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【新作】フェイクディガー の制作ストーリー「将棋編①」
2019/4/9 7:00
ブログ

この章は、どちらかというと番外編的な話が多くなるかもしれない。
直接はあまり関係ないが、書きたかっただけの内容を並べるので、
どうかお許し頂きたいと思う。

『大手町スピン』が事実上の解散をしてから約3年の月日が流れた頃、
私は転職し、再び大手町のプロジェクトに参画する事になった。
『Fakers』の再開を期待していたが、私が復帰してしばらくして、
今度はアーリーがプロジェクトを抜けた。
正確には、トムとも別のプロジェクトだった為、業務上の接点はほとんどなかった。
その後、アーリーは所属していた会社を辞め、独立したという話を風の噂で聞いた。
何となく悔しい気持ちはあったが、その頃の私にはあまり興味のない事だった。

大手町のプロジェクトに戻ってきたはいいが、
絶賛炎上中で、慣れない業務内容や人間関係に疲れ果て、
『Fakers』の事を考える余裕は全くなかった。
それでも時々、何か別の形で『Fakers』を進化、完成させる事は
できないかと妄想する事はあった。
それは「スマホアプリ」としてというよりは、「ゲーム」としてだった。

そんなある日、職場の先輩と飲みに行く事になった。
当時、頻繁に飲みに行く仲で、何回か麻雀を打った事もあった。
私は昔、ゲームセンターにあるネット麻雀にハマっていた時期があったが、
いつからかやらなくなった。
その理由は、ある程度の努力をしたが、思ったより強くなれなかったからである。
この先輩、そんな微妙な雀力の私基準ではあるが、かなり麻雀が強かった。
数打てば、一回くらいは勝てるかもしれないが、総合的には絶対に勝てない相手だった。

話しがだいぶ脱線したが、そんな先輩が将棋を始めたという話題になった。
私が以前、少しだけやっていた「将棋ウォーズ」というアプリを薦めた。
そのアプリには友人対戦ができ、試しに一度対戦してみる事になった。
結果は当然、多少経験のある私の完勝だった。

たった一ヶ月後、その先輩と再戦した。
結果は、まさかの完敗・・・
この敗戦がなければ『FakeDigger』は生まれなかったかもしれない。
とか言ってみたが、ただのこじつけかもしれない。

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