アナログゲーム倶楽部

ゲムマ 24秋 W22

【D32】30秒間ディベートゲーム『対決!空論バトル』 再販します。
2016/12/6 0:25
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 アナログゲーム倶楽部では、『ゲームの力を使って、ゲーム以外の分野の問題を解決させる』活動もしています。


 何人かの知り合いから

『いつも口が達者な人に言いくるめられて、反論ができないのが悔しい。』

『自分の中にあるもやもやした気持ちを言語で表現することができず、歯がゆい気持ちになる。』

と相談を受け、ゲームの力で解決してみようと思ったことが、このゲームの開発のキッカケです。

 
 彼らの苦手意識を克服する為の方法を考えていたところ、しゃべりの専門家から


1.まず考える。

2.とりあえず喋ってみる。

3.しゃべった内容をフィードバックしてもらう。

4.お手本を見せてもらい論理的に解説してもらう。


と、話術のPDCAを効率よく回すことが大切だとアドバイスもらいました。

 
 喋り下手な人の多くは、1の「まず考える」ということろに時間を使いすぎて2~4をほとんどやらない。考えすぎるから喋れない。

 
なので「まず考えすぎる」という習慣を無くし、報われない努力をやめさせることから始めないといけません。


 そこでお題を出されて答えるまでの時間を極力与えず、考える前に喋らせる。つまり喋りながら考えなければいけないことをルールに加えました。

そしてトークの良い部分や悪い部分をお互い比較しあえるように、対戦型という要素を加えました。

 対戦の後に、良い部分に対し、「どうしてそういう発想ができたのか?」「この表現が分かりやすかった」「こう言われたら負けたと思う」などと丁寧に解説しあうことで、発想力や論理思考力が磨かれます。

 また敢えてできるだけくだらないルールにしました。「くだらないからムキにならない。負けても悔しくならない。」「ムキにならないから、客観的に見える。受け入れることができる。」

実は「くだらない」ということも自分を鍛えるための重要な要素なのです。
そうやって完成させたのが、この『対戦!空論バトル』です。

 



 このゲームは、実際にビジネス向け論理思考セミナーでも採用されるようになり、累計5~600人ほどが体験されています。体験者から『ゲームを使って体験することで、本を読むだけではわからないことに気がつくことができた』 等と評価も上々で、製品化に対する多くのリクエストを頂けたことも、今回販売する大きな理由のひとつです。

 


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 朝日新聞の悩み相談コーナー『悩みのるつぼ』や、オタク王様”オタキング”としても有名な岡田斗司夫氏の著書『頭の回転が速い人の話し方(フォレスト出版)』でも、思考力を鍛える方法として紹介されました。

 
 以上がこのゲーム開発の経緯のようなものですが、続いて肝心のゲームの内容の紹介です。

 
 対戦者の2人はキャラクターカードを引きます。そして双方のキャラクターが競う種目(お題)が与えられます。どっちのキャラクターが強いのか?ということを、30秒ずつプレゼンしあい、上手にアピールできたほうが勝ちとなる、シンプルなルールです。

 
例えばマツコ・デラックスさんととなりのトトロが、グルメレポート勝負をするとします。


 
マツコ「もともとマツコさんは批評家であった。グルメレポートというのは、まさにマツコの本業。トトロなど日本語もしゃべれないのでレポート以前の問題。月曜から夜ふかしで、ちょっと美味しいと言っただけで、日本中の商品棚からその商品がなくなってしまうんですよ。マツコさんのほうが得意に決まっている。」

 
トトロ「いやいや。マツコのようなふくよかな方が美味しいといっても、信頼できますか?美味しいに対する閾値が低いから、よく食べ太ってしまうんですよ。それよりトトロがとても美味しそうな表情で食べていたら、世界中の子供達も同じものを食べたいって思いますよね?グルメレポートに言葉は二の次、言葉が不要な説得力がトトロの表情や映像にはあるのです。マツコはせいぜい日本国内でしか知名度ありませんが、世界のジブリのトトロですよ。影響範囲が何十倍も違いますよ」

 
ということを瞬間的に考え、30秒間ずつプレゼンする。両者のアピールを聞いていた人が審判員。より多くの審判からの支持を得たほうが勝ち。といったゲームです。

 
 なんか難しいように思われるかもしれませんが、このゲームを10回位プレイすれば『脳の速筋的なもの』がかなり鍛えられ簡単にできるようになります。


100回もプレイすれば、あなたは理屈の達人になれるでしょう。

 

製品版 1500円





まずは気軽にD32試遊台まで遊びに来てください。

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