しらす一本釣り @shirasu_ippon
ボードゲーム制作サークル『しらす一本釣り』です。
今回、「リアルタイムすごろく」「狐狸ノ空音」という作品で、
2020春に両日で参戦致します!
- ボードゲームの作り方② 「ボードゲーム印刷編」
- 2020/3/12 22:00
どーも。ボードゲーム制作サークル「しらす一本釣り」のしおです。
さてさて第2回ですね。
継続は力なり。頑張っていきましょー!
今回はボードゲームの作り方②として
「ボードゲーム印刷」を記事にまとめようと思います。
自分たちで作るときはここが一番わからなかった…。
「しらす一本釣り」が印刷所の方に巡り合うまでや印刷までのやりとりなどを書いていきます。
【目次】
<1.ゲームマーケット相談会にて>
<2.見積もりなどなどなど>
<3.直談判じゃー!!>
<4.テンプレートと入稿>
<5.まとめ>
【1.ゲームマーケット相談会にて】
2019年某日、我々「しらす一本釣り」は初めてボードゲームを作るにも関わらず、
あまりにもクセの強いコンポーネントのボードゲームを2つも作ろうとしていました。
1つは、カードを折り曲げて使用することが前提のボードゲーム。
もう1つは、パズルの仕組みで組み立てることのできるボードゲーム。
印刷所に相談したいけど…一体どないしたらええんや…。
(このご時世です。「ボードゲーム 印刷所」で調べたら色々な印刷所さんや
まとめてくださっている方の記事がHITします。
メンバー誰もそこに思い至らなかったなんてことはありませんよ?
…えぇ。ありませんとも)
ここでしおに天啓が。
「ゲムマに印刷所の方が出展して説明会を開いてた気がする…」
ということで2019秋にメンバーの3人で出陣。
そこで我々の無理難題を聞いて「できますよ!」と言ってくださったのが
今の印刷所さんだったのでした。
(後で調べて休日に無料相談会を開かれている印刷所が
あったりすることを知りました。印刷所を探されている方は是非!)
【2.見積もりなどなどなど】
ゲムマ相談所にて、見積もりやどういう材質で印刷していくかなどを
出していただいてるのをゲームデザインを詰めたりして待っているとお返事が!
「おぉう…」
詳しくはお伝えできませんが、
やはり無理をお願いしている分それなりのお値段の見積もりが。
すぐにそろばんを弾き、
どのようにすれば手に取ってもらえるような値段にできるかなどの計算を開始。
「うーーーん。あれをこーしてあーして……よし!わからん!直談判じゃー!!」
とまぁそんな物騒なテンションではなかったですが、
どこをどうすればコストを抑えられるか相談に乗ってもらうため、
メールでアポを取って先方を訪ねることになりました。
【3.直談判じゃー!!】
かくして年も暮れ、相談日当日。
メンバー3人で印刷所さんを訪ねて、色々とお話。
・コストのこと
・見積もりの箱やカードのサイズ感を見せてもらう
・提出フォーマットの相談
・印刷費の振込時期
・近所の美味しいお店
などなど色々なご相談に乗って頂きました。
あとは松村が頑張ってくれたおかげで無事期限内での入稿に成功。
なんとかそれなりのお値段で出展させていただけることになりました。
【4.テンプレートと入稿】
最後に上の話にも出ていた入稿などの時期のお話。
ゲームマーケットに間に合うように作ってもらうとなると
当然ですがどの印刷所さんも繁忙期に入ります。
だいたい繁忙期に作ってもらうとなると発送までに
2ヶ月近く見込まなければいけません。
ゲムマ当日の3ヶ月前に入稿できると
みんながハッピーになれるでしょう。
テンプレートに関しても通常のカードフォーマットが使えるなら、
印刷所さんが用意してくださっていたりするのですが、
クセの強いデザインの場合は
フォーマットもオーダーメイドになるので時間がかかります。
それを想定に入れてゲームデザインや
イラスト、レイアウトデザイン作業を進めましょう。
ちなみに、カタログ入稿の時期と印刷所入稿の時期はだいたい同じです。
バタバタするので早め早めに動けるように準備をしておきましょう。
【5.まとめ】
さて、今日はこの辺で。
今回の記事で大切なことは
相談したらだいたいはなんとかしてくれる!
まずは怖がらず相談してみよう!
次回、ボードゲームの作り方③はゲームデザイン編に突入!
「リアルタイムすごろくができるまで」を書く予定です。
ボードゲームの作り方③の前に作品紹介も更新予定なので、
そちらを見てから読んでもらえると嬉しいです!
それでは次回の記事でお会いしましょう〜