SoLunerG

SoLunerG(ソルナーゲームズ)は「未だ見ぬ“遊び”の極点へ。」をコンセプトにオリジナルのアナログゲームを創作しています。

太陽が昇り月が沈むまで、時間を忘れて夢中になれる斬新で魅力的な作品を目指していきます。

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ゲームマーケット2019秋振り返り&ゲームマーケット大賞受賞作『FOGSITE』今後の展開 / SoLunerG
2019/12/8 20:36
ブログ




ゲームマーケット2019秋、お疲れさまでした。

初日が悪天候だったのにも関わらず、来場者数が29,300人と前回を上回りました。
より多くの方に注目されるイベントになったということで、いち参加者として嬉しく思います。



対応や準備などに追われ遅くなってしまいましたが、当日の振り返りを書き連ねていきますのでよければお付き合い下さい。

最後には今後の「FOGSITE」の展開について書きましたので、こちらもご確認いただければと思います。




【前日】

ゲームマーケット大賞2019受賞作品発表にて「FOGSITE」がゲームマーケット大賞を受賞するという重大ニュースがありました。


「前日発表」は以前から告知されていたようですが、見落としていたので突然の発表に取り乱してしまいました。

当作品がここまで評価していただけることになるとは制作段階では夢にも思っていませんでした。
「FOGSITE」をリリースしたゲームマーケット2019春以降、この作品の感想を見かけ、多くの方に楽しんでいただけているという手ごたえは感じておりましたが、このときも賞とは無縁だと思っていました。
一次、二次と審査を通過し、これだけでも信じられない快挙でしたが、ゲームマーケット大賞までいただき、まるで宝くじの一等に当たったかのような衝撃を受けました。

たくさんの方からお祝いの言葉をいただき、それを励みに当日に向けた準備を進めることができました。




【一日目】

慌ただしいスタートでした。
最後尾札やお品書きなど必要な掲示物を当日に刷るという無謀さにより会場入りが一時間遅れ、慌ててのブース設営になりました。


それにより、ブースの手伝いをしてくれるメンバー2人への説明も十分にできないまま開場を迎えることになりました。

この時はまだ「今までより少し忙しくなる」程度の認識でした。
「列ができてもせいぜい10人ぐらいで、頑張れば何とか3人で捌ける」と高を括っていましたが、すぐにその見通しの甘さを痛感することになります。

 

10時になり早々、競歩で多くの人が押し寄せました。


ブース前は忽ち人だかりができ、慌てて列形成をして横に流すも、その列がどんどん伸びていきます。
近隣のブースに迷惑がかかるため困っていたところ、運営スタッフが2名、助太刀に入って下さいました。
(当日列のできそうなサークルが予め分かっている場合は、コミケなどのように別の場所に移動させるなどの対応をしてもらえると良かったかと思いました。今後に期待です。)

 

この日用意したのは予約分100個と当日分170個。
気づけば列は60人ほどになっていましたが、運営スタッフの方の誘導によって何回も折れ曲がってコンパクトになっていました。
それでも人が足りず、在庫と列人数の把握のためブースと列とを行き来し、一番把握している人間がブースを離れたことで、今回最大のミスが起きてしまいます。

ブースはA5という試遊卓との一体型で、長机1つ分のスペースです。
バックヤードには在庫の段ボールが幾重にも積み上がり、やっと人1人が通れるスペースしかありませんでした。
・FOGSITE 2nd Edition [当日分]&[予約分]
・FOGSITE拡張:邪悪なる侵攻 [当日分]&[予約分]
・PAYASO マッチ箱500円ゲーム3作品 [委託]
と7種類もの販売形態があり、それが仕切って分けられているわけですが、そこに中身が空になり畳む暇もない段ボールが加わることでバックヤードは完全にパンク状態になりました。



その結果、分けていた拡張や不備対応のためのセットが混同するという事態が発生してしまいました。
拡張をご予約下さった方にはお渡しできず、中身の異なるセットをお渡ししてしまった方もおりました。
いくら混雑しているからといって一人ずつ丁寧に対応するべきでしたが、早く列をなくそうと急ぐあまり取り返しのつかない事態を招いてしまいました。
特に、拡張の予約はFOGSITE初版をお持ちの方に限定しており、一番恩返しをしたい方にお届けできなかったことが本当に申し訳なかったです。

拡張については元払いで後日補充してから郵送することでなんとかご容赦いただき、異なるセットについては後日返品対応を行わせていただいております。
最悪の事態を想定していれば「整理券の配布」など対策することもできたと思います。
多くの方にご迷惑をおかけすることになったこと、心からお詫び申し上げます。

 

ブースまでお越し下さった皆様ありがとうございました。

10:00開場で11:00には予約分以外の在庫がなくなり、わずか1時間でこの日は完売御礼となりました。
ゲームマーケット2019春では1時間に50個のペースだったのでゲームマーケット大賞受賞の影響力を思い知りました。


また、完売につきわざわざお越し下さったのにお渡しできなかった皆様、申し訳ありませんでした。
再販について最後に案内がありますのでご参考にして下さい。

 

完売後はメンバー2人にブースをお任せして飲食コーナー奥の特設ブースへ。
「ボードゲームコンテスト」という製品化に向けた同人ボードゲームプレゼン大会に当選したため、登壇することになっていたのです。



8社のボードゲームメーカーさんの前で「FOGSITE」の製品化PRをするチャンスをいただきました。
応募時はまさかFOGSITEがゲムマ大賞をいただけるとは想像もしておらず、「反則」と言われてしまわないか戦々恐々としていたのですが、スタッフや他の登壇者の皆様に暖かく迎え入れていただきました。

プレゼンのトリを務めさせていただくことになりましたが、それまでの流れがなかなか厳しいところもあり不安は募る一方でした。
しかし、PowerPointを頑張ったおかげでぎこちないトークを何とかカバーして魅力をお伝えでき、プレゼン後には複数のメーカー様に札を挙げていただくことができました。

プレゼン資料

PowerPointを使うのも、人前でプレゼンするのも学生の時以来でしたが、見に来てくれた方から「良いプレゼンだった」とのご感想をいただき安心しました。
暖かい言葉をかけて下さった登壇者の皆様、真剣に見て下さった審査員の皆様、スタッフの皆様、応援に来て下さった皆様ありがとうございました。
最も理想に近い形での製品化が期待できそうなので出場して良かったです。

しなまゆの皆さんも応援に駆け付けてくれました。



 

試遊では、直接お客さんのリアクションを見ることができ、イベントならではの体験でこちらも楽しませていただきました。




ただ、ボドコンや挨拶回りで留守にしていることも多く、あまり試遊を回せなかったことが残念でした。

 

1日目終了後には出展者懇親会があり、様々な出展者の方と交流でき、非常に勉強になりました。


これは余談ですが、なんとクトゥルフ神話TRPGのサンディ・ピーターセン氏も参加されており、「FOGSITE拡張:邪悪なる侵攻」のディスプレイのため、たまたまクトゥルフ神話TRPGのルールブックを持ち合わせていたため、サインをいただいてしまいました。
さらに、拡張にも登場するハスターについて熱く語っていただくという特別な体験をしました。



謝罪と御礼の一日でした。

 

帰宅後は、不手際により拡張をお渡しできなかった方へのせめてもの対応として、急遽「拡張のPnP版」の制作に取り掛かりましたが、これが思ったより難航し、気づけば朝に。


ゲームマーケット二日目が始まろうとしていました。




【二日目】

出展は土曜日のみでしたが、委託をお願いできるサークルさんを探していたところ、同じ東海地方のデザイナーである「テールゲームズ」さんと「ぶれけけゲームズ」さんからお声がけいただき、お二人のブースの間[A12.5]で委託販売を行えることになりました。



 

昨日の反省を踏まえて残りの在庫が見えるようにし、1人1点にして混乱対策も行いました。
さらに同じく東海地方の「あさひボードゲーム会」の売り子さんや、委託先のお二人も列整理や会計のヘルプに入って下さったおかげで、万全な状態で挑むことができました。



10時になって昨日同様、一気に人が集まってきましたが、優秀なサポートによって列が捌かれていき、委託分の在庫が少なかったこともあり僅か10分で完売となりました。



完売後はブースを留守にして一日目と同じ特設ブースへ。
この日の1番の目的である「ゲームマーケット大賞授賞式」に向かいました。



控室では他の受賞者の方々と歓談しつつも迫る登壇に緊張感が高まりました。
ただ、前日の登壇があったため、少しはリラックスして挑めたように思います。

司会進行は芸人のいけだてつやさんでした。
TVなどでお見かけして非常に上手くゲーム進行をされる方だと感じておりましたが、この授賞式でもジョークを交えた柔軟なトークで場の雰囲気を和やかにされていました。

 

そして、受賞の瞬間がやってきました。
審査員長の草場純さんから賞状と盾を賜りました。
「FOGSITE」に込めた思いも一部ではありますが、皆さんの前でお話する機会もいただきました。


その後の草場純さんによる「ゲームマーケット大賞」の総評を聞き、選出の難しさ、大賞の重みをひしひしと実感しました。
今回が最後のゲームマーケット大賞となりますが、そのラストを飾れたこと誇りに思います。
また、その中で「FOGSITE」の選出理由にも触れていただき感無量の思いでした。

決して一人では完成しなかった思い入れのある作品が、こうして名誉ある賞をいただけたこと、非常に光栄に思います。
1000を超える作品の中から当作品を見つけ出し評価して下さった審査員の皆様、テストプレイや印刷などで制作に携わって下さった皆様、遊んで下さった皆様に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

 

授賞式で「ゲームマーケット大賞」の証としていただいた賞状と盾はブースに飾らせていただき、多くの方からお祝いの言葉と入手希望のお声をいただきました。


さらに、ゲームマーケット大賞受賞のお祝いとしてお土産やプレゼントも下さった方もいました。
多くの方に応援していただき、ここまでの苦労が報われた思いでした。




【今後の展開】

「FOGSITE 2nd Edition」は完売御礼となったため、再販に向けて増刷の手配を進めています。

ただ、FOGSITEの製品化を考慮し、
・「ゲームマーケット2020大阪」3月8日(日)
・委託通販(委託先未定)
の分がSoLunerG版としては最後となる予定です。

※製品化についてはまだ各社様とご相談を進めている段階であり、製品化もリリース日も決まっているわけではないことを予めご了承下さい。また、世界観やイラスト、ルールなども変更となる可能性があります。

詳しくはTwitterで最新情報などを発信していきますのでチェックしていただければと思います。

「ゲームマーケット2020春」の出展については、新作も間に合いそうになく頒布物が0になる恐れがあるため、見送らせていただきました。
「ゲームマーケット2020秋」には大賞の副賞を使って企業ブースで出展できたらと思っております。

ゲームマーケット大賞2019授賞式の後、賞状や盾の他に大賞シールをいただきました。
FOGSITEをお持ちの方にお会いできたらお渡ししたいです。


また、サインなども喜んでさせていただくのでお声掛け下さい。




ここまでお読みいただきありがとうございました。
今後ともSoLunerGを宜しくお願い致します。

明地 宙