もぐらのしっぽ

ボドゲ好きが集まって出来たサークルです。代表作「レリックファインダー」は遺跡探索を題材にしたローグライクに遊べる3~4人向けカードゲームです。ゲムマ2019秋では新作の「スゴロクジャンケン」を発表予定。いつでもどこでも立ったまま手ぶらで遊べるスゴロクです。

読み合い、駆け引きが面白い!スゴロクジャンケンの遊びどころをご紹介!
2019/11/20 9:54
ブログ

今までのスゴロクジャンケンの紹介記事では行列に並んでみたり子供の寝かしつけに使ってみたりと、シチュエーションばかり取り上げて参りましたが、今回はいよいよこのゲームの遊びドコロとなる部分に触れたいと思います。

…と、その前に!
※今回はスゴロクジャンケンの遊び方を知っている方向けの記事ですので、まだスゴロクジャンケンのルールをご存じない方はコチラの紹介ページを一度見て頂く事をオススメします!

スゴロクジャンケンのジャンルを一言で言うなら「駆け引きスゴロク」です。
このスゴロクは、サイコロの代わりに「スゴジャン」という特有の少数派ジャンケンを使うのですが、これがプレイヤー同士の駆け引きに大きく作用します。

例えばこんな状況の時、あなたならグーチョキパーどれを出しますか?


自分としては、パーで勝つと3進んだうえに2進む特別マスの効果で合計5マスも進めますから、出来る事ならパーで勝ちたいのが心情。ですがそれは相手も分かっているはず…。

そこで考えます

相手からしてみればグーで勝ってもパーで勝っても3マス進めるので、負けるリスクも無くあいこも狙えるパーを出してくる可能性が高いのではないか?

じゃあそれに勝つチョキで堅実に差を縮めるべき?いやいや、そこまで相手が読んでいてグーを出してくるかもしれないからむしろパーで勝負に出るべき?

こんな感じで読み合いがお互いに絶えず行われるエキサイティングなスゴロクゲーム、それがスゴロクジャンケンなのです!

さらに!このゲームは遊ぶ人数によってゲーム性が変わるのも特徴なんです!

例えば3人で遊んだ場合


3人以上の場合、少数派ジャンケンなのでマイノリティを狙う戦略が求められるのに加えて、あいこのパターンが「全員同じ手」以外に「別々の手が同じ数」も含まれます。実はコレが結構重要だったりします。

例えばこの場合、緑のプレイヤーとしては青のプレイヤーに「場所入れ替えマス」に入られたくないのでグーを警戒してパーを出したい所ですが、赤のプレイヤーにとってもパーは1番通したい手ですから、仮にパーを出してかぶってしまった場合青のプレイヤーがひとり勝ちです。それは一番避けたいはずなので、グーかチョキを選択する可能性が高そうです。であれば赤のプレイヤーとしてはパーを出しておけばグーチョキパーのあいこかグーグーパーで勝つ見込みがありそうです。

…まぁ実際はこんな思った通りにはいかないのが難しくもあり面白くもあります。

そして4人、5人、6人で遊ぶ時は以下の違いがあります。
【4人】
・あいこが「グーグーパーパー」のような2種同数パターンになりやすい
・3~6人対戦の中で1番あいこになりやすい
【5人】
・人数が多いくせにあいこのパターンが「全員同じ手」しかない
・3~6人対戦の中で1番あいこになりづらい
【6人】
・この数になると読みが大変でカオスになる
・この人数でガチな読み合いできたら相当なキレモノ間違いない

さて、いかがだったでしょうか。スゴロクジャンケンは真剣な読み合い勝負をやろうと思えばやり込めるゲームだと思います。…が、実のところあまり深く考えずテンポ良くスゴジャンやってワーッと盛り上がる楽しみ方もオススメだったりします。出先のちょっとしたスキマ時間にサクッと盛り上がれるのもスゴロクジャンケンの魅力ですので、是非いろんなシチュエーションで、いろんな人と遊んでみて欲しいです!

下記のリンクからスゴロクジャンケンに関する過去の紹介記事が見れますのでよかったらご覧ください。お取り置き予約も受付中です。

お取り置き予約フォーム※11月21日(木)23時59分まで

[過去の紹介ブログ]
ゲムマでもお役立ち!行列で活躍するスゴロクジャンケンのご紹介
スゴロクジャンケンを実際に行列で試してみたIN表参道
寝かしつけにも大活躍!?スゴロクジャンケンの意外な活用法