アナログゲーム倶楽部

ゲムマ 24秋 W22

ハグルが好きすぎて。。作ったゲームです。
2017/5/1 12:54
ブログ

皆さん、ハグルというゲームはご存知でしょうか?

ハグルは、アクワイアやキャントストップで有名な、シド・サクソン氏考案のゲームなのですが
実は『形としては存在いない、ルールとしてだけ存在するゲーム』なんです。

それはどういうことかって言うと、シド・サクソン氏はルールを書籍の中で発表しただけで
実際にパッケージとして売ったりはしていないらしいのです。
(…らしい、というのも、人から聞いた話なので。。)

ハグルってどういうゲーム??


各プレイヤーには、ヒントカードと数種類のチップが渡されます。
ヒントカードにはそれぞれのチップの価値やボーナスの獲得条件等が書かれており、そのヒントカードを集め推理し、手持ちのチップが最高点となるようにチップ交換を行います。
自分の持つヒントカードだけでは、一部のルール(チップの価値)しかわかりません。
それでヒントカードを見せ合ったり、ヒントカード同士や、チップとヒントカードを交換したりして集めなければなりません。
もちろんヒントカードだけを集めてたら、出遅れたり、チップを集める時間がなくなってしまいます。
幾つかのヒントカードがわからなくても、適当なところで切り替えて、目当てのチップを集め始めなければいけません。

交換交渉のやり方は自由。制限時間中であれば、誰とでも、何度でも、どのような条件でも、好きなタイミングで交渉を持ちかけることができます。
時間になったらヒントカードを公開され、各ポーカーチップの価値やボーナスの獲得条件などが発表されます。
手持ちのポーカーチップを得点に換算され、一番得点の高いプレイヤーの勝利です。

ハグルって繰り返し遊べないの?


ハグルはヒントカードの内容を知っていたら、もう遊べないという、謎解きのような要素があります。
そのため繰り返し遊ぶ場合は、ヒントカードを書き直さなければならないのですが
ヒントカードを作るにも、『勝ちパターンを複数設けたり、得点バランスを調整したり…』と、ちゃんと作るには考えることが色々とあり、慣れないと一晩くらいかかってしまいます。
もちろん、ヒントカードを作った本人は、ゲームには参加できません。

また参加人数の調整もしづらく、急に参加者が増えたり、欠席者が複数出たりすると、せっかくルールを作っても遊べなくなってリします。

このように、『遊ぶたびにヒントカードを作り直さないと行けない』、『プレイ人数の変化に柔軟に対応しづらい』という理由で、なかなか遊ぶ機会に巡り会えません。

しかしこれほど、短時間で、自由と充実感があり、どきどきわくわくするゲームは無いと思っています。
そこで「ハグルを気軽に楽しみたい」と思って、『猫の手ファクトリー』を作りました。

ハグルが気軽に楽しもう




猫の手ファクトリーは、ハグルのプレイ感はできるだけそのままに、少人数で、繰り返し、気軽に遊べるためのアレンジを加えています。

・カードの価値を示す生産表システム
・8種類のうわさカードの組み合わせで、100万通り以上のルールが作られる
・最小5人、最大8人まで、プレイ可能
・ゲームマスター不要
・準備時間1~3分
・5分/ラウンド、2ラウンド制

売れきれそうです。確実に手に入れたい方はご予約ください。


おかげさまで順調にご予約いただいており
200個しか制作していないため、ゲームマーケット中に売り切れそうです。
再販するにも、3~6ヶ月くらいかかると思います。
確実に手に入れたい方は、ご予約ください。

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ついでに『タマ!山さ帰れ!!』は如何でしょう?




『タマ!山さ帰れ!!』は、猫の手ファクトリーのコンポーネントを使って遊ぶ、まったく別のゲームです。
猫の手ファクトリーと一緒に、如何でしょうか?

『猫の手ファクトリーには、色々とコンポーネントが入っており、そのコンポーネントをたったひとつのゲームしか使えないのはもったいないなぁ』と何となく思って作ったゲームです。

なんとなく作ったと言っても、テストプレイを何十回と重ね、しっかりとルールを作り込みました。

コンポーネントを流用させることで、たったの500円で販売することができるようになりました。
テストプレイでも好評で、コストパフォーマンスがとても良いゲームです。

1~2手先くらいまでの先読みをする必要があり、追い詰められても逆転の要素もあり
運だけで勝てるようなゲームではありませんが、漁夫の利で勝てたりすることもあり。

子供も、大人も、ゲーマーも、一緒に遊んで楽しめる、そんなゲームです。

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