ビストロナガタ

お前はどこのわかめじゃ?ができるまで
2019/3/9 2:40
ブログ

『お前はどこのわかめじゃ?』は、ほぼ手作りです。
移動力カードはマヒトデザインさん https://mhtdesign.net/ による印刷ですが、
取扱説明書とプレイボードはキンコーズのコピー。



タイルとマーカーは、図柄こそキンコーズでのコピーですが、
厚紙に貼り合わせるのと切り抜きは、手作業で行っていました。

まず、キンコーズで色付きの中厚紙を買い、図柄をコピー。
中厚紙と厚紙(板目表紙)を糊づけします。



糊付けが終わった厚紙の糊を乾燥させます。
ただ乾燥させるだけでは、糊の水分で厚紙が反り上がってしまいます。
そこで、押し花を作る要領で乾燥させます。

厚紙を1枚ずつキッチンペーパーで挟みます。
水分を吸収させ、他の厚紙とくっつくのを防ぐ為です。



反りを防ぐための重しを乗せる上に、スポンジボードを乗せます。
いい頃合いのスポンジボードがダイソーで売っていました。
そして、乾燥を早める為に、シリカゲルを使います。



重ね合わせたものをビニール袋に入れ、袋を密閉します。
密閉は、袋を溶かし合わせる道具を使います。
この道具もダイソーにありました。百均、おそるべし。



この上から、本を詰めたダンボール箱を重しにして、3~5日待ちます。
それなりに乾燥し、反りにくくなったら、取り出します。
少し反るくらいの方が、板目表紙くらいの厚さの紙だと、
プレイした時に、手に取りやすい。



そして、裁断機で切り分けていきます。



クラフトパンチで1つずつ打ち抜いていきます。
板目表紙は分厚いので、力を加えやすいメガパンチエイドは必須。
しかし、このメガパンチエイドを使いすぎたのか、
板目表紙+中厚紙は分厚すぎたのか、
途中でメガパンチエイドの土台が割れてしまいました。
本来の使い方以上の回数と厚さで、道具はボロボロ…。



自色マーカーと区別させる為に、
スタートプレイマーカーは角丸にしました。
かどまるPROで、四隅を角丸にします。
これも結構な力が必要です。



こんな感じで『お前はどこのわかめじゃ?』を作りました。
ご参考になりましたでしょうか。