あらたま農園企画開発部 @aratama_create
おいしいぶどうと楽しいゲームを作る会社です。 本業はぶどう農家ですが、代表社員二人でアナログゲームを制作しています。
- はじめまして!おいしいぶどうと楽しいゲームを作る会社です!!
- 2026/9/1 13:18
はじめまして。「あらたま農園企画開発部」と申します。
これがサークル名ですが、別に今回は農業のゲームを頒布するわけではありません。
実は、我々は広島県の神石高原町に位置する実在のぶどう農園「あらたま農園」を営んでおり、その代表社員(経営者)が趣味の一環としてボードゲームを制作している、といった建付けのサークルになっています。
初参加となる今回、私たちは10/18(日)単日での参加です。
ちなみに、この日程はぶどう農家にとって、収穫期の真っ只中でもあります。
どうにかこうにか時間をやりくりして参加する予定ですので、ぜひブースに立ち寄って頂ければと思っております!
さて、そんな我々「あらたま農園企画開発部」ですが、今回、以下の新規ボードゲーム3種類を頒布予定です!

- Icarian Digits : ダイスをコマとして用いる対局ゲーム(2人用/30-40分/1200円)
- Five for the Money : 同時にカードを出し合う読み合いのカードゲーム(2人用/15-20分/1200円)
- Winning Combination : ダイスの目のランダム性を制御しつつレースする競馬ゲーム(2-6人用/40-80分/2000円)
3種類それぞれについて簡単に紹介しておきます。(後日個別の記事でさらに詳しく紹介予定です!)
Icarian Digits(2人用/30-40分/1200円)
お互いに手持ちのコマとしてダイスを複数個持ち、まっさらな盤面から「ダイスを盤面に置く」「既に盤上に置かれているダイスを移動させる」「盤上のダイスを手持ちに引っ込める」などの手を交互に行っていくゲームです。
最大の特徴はその盤のサイズで、3×3の盤面上でチェスのような対局ゲームを行います。
こう聞くと、それだと狭すぎて交互にコマを取り合うだけのゲームになるのでは、とお思いかもしれませんが、そこで活きてくるのが、ダイスをコマとして用いているところです。
最初に盤にダイスを置く時は1の目で置き、そこから移動させるごとに1つずつ大きな目に変えていくのですが、相手のコマを「とる」動きは、小さい目のコマからより大きい目のコマにしか実行できません。
相手の2のコマと自分の3のコマが並んでいる場合、相手から自分は攻撃可能ですが、自分からはできないということです。この作用により、状況次第で追う側と逃げる側が分かれることになります。
そんなわけで目の小さいコマのほうが制圧力が高いのですが、ゲームに勝つためには目を進ませる必要があります。
このゲームの勝利条件は相手より先に自分の3つのダイスを「あがり」にすること。
ダイスを「あがらせる」ためには、盤上に6の目のダイスを用意したうえで1手使う必要があります。
勝つためには大きな目を目指さなくてはいけないが、大きな目のコマほど盤面では弱くなる。
そんなジレンマをうまく御したプレイヤーが勝者となれるゲームです。
ゲームの基本構造はほぼ上記のとおりでコンポーネントもかなりシンプルなこのゲームですが、その他細かいルールでより深い戦略を取れるようになっていたり、強力すぎる手を封じていたりと工夫も凝らしています。
この先はぜひお買い求めの上確かめてみてください。
Five for the Money(2人用/15-20分/1200円)
5種類の数字が書かれた15枚の山札(+各プレイヤー1枚ずつの「0」カード)をお互いに使い、毎ターン「手札から効果を使用するカード」と「場に出すカード」を選択するカードゲームです。少し変わっているのは、この「ターン」を両プレイヤー同時に行うこと。毎ターン自分の行動を選択し、「せーの」で相手に示します。
ターンごとの勝者を決めるのは場に出たカードの数字の大きさですが、手札から使用されたカードの効果によって数字ごとの強さや場のカード自体が大きく入れ替わります。
相手がこのターンにやろうとしていることを予測し、その動きに対して有効な手を選択することが勝利の鍵となるゲームです。
ちなみに、このターンに効果を使用するカードは手札から公開しますが、場に出すカードは前のターンまでに使用されたカード。なので、どのカードが場に出てきうるかはお互いにとって公開情報です。(それを覆す効果を持つカードも存在します。)
この「待機中」のカードの並びや勝利条件の達成具合といった公開情報を材料に相手の次の手を読んでいく事が大切です。もちろん、自分の公開情報を逆手に取ったブラフを仕掛けていくのも非常に有効な選択でしょう。
トレーディングカードゲームのような仕組みのルールですが、構造は比較的シンプルで、カードの種類はたった6種類。
ルールや効果を覚えるのが苦手でカードゲームを敬遠していた方にもおすすめです。
ミニマルながら深みのある心理戦を楽しめるゲームになったと自負しております。
Winning Combination(2-6人用/40-80分/2000円)
ジョッキー(騎手)であるプレイヤーが進みたいペースを宣言し、ダイスが示す馬の実際のペースとすり合わせていくレースゲームです。馬の体力をうまく分配しながら、誰よりも速くゴールを駆け抜けることを目指します。
馬の残り体力とターンごとの馬が走るペースを表現するために、1プレイヤーあたり3-7個のダイスを毎ターン振ります。
説明が少しまどろっこしい書き方になっているのは、「ダイスを使う競馬ゲーム」と一言で表してしまった場合、実際のゲームよりもずっと運の影響が大きそうに見えてしまうのではないか、という心配があるためです。
もちろんこのゲームもダイスを振る以上、勝つためにはある程度の運が必要です。
しかし、実際に出目として採用するのが3-7個のダイスの出目の中央値であったり、どんなに出目が大きくても先に宣言した数以上には進めなかったり、6を出したダイスは次のターン以降使えなくなったりと、様々な機構で運の絡む度合いを調整しています。
もちろん、運の要素が小さいことそれ自体は別に美点とは限りませんが、自分たちが「これが一番おもしろい」と思えるようなバランスにするべく頭を捻りました。
各プレイヤーが振るダイスには色の違いがあり、その色の構成によって「役」を成立させて出目に効果を適用することができます。そして、構成に多くのダイスが必要な役ほど強力な効果を持ちます。なので、基本的にはその時点でたくさんダイスを持っているプレイヤーほど多く進めます。
手持ちのダイスが減少するのは、上にも書いたように6の目を出したとき。逆にターンのはじめの進行数の宣言時、最も小さい数を宣言することでダイスを獲得することも可能です。
序盤は小さく宣言してダイスを獲得し、来たるべき勝負の時には大きく宣言して出目が応えてくれるのを待つ。
そんなわけで、手持ちのダイスの数は実際の競馬で言う「脚」の残り具合に当たるところでしょうか。
レースの展開次第では、先行して他のプレイヤーとタイミングをずらしたり、ギリギリまでダイスを溜め込んでから一気に追い込みをかけたりもできます。
ダイスの目というものが思い通りになってくれないというのは皆さんよくご存知かと思いますが、そんなじゃじゃ馬をうまく乗りこなせる自信のある方は、ぜひ挑戦してみてください。
今回は以上の3作をご用意しております。どれも自分たちなりにこだわった自信作となっておりますので、当日10/18はぜひお立ち寄りください!
