Nirgends

こんにちは。アナログゲームサークルNirgendsです。
Nirgendsの意味はドイツ語で「どこにもない」 どこかにあって、どこにもないゲームを作りたいサークルです。

新作ゲーム「Draft(仮)」のデザインについてと近況報告
2018/3/14 2:12
ブログ

こんにちは。Megです。
近況報告になりますが、先日、約一ヶ月間に渡る社会福祉士実習が無事終了しました。今回の実習でも様々な出会いと学びに恵まれ、実り多い時間を過ごすことが出来ました。
これからもたくさんの出来事を通じて、皆さんの笑顔をお手伝い出来るような私になりたいです。



さておき、5月5日(土)に東京ビックサイトで開催される『ゲームマーケット2018春』に、アナログゲーム製作チーム『Corolla』も出展させて頂くことが決まりました!
また、今回の出展を記念しまして、新作ゲーム『draft(仮)』を頒布することになりました。



『draft(仮)』は野球のドラフト制度をテーマにしたゲームです。
プレイヤーは球団団長となり、活躍が期待される選手達を獲得します。最終的に、より強い選手をたくさん獲得した球団が勝ちになります。



ただし、交渉時は強い選手でも、入団後に実力が出せなくなってしまう場合があります。逆に、入団時は弱かった選手が頭角を表すこともあるので、選手の選定は慎重に行わなくてはいけません。



選手にはそれぞれオーラ(色)があって、オーラを揃えると麻雀の役のようにプラス点が付くルールなども検討しています。

ゲームルールについては現在、最終調整中です。
案がまとまり次第、RyoHEY代表からも案内があると思いますので、続報をお待ちいただけますと幸いです。

そんな、新作ゲーム『draft(仮)』ですが、私はゲームデザインを担当させて頂いております。



選手は全員で36人。
当初は6種類のイラストを使いまわして36人分の選手を作るという案もありましたが、『好きな選手を選ぶワクワク感』がどうしても欲しかったので、ひとりひとり個別のイラストを作成しました。



イラストのテーマは『動物』。
野球というと主に男性から親しまれているスポーツですが、本作は女性や子供にも遊んでもらいたいという思いから、子どもからお年寄りまで幅広く親しみやすい絵柄を心がけて描きました。
また、長時間遊んでも目が疲れにくいように、配色にもこだわりました。



スケッチブックに描いた下書き。チーム内でアンケートを実施し、特に人気が高かった動物を選びました。



デザインの遍歴。
作成当初(写真左)は、目を惹くような、派手でカラフルな仕上がりになるように作成していました。しかし、色やフォントにまとまりがないとゲームとしての統一感がなく、見にくくなってしまうのではないか?という意見がありボツに。

写真中央と右は配色をまとめたもの。2タイプ用意してアンケートを取った結果、パステル調の配色の方が人気でした。



写真は、手持ちのクラフト紙に印刷をして作った試作品です。

デザインもある程度揃ってきたので、今月中には印刷会社に100セットほど発注をかけたいと考えております。ちなみに、カードの形は正方形か丸型を予定しておりますが、予算の関係で変更になるかもしれません…(変形カードは型から作っていただく必要がある為、通常の2倍くらい制作費がかかってしまうとのこと。)

製作状況につきましては、引き続き、ブログやTwitterにて随時お知らせ致します。ぜひご期待ください。



話は戻りますが、5月5日(土)『ゲームマーケット2018春』では、お天気推理ゲーム『Weather Report』をはじめ、バッティングゲーム『おうこくのお祭り』、ゲーム用チップ『Wood Coin』も頒布致します。



上記の作品はほぼ全て手作りの為、少数在庫となってしまいますが、1人でも多くのお客様にお持ち帰り頂けるよう、毎日少しずつ作成しております。
宜しかったらぜひ、こちらもチェックして頂けますと幸いです。



それでは、また春に皆様とお会いできることを楽しみにしつつ、製作作業に戻ります。
肌寒い日が続いておりますが、皆様も風邪には気をつけて、暖かくお過ごしくださいね。