
ゲーム詳細
ファフニルと名付けられたそのニワトリは、1日に2個ずつ宝石を産む。もっとたくさん産むこともある。ファフニルを受け継いだ兄弟たちは「よりたくさん手持ちの宝石を捨てた者」がその日、産みたての宝石を手にすることにした。宝石の価値は皆が持っている数で変動する。あえて捨てることで場の雰囲気を操作し、最後に価値ある宝石をたくさん持っていることをめざす、ちょっと頭をつかう手軽な駆け引きゲーム。
▼ 対象年齢9歳以上 / プレイ時間 約20分 / 2~4人用
▼ 木製宝石コマ 80個 / 布袋 1枚 / ついたて 4枚 / ファフニルボード 1枚 / 金チップ 45枚 / 捨て場ボード 1枚 / 遊び方説明書
▼ 価格:2,200円+税(ゲームマーケットでは特別価格2000円)
▼ ゲームデザイン:Jun Sasaki
『ファフニル』は、『海底探険』や『エセ芸術家ニューヨークへ行く』『小早川』『スタータップス』『藪の中』などの作者・佐々木隼の最新作です。
全員の中央に置いてある「ファフニル」の上に、毎ラウンド石が2個置かれます。プレイヤーは自分の持っている石の中から捨てたい石を握り込み、よりたくさん握り込んでいたプレイヤーが、握っていた石を捨て場に捨て、ファフニルの上の石を受け取ります。
ただし、どの色の石でも握り込んでよいわけではありません。ファフニルの上に乗っている色の石は、そのラウンドでは捨てられないので、早く捨てたいのになかなか捨てられなかったり、捨て時の流れのときには全員が一気に捨てようとしたりして、一筋縄にはいきません!
これを繰り返し、捨て場に一色の石が決まった数以上になるとラウンド終了。それぞれの石の価値が決まります。
全員がついたての裏に持っていた宝石を公開し、全員の合計で一番多かった色の石が「3点」、2番めの色が「2点」、それ以外の色はすべてマイナス1点になってしまいます。
いかにマイナスになる石を持たず、プラスになる石を持っているかが重要です。捨て場にたまっていく石の色や、全員が握り込んでいた石の色から、どの色の価値が高くなるのかを予想しましょう…!
相場を読めない?そういう場合は金色の石を集めましょう!この石だけは相場に関係なく、確実に「1点」になります。金を集めるか、それとも2点3点になりそうな石を集めるか、プレイヤーの判断に委ねられています。
非常に早いテンポでサクサクと進んでいくゲームですが、1回1回の握り込みにオークションのような濃密な駆け引きがあります。しかも、自由度が高く、発想しだいで皆をあっと言わせるような手を打ったり、場に出てくる石の運に一喜一憂したりと、何度も遊びたくなる作品になっていると思います。