セレクトパスゲームズ

セレクトパスゲームズは大阪を拠点とする本業がネットワークエンジニアのボードゲームサークルです。
ゲームマーケット2020大阪に出展側として参加します。

【コ02】『秘すれば花なり』遊び方ルールの紹介説明
2020/2/11 0:31
ブログ

【ゲームマーケット 2020 大阪】初出展のセレクトパスゲームズです。

今回は頒布予定の『秘すれば花なり』の遊び方ルールについて、紹介したいと思います。

まずはざっと全体像を載せます。



パッと見ただけではイメージがつかみにくいかと思います・・・

ざっくり説明すると、このゲームではプレイヤーは手番にカードを1枚選んで5種類の絵柄ごとに列を作って場に重ねていきます。これをプレイヤー全員が12回繰り返したらゲームが終了し、カードの重ね方によって評価点をもらえるので、その評価点が最も高いプレイヤーが勝利します。

もう少し詳細な説明を欲しい方はここから先も読み進めてもらえると嬉しいです(笑)

このゲームでは、伝統芸能の"能楽"をテーマにしています。各プレイヤーは能楽師となって、12ラウンド(一年)を通して稽古を積み重ねて、本番の日に向けて準備します。前述の重ねていくことで稽古するためのカードのことを"謡曲カード"と呼びます。この謡曲カードは5種類の絵柄と1~12までの数値が書いてあります。



能楽では、 "脇能物(わきのうもの)"、"修羅物(しゅらもの)"、"鬘物(かずらもの)"、"雑能物(ざつのうもの)"、"切能物(きりのうもの)"と呼ばれる5つの謡曲の種類があり、絵柄はそれぞれに対応しています。

謡曲カードを重ねていく条件がいくつかあり、表向きで謡曲カードを重ねる場合と、裏向きで謡曲カードを重ねる場合と選択することが出来ます。表向きの場合は、すでに重ねてあるカードの数値よりも大きい数値のカードしか重ねることが出来ませんが、裏向きの場合は謡曲カードが3枚までの列であれば数値に関係なく重ねることが出来ます。

最終的に評価を行う際に、それぞれの列に重ねている枚数の比較を行い、枚数が同数であればより小さい数値の謡曲カードを重ねているプレイヤーが優先となります。

この場合、大きい数値の謡曲カードを重ねる意味がないじゃん!となるかもしれませんが、数値が13~17、18~と合計値が一定条件となると評価点を得ることが出来たり、各プレイヤーの表向きのカードを裏向きにすることが出来たりと効果が発生するので、プレイヤーはよく考えて、自分の場を構築していくことになります。

拙い説明文となりましたが、概要は以上となります。ここまで読んでみて、少しはゲームの内容が掴めたでしょうか・・・?上記の基本ルール以外にも拡張ルールを2点用意しているので、より複雑なルールをご希望の方にも満足してもらえるかと思います。

少しでも興味を持ってもらえた方は「コ02」ブースまで来てもらえると嬉しいです!

ご精読ありがとうございました。