i2ゲームズ @INSTm2
「インストをインスタントに」シンプルなゲームデザインを目指したアナログゲーム製作サークル。2016年から活動をはじめ、2021年サークル名をインスタント・インストからi2ゲームズに変更。代表作「PLANESS」「トドメ騎士団」「I’M NOT GOAT(ヤギじゃないよ!)」「3番目に強いモグラ」「ビストライド」
- PLANESS<プラネス> 惑星・装備チップ一部公開
- 2016/11/20 18:40
【第1惑星「ヒュージュ4連大惑星」】
人類が地球を離れ,最初に生活拠点とした惑星である。
宇宙開発局の先遣隊が見つけたと宇宙政府が発表していた。
かつての地球と同様、自然に恵まれた惑星であり、多くの生物が生息しているらしい。
人類もここでならやり直せると、惑星に到着するまでは誰もがそう思っていた・・・。
しかし、惑星に到着したとき、人類はこの惑星の脅威を知った。
この惑星で育った生物は全て巨大であった。
この高層ビル程ある巨木に覆われた惑星には、見たこともない巨大な生物がひしめいていた。
小さい生物でも、ゾウ程の大きさがあるだろう。この惑星での人類は皆、虫になった気分だと言う。
巨大生物たちは好戦的で、怪獣大戦争さながらの光景が日常のように繰り広げられていた。
「自然に恵まれた惑星」だって?恵まれ過ぎだ。
幸いなのは、巨大生物たちのほとんどは人類に対し興味を示さないことだ。
この惑星の人類は宇宙政府の指示に従い、先遣隊が建築した地下要塞で生活している。
一時拠点を確保した人類だが、生活拠点は地下にしか展開できず、未だに大半の人類は宇宙から避難できずにいる。
人類救済の惑星探索プロジェクト『PLANESS<プラネス>』はここから始まる。
【小惑星型惑星探索機「サーチ」】
宇宙政府開発局が開発した最新型の惑星探索機である。
ただ遠くの惑星を探知するだけでなく、人類が生活できる環境であるかを感知できる。
そして、何より驚愕なのは、惑星探索機自体が小惑星として機能することである。
この惑星探索機には、惑星の重力を吸収し動力に換える[惑星燃料]が搭載されており、
人類が生活できないと判断された惑星から重力を吸収することで、
人類が最低限生活できる環境となるよう拡大・成長するのだ。
100年もあれば、乗用車程の大きさが地球の1/10程になると言われている。
ただし、重力を吸収された惑星は四散し消滅してしまうため、
今後の研究では重力から動力への変換をいかに効率化するかが課題となっている。
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