Sophia Games

カードゲーム・ボードゲームの制作をしています。

作品:
『History to Heaven』
人類を楽園へと導け! 歴史上の偉人達を使った対戦カードゲーム。

『Don't Be SHY!』
自分自身の考えや想いについて語り合う、コミュニケーションゲーム。

『I LOVE YOU』
自らLIFEを減らして攻撃し合う、ハードな対戦ボードゲーム。

など。

ゲームマーケットお疲れ様でした!
2019/5/27 16:29
ブログ

  

ゲームマーケット参加の感想です。
SophiaGamesは今回2回目の出展でしたが、無事新作も出せましたし、多くの方に試作ブースで遊んで頂いて、ゲームも買って頂けて、とても充実したゲームマーケットでした。
知り合いの方も遊びに来てくれて、色々な方とお話もさせてもらいました。

新作のBOXWALKに関しては、想像以上に反応が良かったです。
試遊に来てくれたほとんどの方が遊んで満足してくれた様に見えました。
「ルールが簡単」「5分で遊べる」「綺麗で可愛いデザイン」「でも駆け引きはガチ」という辺りが良かったようで、試遊の初プレイにも関わらず、みなさん存分に駆け引きを楽しんで下さったと思います。

ちなみに私は駆け引きが苦手なので、実は試遊に来てくれた初プレイの方々に結構負けてました。
BOXWALKは最後に相手の正体を当てる事がとても重要なゲームなのですが、私が、
「いやぁ~悪いですねぇ、私は制作者なんで初プレイの方の動きは見え見えなんです。あなたの正体は【青】ですね!」
「いいえ。【赤】でした!」
「えええ~~~~~~~、うっそぉぉ~~~~!!?? なな、なんでぇ???」
「【青】と思わせる様に動いてました。見事に引っかかってくれましたね」
「そ、そんなバカな・・・」
みたいな試遊プレイが何度もありました。いや~本当、みなさん強かったですね。ちょっとは手加減して欲しいものです(笑)

「相手の裏をかく」「相手の性格を見抜く」「相手の思考パターンを読む」その上で「合理的に自分の陣地を広げる」「臨機応変に作戦を変える」「責めやすいデッキ構築」などが必要になるゲームなので、この5分プレイの中に、色々な要素がぎゅっと詰め込まれていると思います。
もう一回やりたくなるゲームですね!、という意見も多く頂きました。

他に、BOXWALKの面白い所として、人によってプレイスタイルがかなり違う、というのがあると思います。例えば、
パワープレイ型:正体がバレるの前提で強引に押し通そうとする。大体負ける。
2色責め型:自分が青なら、青と赤の2色を広げてかく乱する攻め方。相手が赤だったら正体バレバレなので実はリスキー。勝率は低いかも。
3色責め型:自分が青なら、青と赤と黄の3色を広げてかく乱する攻め方。一番無難と思われるが、状況によっては自分の色が全く伸びない。
絶対正体バレたくない型:自分の色を全く出さず、相手が出すのを期待する、待ちのプレースタイル。
トリッキー型:自分の色の立場を毎回変えて、相手をかく乱するスタイル。これを上手く使いこなせる人は強い。
シルエット重視型:色の数より色のシルエット数を重視して責めるタイプ。
他にも戦略として、
誘導トラップ:シルエットを含まない青色4色ボックスなどのエリアを意図的に作り、相手がそれを潰すかどうかで相手の正体を探るトラップ。
シルエット挟みガード:シルエットで挟まれたエリアは潰せない為、上手く利用して自分の色をガードする。
散乱配置:自分の色を隣接させない様に配置する。隣接していると2~3個潰されるが、1個ならダメージが少ない。
など、シンプルなゲームなのに人によってプレイスタイルが違って来るんですよね。考え始めると奥が深い所もこのゲームの面白い所かな、と思います。

 

 
今回のゲムマは2日共参加させてもらったのですが、BOXWALKは1日目でほぼ完売しました。
なので1日目に家から帰ってから、深夜に新規パッケージを急いで制作して、2日目に挑んだ感じです。
2日目は途中で疲労でぐったりしてしまい、試遊を停止する時間帯があったり、休憩もとりながらなんとか最後まで乗り切った感じです。
ちょっと大変でしたが、本当に多くの方に満足して頂けたみたいで、とても有難く思っています。

お客さんの中には、小学生くらいのお子さんを連れた家族の方の居て、そんな子供さんでもBOXWALKの駆け引きを十分に楽しんでくれました。
今まではそういうファミリー層の方が買ってくれる事はなかったので、今作はそういった新しい層の人にも遊んでもらえたのは嬉しかったです。

また次回も申し込みたいと思っていますので、毎回新作を出せるかの自信はないのですが頑張って活動して行きたいと思います。
今回はありがとうございました。
そして、皆様お疲れ様でした。