おもちゃ箱@療育ゲーム制作部

児童通所支援事業を行う「おもちゃ箱Group」に所属するボードゲーム好きの有志が集まり、基本的には「療育にも活かせそうなもの」を目指し、ボードゲームを作る活動を行っています! ◼️ゲムマ2023春:『猫の手を借りろ』 ◼️ゲムマ2024春:『なりきり研究会』 ◼️ゲムマ2024秋:『猫の手を借りろ』新ルールブック

【日O10・おもちゃ箱】療育って?
2024/4/22 16:05
ブログ

 

こんにちは!

おもちゃ箱@療育ゲーム制作部です!

 

今日は、私たちのチーム名「おもちゃ箱@【療育】ゲーム制作部」の【療育】について、お話したいと思います!

 

 

療育とは、発達に凸凹のあるお子さまに対して、特性や課題を理解し、自立や社会参加を目指して支援を行うことをいいます。

 

もともとは身体障害のある子どもへの「治療」と「教育」を合わせた言葉として用いられていましたが、今は凸凹のある子どもたちを支援する意味で使われることが多いです。

 

人は誰しも凸凹があると思いますが、その凸や凹の差が大きい子どもたちにとって、特性に合わせたサポートを受けることは、できることを増やしたり、コミュニケーションの方法を学んだり、自身の生活が豊かになっていくための力を獲得していくことができると言われています。

 

 

ボードゲームはもともとは「楽しむ」ことが目的のものだと思いますが、凸凹のある子どもたちが「順番やルールを守る」「負けても怒らない」「コミュニケーションを取りながら人と遊ぶ」などを体験する良い機会としてボードゲームというツールは有用だと思っています。

 

 

実際に私たちが子どもたちと関わる中で、上記の他にボードゲームを用いてよかったと感じたこととして、

・得点計算ができるようになった

・数の大小を理解できるようになった

・言葉をたくさん覚えた

・見通しを立てられるようになった

・相手の思考を読むということを覚えた

・一方的に攻撃を繰り出すだけの生産性のない戦いごっこをやめた

などなど。

他にも書き切れないほど、ボードゲームを取り入れてよかったと思うことはたくさんありました。

 

 

私たちは福祉の現場で働く、現役の職員です。

そんな私たちが作るゲームの目指すところは、体験する中で、やはり「楽しい」を大事にしながらも、何かもうひとつ大切なことに気づいたり、獲得できるようなものが作れたらと思っています。

 

よろしければ「猫の手を借りろ」「なりきり研究会」に興味を持っていただけると嬉しいです。


 

(なりた)

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