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2人用協力ゲーム「カルタマリナ」 【第1弾】美しいイラスト&コンポーネントの数々をご紹介!
2021/3/25 14:54
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YUTRIOの秋山です!
今回は、4/10発売のゲーム「カルタマリナ」のイラストとコンポーネントをご紹介する記事の第一弾です。

イラストの魅力はもちろん、遊びやすさにこだわったレイアウトの解説なんかもしていこうと思います!

 

「カルタマリナ」内容物一覧

  • 身蓋箱 1個(109×152×45mm)
  • ゲームボード 1枚 (A4四つ折り)
  • キャラクターカード 5枚 (63×89mm)
  • 行動カード 24枚 (63×89mm)
  • 浸水カード 8枚 (63×89mm)
  • 大波カード 4枚 (63×89mm)
  • レベルカード 4枚 (63×89mm)
  • 航路マップカード 2枚 (105×148mm)
  • 損壊・満水チップ 8枚 (40φ)
  • 水キューブ 32個
  • 海賊コマ 2個
  • 船コマ 1個
  • ストーリーブック 1部
  • 遊び方説明書 1部

こうして文字で並べるとたくさん入ってそうですが、実際かなりたくさん入ってます。

 

パッケージイラスト

イラストかっこよすぎますね。船の模型図の写真や、パイレーツオブカリビアンなどの映画のビジュアルを参考に描いてもらいました!

ロゴの文字はTrajan sansというフォントを使いました。これは映画タイタニックのタイトルに使用されているTrajanというフォントのサンセリフ体です。沈没船つながりで選んでみました!ルーツも太古のフォントだとか。ゲームのフレーバーにもぴったりです。

 

ゲームボード

パッケージ同様、イラストは賢吾くんに描いてもらいました。(イラストレーターの詳細はブログの最後で!)
よく見るとキャラクターの私物が置いてあったり、見たことのあるゲームの要素がこっそり入っていたりします。ぜひぜひ探してみてください。

ゲームボードのレイアウトは、要素が多いので配置に工夫をしました。特に気に入っているのは海賊コマの担当色(プレイヤーカラー)がボードの端に表記されているところです。ボードを挟んでプレイヤーが座ると、担当色が割り振られるようになっています。もともとはキャラクターカードの両面で色をわける予定でしたが、キャラクターカードの裏面はサマリーにすることにして、ボードが今のような状態に。結果的にカード枚数を節約することができました。

キャラクターカード

キャラクターカードは全部で5枚!それぞれユニークの効果がついてます。
相性のいい組み合わせなどもあるので、いろんなキャラクターを使って楽しめると思います。

レイアウトは前作TWOROOMSのキャラクターカードを意識しました。というかそのまんまです。
ぜひ両作並べて見比べてほしいですね…!

 

行動カード

行動カードは3種類(カード上部の矢印が直進・取り舵・面舵)あり、各種類それぞれ8枚ずつあります。
さらに8枚のうち、通常のカード5枚、操舵が強いカード1枚、排水が強いカードが2枚という内訳になっています。

このカードのレイアウトにかけた時間は、コンポーネントの中で1番かもしれません。困難を極めた箇所は特に以下の2つでした。

・「船を操舵するアクション」と「排水するアクション」の全く違う二通りの使い方があるという特殊性
→用途がわかるアイコン(舵輪とバケツ)を表記しました。さらに真ん中に/(スラッシュ)をいれて、「いずれかの用途で使える」というニュアンスを含めています。

・カード上部の矢印(船が進む方向)を逆位置から見ると直感的にわかりずらい
→逆位置からも把握できるように反対向きの矢印を入れました。また、色で識別できるようになってます。

そのほかにも、細かいレイアウトやほかのコンポーネントとの配色のバランスなど、メンバーと吟味しまくりました。
最終的にいい形に落ち着いてホッとしてます。

 

浸水カード・大波カード

ゲーム中にプレイヤーに悪影響を及ぼす2種のカードです。
目にしたときに、不快感や危機感を感じてもらえるよう、ほかのカードに使用していない深緑と紫を使用しました。
 

今回はここまで!
内容物紹介の続きと、イラストレーターご紹介はまた次回以降に。