ケンビル @tg_kb
ゲーム概要
- 各プレイヤーが、実際に本を1冊持参して遊ぶゲームです。
- お題カードの質問に対して、本の中の文章を引用して回答します。
- 小説、レシピ本、カタログ、旅のガイド本・・・意外なあの本が大活躍!
プレイ人数 | 2〜8人 | プレイ時間 | 20〜20分 |
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対象年齢 | 12歳〜 | 価格 | 1,500円 |
発売時期 | 2019秋 | 予約 | 可 |
ゲームデザイン | Matthew Moore | イラスト・DTP | U井 |
ゲーム詳細
あなたには、お気に入りの本はありますか?
学生時代にハマり、今でもたまに思い出したように読みたくなるあの小説。
いつもキッチンで大活躍のあのレシピ本。
面白そうなゲームをなんとか見つけ出そうと、ドッグイヤーをたくさん付けたあのゲムマカタログ。
他にも漫画、旅のガイド本、攻略本、エッセイ、詩集・・・
きっと心に浮かんだ1冊があるはずです。
家の本棚で眠っているそんなお気に入りの本達に、少しだけスポットライトを当ててみませんか。
本日はこんなゲームのご紹介です。
『みんなで本をもちよって ~Bring Your Own Book~』 です!
Matthew Moore氏デザインの『Bring Your Own Book』の日本ローカライズ版です。
児童書を彷彿とさせるパッケージがベリーキュート!
アートワークはTANSAN様、イラストはU井様の職人芸です。
◇◆遊び方◆◇
このゲームは、1人1冊、家から本をもちよって遊ぶゲームです。
家の本棚とにらめっこして、最高の1冊を持参しましょう。
小説だけではなく、それこそ漫画、旅のガイド本、攻略本、エッセイ、詩集・・・
文字がそこそこ書いてありさえすれば、どんな本でも大丈夫です。
箱の中には、両面印刷のお題カードが50枚!
よくシャッフルをして、山にして置いておきましょう。
・・・ん!?ちょっと待った!
両面印刷のカードを山にして置いちゃうと、一番上のカードが見えちゃうのでは???
というわけで、
じゃーん!デッキホルダーを同梱しちゃいました!
山札にパクっと被せると、なんと本みたいに見えちゃうという最高のやつです。
自分の手番が来たら、山札からお題カードを1枚引きましょう。
裏表合計4つのお題が書いてあるので、好きな1つを選んで、大声で発表しましょう。
他のすべてのプレイヤーは、そのお題に対する回答となりそうな文章・フレーズを、
自分の本の中から頑張って探します。
お題に対して「これぞ!」といったバッチリな回答となるものを探してもいいですし、
とても有り得そうにない面白い文章もいいですね。
自由な発想で探してみてください。
誰かが「みーっけ!」と叫んだら、砂時計がひっくり返されます。
あと1分以内になんか文章を見つけなきゃ!急いで!
砂時計の砂が落ちきったら発表タイム!
各自、自分の本から見つけたフレーズを発表します。
手番プレイヤーは、最も気に入ったフレーズの発表者に、今回引いたお題カードをプレゼント。
手番をどんどん交代していき、規定枚数のお題カードを集めると勝利です。
◇◆ヴァリアントルール:「ベストブック決定戦」◆◇
このゲームのデザイナーであるMatthew Moore氏に、
「通常ルールとは別に、めっちゃおすすめの遊び方があるんだ」と紹介してもらいました。
話を聞いてみると、なるほどこれは確かに良い・・・!
『Bring Your Own Book』のどの海外版にも掲載されていないルールとのことですので、
今回の説明書にヴァリアントルールとして掲載すると共に、
ここで皆様にも紹介させていただければと思います。
名付けて!ベストブック決定戦ルール!
このルールでは、プレイヤーの中から勝者1人が決まるのではなく、
今回のゲームで最も活躍した本1冊が決まります。
出題者はお題カードを、発表者に渡すのではなく、
その発表者が持っている本へと、しおりのように挟むのです。
お題カードが2枚読まれる度に、
すべてのプレイヤーは、持っている本を左隣のプレイヤーに渡します。
3~5人プレイ時には5枚、6~8人プレイ時には4枚のカードが挟まれた本が、
今回のベストブックとなるのです。
めっちゃよくないですか???
小さいお子様と遊ぶならこれで決まりっしょ・・・!
基本的にMatthew氏は、「君たちの好きな遊び方で遊びなよ!」というスタンス。
説明書には、上記のベストブック決定戦ルールの他、
光/闇カードを使用した2人用ルール等、複数のヴァリアントルールを掲載。
ブランクのお題カードも5枚入れていますので、
自由な発想で使って遊んでみてください!
◇◆メッセージ◆◇
プレイ中に本を隣の人に回してみたり、思いも寄らない本が脚光を浴びたりと、
ドラマに溢れた素敵なゲームです。
初めて遊んだ際には、ギリシャ神話に関する本が大活躍でした。
プレイ風景がどう見ても読書会なのも、最高だなと思っています。
ローカライズの話が社内で最初に出たのは、
今年の2月、『エスノス 日本語版』発売の直前だったと記憶しています。
解決すべき問題というか課題というかが1つあり、
「なかなか骨が折れそうだぞこれは・・・!」といった印象のプロジェクトだったのですが、
デザイナーであるMatthew Moore氏が、日本でのこのゲームの人気を知り、
「めっちゃ嬉しいんやけど!めっちゃ頑張るから日本で出して欲しい!」と動いてくださって、
最終的に我々が抱えていた問題の解決にまで協力してくださった、という裏話があります。
私はもうMatthew氏に足を向けて寝られない。本当にありがとうございます・・・
ドラマ溢れるゲームの裏には、これまたドラマがあるものです。
原版のお題には、日本では馴染みのない文化や生活様式に基づくものが複数あったため、
ローカライズにあたり、200題あるすべてのお題について全面的な見直しをおこないました。
スタッフ一同、それこそ本を1冊ずつもちよって、あーでもないこーでもないと言いながら、
楽しく遊べるお題を選んだり作ったりしていく作業。
膨大な時間がかかりましたが、その分自信を持っておすすめできるものができたと感じています。
あとは冒頭にも書きましたが、とにかく TANSAN様 × U井様 による最高のパッケージ・・・!
『がまくんとかえるくん』という、小さい頃に大好きだった児童書のシリーズがあって、
そのイメージでお願いします、と依頼させていただいたのですが、
もう!最高の!最高のやつを作っていただいて!もう!本当にありがとうございます!語彙力!
Matthew氏も「ヤバくね?めっちゃええやん」とお気に入りのご様子。
色んな人達がみんなで想いをもちよって、最高のローカライズができました。
ここに、遊んでいただいた皆様の「楽しかった!」という想いが加われば、
こんなに嬉しいことはありません。
『みんなで本をもちよって ~Bring Your Own Book~』、何卒よろしくお願い致します!
◇◆予約受付中!◆◇
『みんなで本をもちよって ~Bring Your Own Book~』を始め、
『西フランク王国の建築家』、『ダイスホスピタル』、『Irish Gauge』、『シンフォニー』等、
11月20日(水)の朝10時まで、ゲムマ取り置き予約受付中です!
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