STUDIO U×F

2018秋ゲームマーケット初出展の【STUDIO U×F】(スタジオ ユーエフ)です。兄弟でゲームを作っています。

難しすぎず、直感的に遊べるルールで、オリジナリティーのある作品を目指しています。アートワークにも力を入れています。

ボードゲーマーの方はもちろん、ファミリー層にも楽しんでいただけるゲームになると思います。

ゲームマーケット2019秋、新作「トレンド・ザ・ブランチ」を発売します。

東京ゲームマーケット2018秋
2018/12/1 23:12
ブログ

東京ビッグサイトで開かれた東京ゲームマーケット2018秋から帰ってきました。

初出展でした。

弟が去年1人で見に来ていたので雰囲気は分かっていたかな。

兄の僕は全てが初めてのことでした。東京来るのも1年ぶり。

なんとか乗り切れてよかった。

 

直前で「フラクション・ポーカー」のイラストの誤りが1ヶ所見つかり、

すごくへこんで現地入りしましたが、

印刷をしていただいたBGMさんから「シールで修正したら」という提案をいただき

また元気になりました。

(「フラクション・ポーカー」をお買い上げの方、ありがとうございました。

シールが完成した後、郵送にて対応させていただきます。)

 

24日土曜日は弟がお客さんとしてゲームマーケットを廻り、

ぼくは江戸東京博物館で、江戸のジオラマを見て1日を過ごしました。

 

そして25日、日曜日。

7時半に会場に着くと既に4人幅の長い行列が。熱気があるなあ。

 

大熊山の説明書に載せた「サマリー」に訂正箇所があり、

訂正済みのものと差し替えるという作業があったので、

その作業のため設営の時間を取られて、10時ギリギリになんとかディスプレイが完成。

時間があればもっとよくできたかな。

 

そこから2時間ぐらいは忙しい時間が続く!販売とか不慣れだが頑張る!

1個買ってくれるとうれしい!ちゃんとお礼を言いたいがお客さんも忙しそう!!

そんな中でも少しでも会話できた方もいて、イラストが好きだといってくださったりして、

ドリンクを差し入れてくれた方までいました。みんなやさしいなと思いました。

 

オイコノミアという番組(経済学の番組です)の、ある言葉を思い出しました。

「市場はやさしい」という言葉です。

自由経済の市場というのは、シビアな競争の場であると思われている。

しかし、市場にはいろんな買い手がいる。

誰かに「だめだ」と否定されても、違う人が「いい」と言ってくれる。

それが「やさしい」ということなのだそうです。

また、「市場は個人の自立を促す」とも言っていました。

特定の誰かの、特定の価値観に依存しなくてもいい。

分散して依存できるから、個人が自立できる。

市場は、個人が個人として自由になれる場所でもあるのだなあ。

 

そんなことも思いつつ!!

ゲームマーケットを体で感じました!!

たぶん販売はヘタだったと思いますが!!

 

17時、片づけも周りより後れつつ、なんとか終了しました。

その後ゲーム制作者の方の打ち上げに呼んでもらい、お話を伺いました。

兄弟でやっているのは珍しいねと言われました。

この日は疲れて、翌日11時まで寝ました。

 

月曜日。ジェットスターで高松に帰る日。

空港で列に並んでいました。

前日、イラストがキャッチーな「トレンド」が良く売れたものの、

「大熊山」はあまり売れなかったので、弟が心配していました。

そこへ「大熊山」を購入してくださった方から連絡が入り、

さっそくプレイしてみて気に入った旨を伝えてもらいました。

これはめっちゃうれしかったです。思わずロビーで拍手をして弟に制止されました。

じっとしていられず書店をウロウロしてしまいました。

作ってよかったと思いました。

 

ゲームマーケットが終わって5日が経ち、「トレンド」の感想もたくさん頂きました。

全部うれしいです。受け止めきれないです。

昨日で36歳の誕生日を迎え、全部推進力に変えなくちゃと思いました。

(滋)