酔いどれ趣造

2021春「BRUJAS DEL SABADO ~サバトのマジョたち~」でデビュー。
2022年春にも新作を計画中。
シンプルながら噛み応えのあるゲームを目指して活動中。

登場する魔女の紹介その④
2020/3/21 21:00
ブログ

「BRUJAS DEL SABADO ~サバトのマジョたち~」には4人の個性的な魔女が登場します。

彼女たちはそれぞれ異なった理由で世の理に背き、魔女として生きています。

人には恐れられ、救いからは見放されるイバラの道を、彼女たちは自ら望んだのか、あるいは止むに止まれず選ぶしかなかったのか、本当のところは彼女たちにしか分かりません。あるいは、彼女たちにすらもう、分からなくなっているのかもしれません。



■ラ・ヴォアザン
●フランス(パリ)出身
●薬調合師。
あらゆる悪党、ご婦人達の良き相談役として裏社会で広く知られている魔女です。
媚薬や毒薬の調合を得意とし、脛に傷持つ者たちからは「三流の調停役」と呼ばれています。
姉が大魔女として知られ、さらに一流の薬師である兄を持ち、彼らに対して積もりに積もったコンプレックスが彼女を兄姉の毒殺に駆り立てますが、相手が相手なので毒殺はいつも成功しません。
欧州各地に顧客を抱え、西に夫との関係に悩めるご婦人あれば薬瓶を持って馬車に乗り、東に恋する乙女あれば毒の材料を持って駆けつける、多忙な日々を送っています。
顧客の中には各国の王室に連なる貴婦人もおり、口止めのために、彼女から要求せずとも多額の謝礼を受け取って裕福な暮らしをしています。

下戸の酒好きな面があって毒酒を調合すると味見せずにはいられず、その翌日は何故か乱雑に切り刻まれた生魚や毒草、薬草が食卓の上に散乱し、真っ青な顔をして片付ける羽目になるのですが酒を止めることが出来ません。

今回の舞台となる村には雨で川が氾濫し、足止めを食ってしまったので仕方なく滞在しています。
サバトへは当然のように自作の毒酒を持参しており、誰彼構わず味見(毒見)をさせています。

「この世のある種の物には毒があって、それは例えば祝福を受けていないという事がそれです。
つまり、ある種の暗闇で生きる魚。それと全く同じなのが何も見ず生きる人々。
王に仕える者達も、レジスタンス達も、真理を知らず、暗闇で生きる魚に過ぎないのです」