ワンドロー @one_draw
ゲーム概要
- 『文絵のために』の新シナリオ追加シナリオ
- バレンタインの甘酸っぱい想いを体験! エンディングは多数に分岐!
- イベント限定商品(一般流通の予定なし)
プレイ人数 | 2人 | プレイ時間 | 15〜分 |
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対象年齢 | 14歳〜 | 価格 | 1,000円 |
発売時期 | 2019春 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | カナイセイジ | イラスト・DTP | 杉浦のぼる |
ゲーム詳細
■ストーリー
「これは、受け取れない」
慎二の口からでたのは、全く意外な台詞だった。
「やっぱり、俺では君の相手はつとまらないよ。他にいい相手を見つけてくれ」
「はあ?」
目の前が真っ赤になる。何を言ってるのよ、この男。
こちらを一瞥すると、慎二はわたしに背を向ける。その背に向かって、私はガドバの、結構値の張る
チョコの箱を投げつけた。
「あんたのだって言ってるでしょ! いいから受け取りなさいよ!」
どうしてこうなってしまうんだろう。
なんでいつもうまくいかないんだろう。
本当は、わたしには慎二しかいないって分かってるのに。
慎二はちょっと悲しそうな目で、廊下に落ちたチョコを拾うと、仕方なさそうに鞄に入れた。
「……あんまり遅く帰るなよ。お互い、受験で大変な時期だし、風邪でも引いたら大変だからな」
去っていく慎二の姿が歪む。あんたがその気ならいいわ。適当な男なんていくらでもいるもの。また
サッカー部からでも見繕って、新しい恋を始めればいい。
振り返って歩きだそうとしたところで、こちらを気まずそうに見ている文絵ちゃんと目が合った。
「……どうしたの」
「あの……、先輩、目の化粧、落ちてます」
「……ああ、ほんと、やになっちゃうわ」
新キャラクターも登場します!
■ゲームの概要
バレンタイン前・大学入試前に、大喧嘩をして別れてしまった近藤先輩と設楽先輩。本来であれ
ば武雄と文絵には関係のない事のようですが、不思議なことに時計から虫の知らせを感じます。
武雄たちは気づいていませんが、武雄が文絵を救ったことで、その周りにさまざまなひずみが起
きてしまっているのです。
このままでは、彼らの受験、ひいては彼らの未来に大きな影が落ちることになるでしょう。果た
して、武雄と文絵は彼らの仲を修復し、幸せなバレンタインを迎えることができるでしょうか。
それぞれの先輩が素直になれるように導きましょう。
●商品仕様
・デザイン:カナイセイジ
・制作指揮:木皿儀隼一
・販売価格:1,000円(イベント限定商品)
●内容物
・新規カード 15枚
・エンディング用カード 12枚
・マニュアル 1部